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バーにかかってきた電話
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バーにかかってきた電話の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.09pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全32件 1~20 1/2ページ
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文章や会話に少しクセはありますが、軽快に読み進められます。 ただ、友達と会話している時はどっちが喋ってるのか分からなくなる部分もいくつかあったのは気になりました。 コンドウキョウコの正体と目的には驚きました。 | ||||
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たまにはこういうハードボイルドの小説を読むとやっぱり本って良いなーと思います。 今年の夏に北海道旅行に行きましたが札幌の街が特別な街に思えるのもこういった小説のおかげかと思います。 札幌っていい街ですね。 | ||||
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前作よりもわかりやすくて読みやすかった | ||||
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読み始めはなかなか世界に入っていけなく苦労するが、中盤からの展開はスピーディーで楽しい。 この探偵もの特有の展開です。 | ||||
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面白い。一気に読ませる。軽妙なタッチと溢れんばかりのユーモアは絶妙。映画の原作。大泉洋と松田龍平の映画もいかったけど、原作の沙織の手紙の方が泣かせるね。 | ||||
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映画「探偵はBARにいる」一作目の原作本で、ススキノ探偵シリーズの書籍としては二作目だ。1993年発刊で1980年代初頭の話ということだが、古さは全く感じない。 すでに読んだ「探偵はひとりぼっち」と同様に、くどい修飾語や突飛な比喩などが特徴の文体だ。例えば、「・・と言いながら見せて、頭を下げた。柔道の師範に礼をするジェームズ・ボンドのようなぎこちないお辞儀になった。」など。 朝からウィスキーを飲むこともハードボイルドものの特徴だろうか。スーパー・ニッカのストレートが好みのようだが、これには時代を感じる。ピンクジン、ハワイアン・ライン、ラスティ・ネイル・カスタムなどという聞いたこともないカクテルや酒の名前がいろいろ出てくる。 「探偵はひとりぼっち (ハヤカワ文庫 JA (681))」で出てくる恋人の春子らしい女性が後ろの方で出てくる。飲み屋街の裏道でチンピラに絡まれているところを俺に助けられる。中学校の国語の教師ということなので間違いないだろう。春子とは結婚し子供もできるが、その後離婚するらしい。 | ||||
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シリーズものはやはり1作目「探偵はバーにいる」から読むことをおすすめする。 登場人物の相関関係や主人公「俺」の人となりを理解する上でも、 自分が登場人物と時間、空間を共有するにもそのほうがすんなりのめり込める。 1作目に比べて読みやすく感じたのは”文体”に慣れたからかもしれない。 時々どっちのセリフかわからなくなることがある。 セリフに個性がないとも言えるがこれは慣れるしかないのか。 とっくに死んでいてもいい状況でも決して死なないのは主人公の主人公たる所以か。 多めに見て読み進めるうちに快感へとかわるのだ。 映画を先にみてしまたので予想ほど楽しめなかった、その分1作目のほうが楽しめた。 次回作へと進むのだった。 | ||||
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本書は、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場1位となり、興行的にも大ヒットした映画『探偵はBARにいる』〈2011・9・10公開、監督:橋本一、主演:大泉洋〉の原作であり、<ススキノ>探偵のシリーズ第二弾である。 公開時は特に気にもとめなかったが、公開1週目で興行収入1位を獲得し、その時すでに続編となる映画化第2弾が決定して作品評価もよかったので気になり、後日DVDで拝見し、見ていて確かに面白かった。 本作から昭和テイストの懐かしさを感じ、主人公が街の仲間から愛されている探偵で普段はだらしなく女と酒の自堕落な生活を送り、ズボラでいい加減だったりするのだがここ一番決める時はバッチリ決める様子に『探偵物語』や『私立探偵 濱マイク』と同じ匂いを感じ、また、『俺たちは天使だ!』的な展開(要所要所にアクションとコメディが合わさった展開)にも面白く、ラストにシンミリする件は『傷だらけの天使』を思わせ、個人的には嵌った作品だった。 コンドウキョウコと名乗る女性からの電話の依頼を受けた事から幾度となく〈俺〉に危機が迫る。しかも依頼人と同姓同名の女性が実はある事件で殺されていた事を知る…。 本作は映画化された原作という事もあり、登場人物も映画の出演者に当てはめながらスムーズに読めた。 いかなる時でも冷静沈着な頼りになるストイックな相棒の高田(松田龍平が好演)、探偵とは何かと依頼関係でつながる敬語を使う桐原組組員・相田(松重豊が静演)、今回の依頼のキーワードとなる危険人物・刈田(高嶋政伸が恐演)、調査先の怪しげな右翼の則天道場副長・佐山(波岡一喜が怪演)、今回の依頼に関係する亡くなった会社社長・霧島敏夫(演:西田敏行)の若き未亡人・沙織(演:小雪)…などなど。 また、本作自体が20年前の作品という事もあり、現在のように携帯電話やインターネットが普及していなかった頃の物語なのでその点においても昭和テイストの名残があるのかもしれないが(映画では主人公は携帯電話を持ち歩かない性格)、また、BAR、黒電話、お酒といったアイテムやピンチに陥ってもどこか基本的には余裕を感じさせたり、相手との軽妙なやりとりや駆け引きの面白さがあり、これぞ昭和探偵ドラマの王道ともいうモノを感じさせる(作者も執筆の根底には多大に意識しているのではないだろうか)。 あと、物語の全体の流れや結末に関しては、映画と同じなので未見の方はご注意を! 最後に劇中では相棒・高田の愛車はボロボロのビュートだったが、原作ではカローラ1300なんですね(ボロボロという点では共通してるけど…) ( ̄∇ ̄) | ||||
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先に映画を見てしばらくしてから原作を読みましたが、全編に渡って東ワールド | ||||
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最期までハラハラどきどきで、ちょっと悲しくなるところもあったけれど、読み終えてスッキリしました | ||||
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謎の女の依頼を受けある男に会いに行った直後命を狙われると 導入部は中々スピィーディーなのだが、それからは人に電話を掛け反応を見るという行動を二回やったり、 足を使った地道な調査が始まりとややだれる そしてラストもいまいち どんな結末にしろリアルタイムで現場に主人公を駆けつけさせるべきだったのでは まあまあ楽しめたが不満も多い一冊 | ||||
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現代的であり、古風でもある。でもそこにあるのは、生きている人間像そのもの。どこか置き忘れてしまった大人への羨望が、旨く描かれている。 しかし頭の中に描かれる「俺」の容姿は、洋ちゃん以外になりようがないのは何故? | ||||
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前作、「探偵はバーにいる」が好感触だったことと、本作が映画化された「探偵はBARにいる」の原作だということから、本作を是非読んでみたいと思い、このほど購入できたので読んでみました。 素晴らしいです。前作では硬さというか、無駄な力みのようなものが多少感じられたように思いましたが、本作では見事な進化といいますか、素晴らしく良質なハードボイルド作品に仕上がっているように感じました。 終盤でようやく解ける謎、その後一気にエンディングへと向かっていくのですが、謎解きをされるまで分からず、すっかり騙されてしまいました。 前作を読んだときにも原寮作品と似た感じがあるなと密かに思っていたのですが、本作の解説にも原寮作品への言及があり、やっぱりそう感じる人は多いのかなと思いました。まだ未読の本シリーズが何作もありますので暫く楽しめそうですし、良い作家を見つけることができて嬉しいです。 | ||||
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<ススキノ探偵>シリーズの第2作である本作品は、1993年発表。 2011年公開の映画「探偵はBARにいる」の原作でもあります(映画は未見)。 ススキノの便利屋である<俺>がいつものように【ケラー・オオハタ】で飲んでいると、コンドウキョウコと名乗る見知らぬ人物から電話があった。 依頼内容は、指定した会社を訪ね、ある人物のことを聞いてほしいというもの。 請け負った<俺>は、その会社を訪ねたあと、命を狙われるはめに…。 巻頭の登場人物覧には、【コンドウキョウコ……俺の依頼人】という表記とともに、【近藤京子……スナック経営者】とあり、電話の人物が本当の近藤京子でないことが示唆されていますが、物語の早い段階で、本物の近藤京子は、放火事件で死亡していたことが判明します。 本作品は、この「コンドウキョウコ」の正体は? という謎が物語を貫き、前作よりも「謎解きの要素」を感じさせる作品になっています。 この謎の真相は、本格ミステリのようなどんでん返し的なものではありませんが、ストーリーとよく馴染んでおり、完成度は高いと思われます。 本シリーズの特徴である、ハードボイルドなのに、ちょっとコミカルな味付けという作風も本作品でますます顕著になってきているようです。 謎の人物からの不可解な依頼を受けてしまうのも、「美人そうな相手だから」という不穏な動機で、なかなか面白い。 夜はバーに入り浸る<俺>が、朝食を摂る行きつけの喫茶店で、必ずウイスキーのストレートを頼むというのも、本作品で明確に。 今回は、夜バーで飲んでいる途中、明日を気にして早めに切り上げる、という場面もありますが、「快調に飲みまくって、事件に立ち向かっていきます」。 ススキノの町を駆け回る<俺>に、またもや酔いしれることができた本作品。 今回はある地域に<俺>が出張しますが、作品の設定である1980年代初頭には、まだ北海道の「観光名所」ではなかったとのことで、興味深かったです。 | ||||
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色々と穴はあると思うんですが (××が〇〇であることに気づかないってありえないと思うんです) とにかく騙されたと思って読んでください 最後は涙が止まりませんでした 歳のせいですかね | ||||
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映画化になったということで読んでみました。なかなか面白いし、このハードボイルド感覚。今のフンニャリの時代からは懐かしい感じです。 ただ、会話の部分が・・・。同じような口調の二人の話を、延々と連ねているので、途中でどっちのセリフかわからんようになる。読み返してみるが、長いのでやっぱりわからなくなる。まあいいや、ということで先に進む。 まあ細かいことを気にせず読んでいけば楽しめるでしょう。レビューでは大泉洋の顔が浮かぶという意見が多いですが、私は何故か作者の東氏の顔が探偵と重なって仕方ありませんでした。 | ||||
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最初は大泉洋の顔が読んでいると浮かんできますが、時期に慣れて自然になります。 酒を飲んでいる描写が多く、ついついこっちも飲んでしまいます。 花嫁に拳銃、映画化にはピッタリの作品だと思います。 この手の探偵物主人公にしては、裏社会にどっぷりという訳でもなく以外に正義感もあり なかなかいいやつです。確かに大泉が適任ですね | ||||
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大泉洋主演の映画『探偵はBARにいる』の原作 軽いノリの作品なのかなと思って読み始めましたが、けっこうシリアスで 暴力シーンなども思ってたより多かったですね ラストはよかったですが、そこに至るまでははっきり言ってつまらなかった です ただ近所が舞台なので、地名が出るたびに「ああ、あの辺だな」とすぐに イメージできたのは面白かったです | ||||
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ポリシーがあるわけでも、強いわけでもないのに、それでも意地を張ってみたりする主人公について、大泉洋の顔が思い浮かぶようなハマり役だと思いました。 でも、映画化するほどの作品かなぁと疑問。 北海道出身の大泉洋がいたからこそ映画化されたんだなと感じます。 | ||||
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人が死んだり、暴力的な荒っぽいシーンがあるものの、大きな風呂敷を広げたような物語ではありません。長さ自体も文庫本で訳400頁でと手ごろなボリュームと言えましょう。一見今風なライトノベルっぽさがありますが、読んでみると他とは違う厚みを感じます。特に本作はプロットが練られていて物語単体としても優れていると思います。 この物語に加わっている厚みは、主人公と彼らの知り合いとのやり取り、やせ我慢的な軽口、偏っていることは否めない意地(のようなもの)が与えているものなのでしょう。彼が発散する自意識は人によっては不愉快に思う類のものかもしれません。しかし私自身はその部分に反応しました。本作での主人公の年齢20代後半で定職につかず呑んだくれている彼を一部で羨ましく感じてしまうのは、彼の心の中の背景が見え隠れするからだと思います。主人公は作者の双生児というレビューもありましたが、自分を投影している分背景が描きやすいのかもしれません。 本作はシリーズ2作目ではありますが、2作目にして既に主人公の中に微妙な変化が出ている点も表に見えない繊細さを感じました。1作目の出来事を通じて人生観がわずかに変わってしまったことをさり気無く吐露させている点など、シリーズを通じて変わっていく主人公の心境をトレースしていくのも本作の読み方だと思います。 | ||||
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