(短編集)
お菓子の髑髏
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始めの二編はどちらかと言えばホラーで戸惑ったけれど、三つ目位からミステリらしくなりました。ただ、それ以降もトリックなどを推理するのが楽しいと言うよりキャラクターや物語を追うのが楽しかったので、パズル的な要素を求めている方はご注意を。タイトルにミステリを入れずに初期短編集としても良かったんじゃないかなと思うけれど、ブラッドベリを何作も読んでるとかえって混乱するのかな? 本書の収録作の中では、「トランク・レディ」が一番好きです。少年が物置でトランクに詰められた女性の死体を発見するも、周囲の大人たちにまともに取り合ってもらえず…と言うお話。 信じてくれる人を探して奔走する男の子が可愛かったです。 | ||||
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序文付十五編入り初期ミステリ短編集。一編一編詳述するスペースはありませんが、ブラッドベリが若い頃どういうものを書いていたかが覗われ興味深い。中心はミステリでその中にSFやファンタジーやホラーの要素を取り込んで工夫しているものが多いように思い且つ面白かったです。無理にミステリの枠に押し込んで終わらせているいるものは少し無理して書いたような感じでつまらなくはないですが、他の人でも書けるように思え、いまいちといえばいまいちの感が無きにしろ非ず。あと、何を書くかより如何に表現するかを考えながら書いたと思わせるものもあり、試行錯誤していたのが判り、努力して色々工夫していたのだなと思いました。 ただ、何れも面白いと書きましたがまだ習作の段階で後に開花する異才ぶりはまだそれ程でもなくまだまだこんなもんじゃない、ブラッドベリはもっと凄い才能が潜在していたというのは皆さん周知の通り。なので古びず今読んでも面白いけれど☆は三つにしときました。 蛇足ですがこの人と同じ時期に活躍していたペーパーバック・ライター、例えばリー・ブラケットやアヴラム・デヴィッドスンのジャンルフィクション(ミステリ、SF、ファンタジー、ホラー、西部劇)にはまだ埋もれている傑作、佳作があると思うので発掘・紹介してもらいたいですね。 最近亡くなったそうでご冥福を心よりお祈り致します。今まで楽しませてくれてありがとうございました。 | ||||
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1985年に徳間文庫から出た「悪夢のカーニバル」の再編集版で、ブラッドベリ!と聞いて飛び付いて(笑)例えば何編か削られて、また新たな何編かの作品の収録を期待したりしたのですが、家にある「悪夢のカーニバル」と比較して見てみると、全く同じ収録作品でした。なので、僕のように徳間文庫の「悪夢のカーニバル」を所有している人には、全く買う意味がありません(笑)ただ、「悪夢のカーニバル」は既に絶版になっているので、もしブラッドベリファンの方で、「悪夢のカーニバル」を所有していない人であれば、買われる価値は十分あると思います。 | ||||
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