九十九十九

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九十九十九の評価:

3.97/5点 レビュー 34件。 D ランク

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平均点3.97pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全47件 1〜20 1/3ページ
No.47
(3pt)

実にややこしいメタフィクション

九十九十九(つくもじゅうく)と言えば、知る人ぞ知る清涼院流水『コズミック』から始まるJDCシリーズの、異能の探偵だ。あまりに美しすぎるゆえに、その瞳をみたものは皆、失神してしまうというキャラクター設定である。

本作品は、JDCシリーズのトリビュートでありながら、JDCシリーズの九十九十九とは別人。とは言え、本家本元の清涼院流水が、本作品のあちらこちらでちょっかいを出しているという、実にややこしいメタフィクションとなっている。

本作品そのものは、著者の『ディスコ探偵水曜日』の系譜に連なる位置づけだろう。
九十九十九 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社ノベルス)より
406182306X
No.46
(3pt)

実にややこしいメタフィクション

九十九十九(つくもじゅうく)と言えば、知る人ぞ知る清涼院流水『コズミック』から始まるJDCシリーズの、異能の探偵だ。あまりに美しすぎるゆえに、その瞳をみたものは皆、失神してしまうというキャラクター設定である。

本作品は、JDCシリーズのトリビュートでありながら、JDCシリーズの九十九十九とは別人。とは言え、本家本元の清涼院流水が、本作品のあちらこちらでちょっかいを出しているという、実にややこしいメタフィクションとなっている。

本作品そのものは、著者の『ディスコ探偵水曜日』の系譜に連なる位置づけだろう。
九十九十九 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社文庫)より
4062756242
No.45
(5pt)

ラストのほうでなんか納得。

複雑な入れ子構造のメタ世界。エログロなんだけど、そんななかでも強く生きていこうという主人公の明るさがよい。
九十九十九 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社文庫)より
4062756242
No.44
(5pt)

ラストのほうでなんか納得。

複雑な入れ子構造のメタ世界。エログロなんだけど、そんななかでも強く生きていこうという主人公の明るさがよい。
九十九十九 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社ノベルス)より
406182306X
No.43
(5pt)

メタメタメタメタメタァ!

とにかくメタメタメタメタメタメタメタ!
メタ小説を上回るメタ小説!
九十九十九 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社文庫)より
4062756242
No.42
(5pt)

メタメタメタメタメタァ!

とにかくメタメタメタメタメタメタメタ!
メタ小説を上回るメタ小説!
九十九十九 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社ノベルス)より
406182306X
No.41
(5pt)

メタなんとか

流水大説→
NOVELA例無い→
野辺無井→
もうお前とはしゃべってやんねー世
と進化してきた舞城 王太郎(=清涼院水流)
の小説
と書いてある。
「海外に翻訳したい日本文学」とか、けっこういろんなところで取り上げられていた。

ノリはジュブナイル小説?
近親相姦の双子、虐待を受けた主人公、美しすぎて直視できない容姿。殺害されて腹にお札をつめこまれて発見される近所の女性たち、とか。
でも「これはネタでーす」というツッコミがあるのでライトノベルになじめない人にも読みやすい。

推理小説もネタにされている。
何章かにわかれていて、「前にかいたのはフィクションです」とかで一度殺された人が何度も生き返ってくるとか、推理のオチが駄洒落なことが多いとか。
後半が聖書みたいになってくるとか全体として狂ってる。

メタ・推理小説、というか、批評っぽくなってて、高度です。
九十九十九 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社文庫)より
4062756242
No.40
(5pt)

メタなんとか

流水大説→
NOVELA例無い→
野辺無井→
もうお前とはしゃべってやんねー世
と進化してきた舞城 王太郎(=清涼院水流)
の小説
と書いてある。
「海外に翻訳したい日本文学」とか、けっこういろんなところで取り上げられていた。

ノリはジュブナイル小説?
近親相姦の双子、虐待を受けた主人公、美しすぎて直視できない容姿。殺害されて腹にお札をつめこまれて発見される近所の女性たち、とか。
でも「これはネタでーす」というツッコミがあるのでライトノベルになじめない人にも読みやすい。

推理小説もネタにされている。
何章かにわかれていて、「前にかいたのはフィクションです」とかで一度殺された人が何度も生き返ってくるとか、推理のオチが駄洒落なことが多いとか。
後半が聖書みたいになってくるとか全体として狂ってる。

メタ・推理小説、というか、批評っぽくなってて、高度です。
九十九十九 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社ノベルス)より
406182306X
No.39
(5pt)

探偵とは何か

JDCトリビュートとはいえ、ほとんど本家JDCとは関係なし。

とはいえ、冴え渡る舞城節はさすがとしか言いようがないです。

メタ的なネタや予想の斜め上を行く展開を楽しめるのはもちろんのこと、
『推理小説の探偵とは何か』ということに対する考察なども読み取れ、
ミステリ好きなら考えさせられるものがあるはず。
九十九十九 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社ノベルス)より
406182306X
No.38
(5pt)

探偵とは何か

JDCトリビュートとはいえ、ほとんど本家JDCとは関係なし。

とはいえ、冴え渡る舞城節はさすがとしか言いようがないです。

メタ的なネタや予想の斜め上を行く展開を楽しめるのはもちろんのこと、
『推理小説の探偵とは何か』ということに対する考察なども読み取れ、
ミステリ好きなら考えさせられるものがあるはず。
九十九十九 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社文庫)より
4062756242
No.37
(5pt)

奇書

勝手に日本五大奇書の五冊目に認定。

「ドグラ・マグラ」に悶えた方。
「黒死館殺人事件」に唸った方。
「虚無への供物」に感嘆した方。
「匣の中の失楽」に活目した方。
「九十九十九」はやってくれます。

「おいおい、それは過大評価ってやつだぜ」
と言われたら、実はその通りなんだけど
寛大誠実正直に免じてください。

メッタメタです。メタメタなメタ小説です。
まさに奇書。これぞ奇書。キショイよ奇書。
ファッキンストライクなクレイジーノベル。
九十九十九 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社ノベルス)より
406182306X
No.36
(5pt)

奇書

勝手に日本五大奇書の五冊目に認定。

「ドグラ・マグラ」に悶えた方。
「黒死館殺人事件」に唸った方。
「虚無への供物」に感嘆した方。
「匣の中の失楽」に活目した方。
「九十九十九」はやってくれます。

「おいおい、それは過大評価ってやつだぜ」
と言われたら、実はその通りなんだけど
寛大誠実正直に免じてください。

メッタメタです。メタメタなメタ小説です。
まさに奇書。これぞ奇書。キショイよ奇書。
ファッキンストライクなクレイジーノベル。
九十九十九 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社文庫)より
4062756242
No.35
(4pt)

メタメタの理由はメタ小説の階層だらけだから。平行世界とエログロに耐性のある方におすす

東浩紀氏のゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)で知った舞城王太郎とこの作品「九十九十九」。しかし、かなり癖がありそうなので、舞城氏の他の作品で耐性を着けてから挑戦しました。
エログロですけど面白いですよ。

私達が生きている現実、小説中の現実、小説中の小説がグチャグチャに入り交じってます。本文中で主人公のツクモジュウクが東浩紀の動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)を読んでみる小ネタもありますが、不条理の殺人と病的なセックス描写は相変わらずです。

目次の章が1,2,3,5,4,7,6となっている時点でカオスです。どの章も九十九十九が別の世界を生きていますが、それ以前の章の内容が本人に小説の形で送られてきます。ただ別の世界の話なので、自分の過去が微妙に違う形で表現された小説を誰か書いて送ってるわけです。平行世界が小説として表現されるメタ世界が繰り返される訳です。また、タイムスリップにより平行世界が生じて、九十九十九が複数存在するというタイムパラドクスも生じます。
それぞれの世界で愛する家族を守りたい主人公が、メタ小説的に成長し、世界における自分の役割を認識するに至ます。私達の生きるこの世界も神が戯れに作ったシャーレなのかも知れません。
九十九十九 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社ノベルス)より
406182306X
No.34
(4pt)

メタメタの理由はメタ小説の階層だらけだから。平行世界とエログロに耐性のある方におすす

東浩紀氏のゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)で知った舞城王太郎とこの作品「九十九十九」。しかし、かなり癖がありそうなので、舞城氏の他の作品で耐性を着けてから挑戦しました。
エログロですけど面白いですよ。

私達が生きている現実、小説中の現実、小説中の小説がグチャグチャに入り交じってます。本文中で主人公のツクモジュウクが東浩紀の動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)を読んでみる小ネタもありますが、不条理の殺人と病的なセックス描写は相変わらずです。

目次の章が1,2,3,5,4,7,6となっている時点でカオスです。どの章も九十九十九が別の世界を生きていますが、それ以前の章の内容が本人に小説の形で送られてきます。ただ別の世界の話なので、自分の過去が微妙に違う形で表現された小説を誰か書いて送ってるわけです。平行世界が小説として表現されるメタ世界が繰り返される訳です。また、タイムスリップにより平行世界が生じて、九十九十九が複数存在するというタイムパラドクスも生じます。
それぞれの世界で愛する家族を守りたい主人公が、メタ小説的に成長し、世界における自分の役割を認識するに至ます。私達の生きるこの世界も神が戯れに作ったシャーレなのかも知れません。
九十九十九 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社文庫)より
4062756242
No.33
(4pt)

メタメタの理由はメタ小説の階層だらけだから。平行世界とエログロに耐性のある方におすす

東浩紀氏のゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)で知った舞城王太郎とこの作品「九十九十九」。しかし、かなり癖がありそうなので、舞城氏の他の作品で耐性を着けてから挑戦しました。
エログロですけど面白いですよ。

私達が生きている現実、小説中の現実、小説中の小説がグチャグチャに入り交じってます。本文中で主人公のツクモジュウクが東浩紀の動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)を読んでみる小ネタもありますが、不条理の殺人と病的なセックス描写は相変わらずです。

目次の章が1,2,3,5,4,7,6となっている時点でカオスです。どの章も九十九十九が別の世界を生きていますが、それ以前の章の内容が本人に小説の形で送られてきます。ただ別の世界の話なので、自分の過去が微妙に違う形で表現された小説を誰か書いて送ってるわけです。平行世界が小説として表現されるメタ世界が繰り返される訳です。また、タイムスリップにより平行世界が生じて、九十九十九が複数存在するというタイムパラドクスも生じます。
それぞれの世界で愛する家族を守りたい主人公が、メタ小説的に成長し、世界における自分の役割を認識するに至ます。私達の生きるこの世界も神が戯れに作ったシャーレなのかも知れません。
九十九十九 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社ノベルス)より
406182306X
No.32
(4pt)

メタメタの理由はメタ小説の階層だらけだから。平行世界とエログロに耐性のある方におすす

東浩紀氏のゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2 (講談社現代新書)で知った舞城王太郎とこの作品「九十九十九」。しかし、かなり癖がありそうなので、舞城氏の他の作品で耐性を着けてから挑戦しました。
エログロですけど面白いですよ。

私達が生きている現実、小説中の現実、小説中の小説がグチャグチャに入り交じってます。本文中で主人公のツクモジュウクが東浩紀の動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)を読んでみる小ネタもありますが、不条理の殺人と病的なセックス描写は相変わらずです。

目次の章が1,2,3,5,4,7,6となっている時点でカオスです。どの章も九十九十九が別の世界を生きていますが、それ以前の章の内容が本人に小説の形で送られてきます。ただ別の世界の話なので、自分の過去が微妙に違う形で表現された小説を誰か書いて送ってるわけです。平行世界が小説として表現されるメタ世界が繰り返される訳です。また、タイムスリップにより平行世界が生じて、九十九十九が複数存在するというタイムパラドクスも生じます。
それぞれの世界で愛する家族を守りたい主人公が、メタ小説的に成長し、世界における自分の役割を認識するに至ます。私達の生きるこの世界も神が戯れに作ったシャーレなのかも知れません。
九十九十九 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社文庫)より
4062756242
No.31
(5pt)

もはやなにがなんだか

 うわぁぁっぁぁっぁっぁぁっぁあ
 マイジョーに引き込まれる
 これを読み終えた後、気付いたら公園の公衆便所を確認していました
九十九十九 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社ノベルス)より
406182306X
No.30
(5pt)

もはやなにがなんだか

 うわぁぁっぁぁっぁっぁぁっぁあ
 マイジョーに引き込まれる
 これを読み終えた後、気付いたら公園の公衆便所を確認していました
九十九十九 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社文庫)より
4062756242
No.29
(5pt)

天晴れな快作:メタなだけじゃないよ。

 この本の中で、登場人物の死は「見立て」によりドラマ化=特権化されると述べられている。聖書の「見立て」に自己言及しながらメタ小説を展開し、主人公の視点が上に上に上昇した結果、最後に主人公が獲得した視点の「高さ」は必然的なもので、かつラストのエピソードもスピード感があって歯切れが良い。
 普段ミステリーを読まない僕はこの小説をポストモダン小説のような気構えで読んだが、D.バーセルミや高橋源一郎の小説ではこんな大作を読むのは本当に大変だったろうと思うけれど、ミステリーの「型」を辛うじて維持している本作の場合、多少長くは感じたが十分退屈せずに読めた。「見立て」と推理さえあれば成立するミステリーという分野だから、ここまで「形式」を高速スピンさせて脱構築してみせることが可能になったのだと思うが、その一方で最終章において親子や夫婦の愛情の謎を語る言葉が響き渡っているのが興味深い。(探偵神にも解けない謎があるのだ。)この小説家がやっていることは高橋源一郎の「先」できっちりエンタメと読後の希望を成立させる立派な「ブンガク」だと思う。舞城王太郎がその辺の「純文学作家」よりも遥かに多くの読者を抱えているという事実に、まだまだ小説マーケットと日本の読者って捨てたもんじゃないよな、と僕は希望すら感じてしまうのだ。
九十九十九 (講談社ノベルス) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社ノベルス)より
406182306X
No.28
(5pt)

天晴れな快作:メタなだけじゃないよ。

 この本の中で、登場人物の死は「見立て」によりドラマ化=特権化されると述べられている。聖書の「見立て」に自己言及しながらメタ小説を展開し、主人公の視点が上に上に上昇した結果、最後に主人公が獲得した視点の「高さ」は必然的なもので、かつラストのエピソードもスピード感があって歯切れが良い。
 普段ミステリーを読まない僕はこの小説をポストモダン小説のような気構えで読んだが、D.バーセルミや高橋源一郎の小説ではこんな大作を読むのは本当に大変だったろうと思うけれど、ミステリーの「型」を辛うじて維持している本作の場合、多少長くは感じたが十分退屈せずに読めた。「見立て」と推理さえあれば成立するミステリーという分野だから、ここまで「形式」を高速スピンさせて脱構築してみせることが可能になったのだと思うが、その一方で最終章において親子や夫婦の愛情の謎を語る言葉が響き渡っているのが興味深い。(探偵神にも解けない謎があるのだ。)この小説家がやっていることは高橋源一郎の「先」できっちりエンタメと読後の希望を成立させる立派な「ブンガク」だと思う。舞城王太郎がその辺の「純文学作家」よりも遥かに多くの読者を抱えているという事実に、まだまだ小説マーケットと日本の読者って捨てたもんじゃないよな、と僕は希望すら感じてしまうのだ。
九十九十九 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 九十九十九 (講談社文庫)より
4062756242