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イデアの影
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イデアの影の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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文体の特性として、無知な人間が描かれることが多い作家。 今回は若くして名家に嫁いだ女性が主人公。 メランコリックな世界が描かれる。 強く共感する女性は少なくないだろう。 | ||||
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人が多く死ぬ物語だ。森博嗣執筆史上最大ではないか。数えたことはないが。最初は、彼女の周りの人物が死ぬのだと思っていたが、読み進めていくと、それは彼女の影が感じているだけで、実は全て彼女が殺しているのだろうと思い始め、恐ろしく感じた。 影の物語なのだが、タカヤナギ先生からもらった饅頭だけが、唯一、影が実像っぽく振る舞ったところだろうか。 全編、谷崎風なのだが、Wシリーズの非有機性と言うか、ロボット稼働性みたいなものと重なる部分を感じ、森さんは、こう言うのは書けるな、と妙に納得する物語である。 解説を読まない方が、森さんの世界観を失わないと思う(読んで後悔した)。 | ||||
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