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フェイスオフ 対決



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【この小説が収録されている参考書籍】
フェイスオフ 対決 (集英社文庫)

フェイスオフ 対決の評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(1pt)

夢の対決ですが、重大な欠点があります。

(ネタバレを避けるため、内容には踏み込みません)

 本書は、英米のミステリ・スリラー作家が2人1組で短編を共作し、それも、お馴染みのキャラクターが競演するという、文字通り"夢の対決"を収録した短編集です。
 選ばれたのは著名な作家ばかりなので、ミステリファンならその名を知らない人はいないと思います。

 ですが、本書には大きな欠点があります。
 まず、最初の「レッド・アイ」の1行目に
   >ハリー・ボッシュはできるかぎりトンネルを通らないことを心がけている。
 と、書かれています。
 でも、ハリー・ボッシュがトンネルを嫌う理由は、シリーズ1作目の『The Black Echo』(翻訳は『ナイトホークス』)を読んでいない人にはわからないでしょう。

 他の作品でも、各シリーズのファンが読むなら容易にわかるのに、一般の読者には意味不明のネタがいろいろ扱われています。
 そのため、読み手によってはまったく面白くないと感じると思います。

 また、ひどいことに、未訳長編の犯人名をはっきり書いている作家もいます。
 このようなネタバレは、どうにかして欲しかったです。
 おかげで、読めなくなった洋書が何冊も私の本棚に積んであります。捨てるしかないでしょうね。
 がっかりしました。
フェイスオフ 対決 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:フェイスオフ 対決 (集英社文庫)より
4087607119

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