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樹液少女
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樹液少女の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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吹雪によるクローズドサークル、ビスクドールのまがまがしさ、そして暗号と、素材的には魅力があるのだが、全体としては微妙。 ホラーが苦手だが、ビスクドールが使われているので、もう少しホラー的な要素があってもいい気がする。暗号も深くないし、舞台となる架神邸に集まる面々の胡散臭さがイマイチなので、クローズドサークル独特の恐怖感もない。 謎解きそのものは、スパッと割り切れていいのだが、読後感がモソっとした感じだ。 | ||||
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ひとりの青年が、吹雪の山で遭難しそうになる導入部は、とても魅力的です。 期待して読み進んだのですが、登場人物がみな記号にすぎない、とわかってくるにつれ、しらけてきました。 中盤はけっこう、かったるかったです。 事件が起きて、続いて、やがてクライマックスとなる。 で、物語が終わったあとで、探偵が静かに推理を語る。 という構成になっています。 ミステリとして、暗号を含め、いくつかの仕掛け・トリックが合わさっています。 たぶん、著者としては、「合わせ技 一本」を狙ったのでしょう。 しかし、ごちゃごちゃとした印象が強く、「合わせ技 有効」くらいにしか感じられませんでした。 探偵の推理も、物語が終わった後なので、説明をくっつけた、という印象です。 物語のなかで推理を語る、というのは、むつかしいのでしょうか。 私の評価は星三つです。 本格推理小説の好きな若い方なら、もう少しよい評価を与えるかもしれません。 逆に、パズル小説は苦手、という人にとっては、あえて手を出す必要のない作品かと思います。 | ||||
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