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アルテーミスの采配
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アルテーミスの采配の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全15件 1~15 1/1ページ
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ストーリーも面白いのですが、その業界で羽ばたく女性たちの生き様がとても興味深かったです。 | ||||
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個人的には真梨幸子さんの著書のなかでも上位に入る面白さ。内容が内容だけに賛否両論あると思うが女性の複雑な内面をここまで抉り出せる著者に脱帽。これからも著者の作品だけは読み続けたい。 出版されてからずいぶん経過しているがキレイな商品でした。 ありがとうございました! | ||||
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なんて読み応えのある作品なんだ…!AV×ミステリーなんて僕にとってご馳走みたいなものじゃない。 最後の終わり方もゾゾーッとして良い!男に生まれて良かったー | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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怖いサスペンスとしては文句なしの神作品でした! 真相も、そこに至る狂気への過程もきちんと描かれていて戦慄に震えながら楽しめます。 ただ、奥田さんの『ララピポ』でも書かれていたようなAV業界のエグい真実は、魂を抉られる痛みと苦しみを感じましたし、『ララピポ』でも書かれていたように『断る事が出来ない人は一定数存在していて、そういう女性が風俗やAVに堕とされる』というのは、あまりにも悲惨な現実なのでしょう。 僕自身、かつて性犯罪被害の痛みに関わった者としては、3年前まではこの作品を冷静に読む事が出来ずに断念したかも知れません。それ程の苦しい現実の一端が書かれていました……。 ただ今は、怖いサスペンスと見れば楽しめる自分もいるので、怖いサスペンス小説としては素晴らしいと感じますし、 驚きの真相に至る過程がきちんと示されてる点から、個人的に4作品読んだ真梨さん作品の中では1番でした! 併せて、過程が詳細ではないためラストが唐突ではありましたが、カレー砒素事件の林被告をモデルにした『5人のジュンコ』も、なかなかの怖さでした(^^) 今後も真梨さん作品を読み進めていきます(^-^*)/ | ||||
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前半の主人公は、フリーライターの男。企画に基づき何人かのAV女優にインタビューを行っていくが、その女優たちが次々に死体で発見される。そして、自分がその連続不審死事件の容疑者になっていることを告げられる。 後半は、そのフリーライターの手記を受け取った出版社に勤める女を中心に物語が展開する。そして、女優たちの死の背後にあるものが、徐々に輪郭を表してくる。 一人称の語りをうまく使った叙述的仕掛けがあり、既視感に似た惑いを覚える箇所もあって、何度も前の頁に戻って確かめた。「できすぎた偶然」が実はそうでなかったりと、陰謀の巨大さがじわじわと判明してくる。 よく練られた構成に、いいように翻弄された。ミステリーとしては、かなり読ませる内容。 この物語はもちろんフィクションだろうが、女優の商品価値を高めるために、先に「箔」をつけるところから仕掛けが始まっていたり、狙ったターゲットを堕とすために家族や親戚から先にAV業界に引きずり込んだりと、えげつない手口がいくつも描かれていて、背筋が寒くなった。 美人は得することが多いのだろうが、その分リスクもあるということがよくわかる。 それにしても、ラストはなんともやるせなく、後味の悪いものだった。 | ||||
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ちょっとツッコミたいところはありましたが、面白かったと思います。作家さんはイヤミスが上手な方なんですよね。確かに後味悪りぃなーって思うんですけど、なんか夢中になり、途中でやめれなくなりました。 | ||||
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とある男性フリーライターは人気のAVプロダクション関連の依頼で、5人のAV女優のインタビューをまとめたドキュメント本のインタビュー&執筆を受け、 一人ずつインタビューしていくものの、やがて彼がインタビューした日にAV女優が次々と殺されていく……。 AV業界のエグい真実が満載された恐ろしい現実を背景に、繰り広げられる見事な戦慄サスペンス名作! 以上、そんな内容でして、 怖いサスペンスとしては文句なしの神作品でした! 真相も、そこに至る狂気への過程もきちんと描かれていて戦慄に震えながら楽しめます。 ただ、奥田さんの『ララピポ』でも書かれていたようなAV業界のエグい真実は、魂を抉られる痛みと苦しみを感じましたし、『ララピポ』でも書かれていたように『断る事が出来ない人は一定数存在していて、そういう女性が風俗やAVに堕とされる』というのは、あまりにも悲惨な現実なのでしょう。 僕自身、かつて性犯罪被害の痛みに関わった者としては、3年前まではこの作品を冷静に読む事が出来ずに断念したかも知れません。それ程の苦しい現実の一端が書かれていました……。 ただ今は、怖いサスペンスと見れば楽しめる自分もいるので、怖いサスペンス小説としては素晴らしいと感じますし、 驚きの真相に至る過程がきちんと示されてる点から、個人的に4作品読んだ真梨さん作品の中では1番でした! 併せて、過程が詳細ではないためラストが唐突ではありましたが、カレー砒素事件の林被告をモデルにした『5人のジュンコ』も、なかなかの怖さでした(^^) 今後も真梨さん作品を読み進めていきます(^-^*)/ | ||||
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本はとてもきれいでサラでないことにビックリするくらいです。御丁寧に包装していただきました。 | ||||
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内容が面白く何度も読み返しています。 友人にも勧めてしまったほど。 | ||||
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先生らしい作品です。真梨幸子さんを好きなら絶対読んで欲しいです。女としての嫉妬復讐、今の所先生が一番好きです | ||||
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職業の選択に貴賎はないとは言うものの、この業界は色んな闇の部分を含んでいると思えるのですが、作中の他人の堕落は快楽でありお金になるという部分。流石に着眼点が女性目線な気がしますね。結局はアイドル時代の主導権争いが発端でしたが、幾つもの伏線を絡めていて真梨さんの苦心の跡が窺われる作品。 | ||||
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他のレビューでもあるように、AV業界の内情については、かなり詳しく書かれてますね。 最近のAV女優さん、ほんとに綺麗な、普通のお嬢さんみたいな子が多いですが、みんなこんなふうに人生をトラップにかけられて足を踏み入れているのでしょうかね?ちょっと怖くなりますね。 そして、確かにそんな綺麗なAV女優さん達が、表舞台に出てくることなどほとんどないのも事実。。。。なら、彼女たちはどこへ行ってるのか? 普通に一般男性と巡り会えて結婚して子供を産んで、普通の社会生活を送る。。。。。よく考えてみると、これは無いですよね。AV女優としての旬の時期がおわると、おそらくは契約会社からは捨てられるでしょう。そして、極ものに出て、息をつなぐか、風俗店に元AV女優の肩書きをもって、人気をとるか。。。。。それでもやはり、男性の性欲をかきたてる女としての旬は終わります。 そのとき彼女たちはどこに行くのでしょう??? アルテーミスの采配を受けて粛正されるのでしょうか? この本は、そんなことを考えさせられます。最後の方はフィクションサスペンスと思いますが、もしかしたら、ほんとにこういう世界があって、旬の過ぎた女優の粛正が行われていたりするのかと想像してしまいます。 とても面白かったです。一気読みしました。ちょっと人間関係の構図が一気読みするとちぐはぐになるのでご注意。 あと、最後は何とも言えない、つらい感じが残りますので、これも注意です。 | ||||
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第二の采配の途中までは睡眠時間を削るほどに面白かった。 AV業界という世界をよくここまで・・・という位書かれており第一の采配は実に読み応えがある。 作者はこの世界について綿密な取材をしたに違いない。 AV業界のノンフィクションを書いてる中村敦彦氏の代表作を読んでいたので、「もしかしたら・・・」と思ったら参考文献に中村敦彦氏の著書がありさらに納得。人生は自分で選んでるつもりだけど実はそれは誰かから選ばされてるものかもしれない。 そしてその先に大きな罠が潜んでるかも。読みすすめるにつれてじわじわとくる怖さ。 所が第二の采配の途中から雲行きが怪しくなり、第二の采配の最後からラストまでは拍子抜け。 もっとすごいドンデン返しを期待していたので。 確かによく書けてる、書けてるんだけど、もっとすごい結末を期待してしまっていた私にはこの作品は少し肩すかしを食らった感じ。 そして3つの内の1つの謎が分からない。 殺人鬼フジコみたいに続編があるのかな・・・とも思いつつ。 登場人物は1人も見落とせない感じになってるので、人物相関図を作りながら読めば良かったと後悔。 もう一度読み直すと思います。 | ||||
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なぜAVの苦界へ堕ちてしまうのか。やむにやまれずなのか、自ら望んでなのか、それとも嵌められてなのか。 いずれにしろ、そこは地獄以外の何ものでもない。 小説前半、AV界の悲惨な裏側が描かれるが、まったくやりきれない。男女平等?職業に貴賤なし? とんでもない話である。あまりのやりきれなさに気が滅入りそうになる。 AV界の内情にはかなりの説得力があるので、相当取材をしたのではないかと思われる。 限りなくノンフィクションを読んでいるような趣である。 その部分で、作者は女性たちに警鐘を鳴らしているようにも思われる。 甘い言葉に乗るなと。かつてAV女優から芸能界に転身して成功したタレントがいたが、 そんなものは例外中の例外、いや後にも先にもその一例のみなのだと。 そして連続殺人事件。その辺りからはサスペンス調になるが、謎解きと同時に 人間の恐ろしい業も描かれるので軽いミステリーでは終らない。 読み応えあり。ただし読後はどんよりと重い。人生に救いはない。 | ||||
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