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楽園
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楽園の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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ミステリーとしてそれなりに途中までは楽しく読めるのですが、みなさんも書いておられるようになんだか釈然としないまま終わってしまいます。最初から超能力云々を持ち出している次点で「大丈夫か?この作品・・・」と思ってはいたんですけどね。 しかし今回この作品で一番気になったのはこの作家さんは本当に夫婦関係とか男女関係を描くのが下手だなということでした。 前畑・昭二夫妻しかり、被害者の妹(セイちゃんでしたか?)と離婚した夫しかり。会話がどれも何の現実感も生活感もなくひたすら「さむ〜い」という感想を持つばかりでした。そのせいで作品全体が薄っぺらな印象になり、超能力云々というところに最後まで現実感を持たせられなかったのではないかな、とさえ思いました。 ストーリー上、何のプラスにもならない昭二という存在を出すくらいなら前畑は独身という設定にしておいたほうがいいと思いました。 | ||||
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読後感は、作者と出版社に騙された!というものでした。作品の出来は、模倣犯と比べ物にならないほどひどく、とても同じ作家が書いたものと思えません。しかも、出版社が喧伝するのとは裏腹に、前畑滋子という登場人物が出てくるだけで、模倣犯とは何の関連性もありません。読者を馬鹿にするのもいい加減にして欲しい、と感じました。50万部を突破したらしいですが、出版社のマーケティング力の勝利でしょう。 | ||||
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読後感は、作者と出版社に騙された!というものでした。作品の出来は、模倣犯と比べ物にならないほどひどく、とても同じ作家が書いたものと思えません。しかも、出版社が喧伝するのとは裏腹に、前畑滋子という登場人物が出てくるだけで、模倣犯とは何の関連性もありません。読者を馬鹿にするのもいい加減にして欲しい、と感じました。50万部を突破したらしいですが、出版社のマーケティング力の勝利でしょう。 | ||||
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一度も出てこない人物を生き生きと表現できていたり、 じわじわと魅力が立ち上がる登場人物の性格描写の上手さは相変わらず。 少年の描き方の上手さも相変わらず。 しかし、そういう従来の要素が戻った!みたいな安心感だけで 作品自体は面白いとはとてもいえない。 それに超能力という昔の持ち駒を足して作品を作られても、 書きたくて書いたんじゃなくて、従来のものを出して書いてほしい という要望があって書いたと言う感じがするだけでつらい。 前作の「孤宿の人」がよかっただけに落差が大きい。 模倣犯がトラウマになっているのはむしろ作者じゃないのかと思う。 宮部はもう時代についていけない。テクノロジーではなく、 彼女の作品世界の透明性が今の時代とそぐわなくなっている。 こういう風に簡単に「悪」は「悪」みたいな描き方は単純すぎて泣ける。 どういう風に締めるのかと思っていたら、模倣犯と同じでなんとなく 納得がいかない終わり方。伏線かと期待したものも生きていない。 人物の性格描写で救われているが、プロット自体は何もかも中途半端。 やはり、もう時代物で勝負してほしい。 時代物の中なら子供の性格描写の力量も生きる。 | ||||
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一度も出てこない人物を生き生きと表現できていたり、 じわじわと魅力が立ち上がる登場人物の性格描写の上手さは相変わらず。 少年の描き方の上手さも相変わらず。 しかし、そういう従来の要素が戻った!みたいな安心感だけで 作品自体は面白いとはとてもいえない。 それに超能力という昔の持ち駒を足して作品を作られても、 書きたくて書いたんじゃなくて、従来のものを出して書いてほしい という要望があって書いたと言う感じがするだけでつらい。 前作の「孤宿の人」がよかっただけに落差が大きい。 模倣犯がトラウマになっているのはむしろ作者じゃないのかと思う。 宮部はもう時代についていけない。テクノロジーではなく、 彼女の作品世界の透明性が今の時代とそぐわなくなっている。 こういう風に簡単に「悪」は「悪」みたいな描き方は単純すぎて泣ける。 どういう風に締めるのかと思っていたら、模倣犯と同じでなんとなく 納得がいかない終わり方。伏線かと期待したものも生きていない。 人物の性格描写で救われているが、プロット自体は何もかも中途半端。 やはり、もう時代物で勝負してほしい。 時代物の中なら子供の性格描写の力量も生きる。 | ||||
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どうなんでしょう? 宮部さんの最新作、帯の謳い文句に「期待大」で読んだのですが、こちらの期待が大きすぎました。 宮部さんの作品って、もっともっと意外性、クライマックス、どんでん返しがあるはずなのに・・・ 私好みの作品では無かったという事もあると思います。 この作品を読み終えて、もう詳細を忘れてしまった「模倣犯」の存在が大きくなりました。 「模倣犯」をもう一度読もうかなって感じです。 | ||||
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まず、「模倣犯」とは語り口からして全く別物と思った方が良いです。 「名も無き毒」もそうですが、なんとも軽快な語り口というか文体というか・・・「火車」や「理由」のような重厚さをまた期待して購入したのですが・・・残念。 物語も今ひとつパッとしませんでした。正直、上巻の中程で一度投げ出したくらいです。 もう一度「火車」「理由」の重厚な社会サスペンスや「孤宿の人」のような圧倒的な世界を見せて欲しいものです・・・。 | ||||
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