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聖母
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聖母の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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ゆるいイヤミスでは物足りない人におすすめです。 湊かなえさんの『告白』や『贖罪』を読んだ時と同じぐらいの衝撃の後味でした。 | ||||
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結果的に母は娘を汚した男に復讐することができた。やり方はともかく、感情論で言うたよくやったと褒めてあげたいくらい。 読んだ後、ふと、アカデミー作品賞を獲った「American Beauty」を思い出しました。(話は全く違います) | ||||
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覚悟して読み進めていきましたが見事に騙されました。おもしろかったです。 | ||||
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トリックというかミステリーというか、とにかく巧く物語にはめ込んでいる。 何も考えずに読むと、新鮮でいいかもしれない。 ミステリー好きな人はすぐにわかってしまうのかな?内容的にはとてもダークである。 読後に改めて小説のタイトルのすごみが分かる。 | ||||
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図書館で借りて読みました。芥川龍之介目当てで行ったら隣に「婚活中毒」があり興味を引かれたためその場で腰掛け試し読み。すごく読みやすい。と感激し、ついでにこちらも。 やー、まんまと騙されました。帯は付いていなかったので知りませんでしたが「ラスト25ページで世界が変わる」云々はまさに!大、どん!でん!返し!(古・・)ってくらいの衝撃・・と言ったら少々大袈裟ですが・・途中で「ん?」と思ったところはあったのですが最後まで分かりませんでした。すべてが解明されたその瞬間、文字を辿る視線が動揺しました。え?・・えぇっ?・・と。 他のレビューにあるようにミステリー慣れしてる人や勘のいい人ならすぐ気づくんでしょうけど(そもそも名前でミスってるという・・)私は素直に騙されましたよ・・(単純)と言うか叙述トリックと言う言葉、ここのレビューで初めて知りました。読書久しぶりにしたもんで・・。 二度読みがオススメとの事だけどもう返却期日が迫っており無理そうなのが悔いなだけ(笑) ちなみに婚活中毒も面白かったです。そっちのほうが好印象かなぁ。クスッと笑えるところもあったりして。この作家さんの文章読みやすいので、読書離れしていた人にオススメしたいです。 | ||||
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秋吉作品は「ふざけんな!」と言いたくなるオチもあるので、本作はどうなるだろうと気をもんだのですが、結果的に痛快でした。 キャラがいい、設定がいい、そしてオチがいい。 現実で考えてもできないことをやってのける、これぞフィクションの醍醐味。 取材がいつも丁寧で、不妊治療の下りは知ってるつもりでしたが ここまで大変なのかと圧倒されました。 虐待親はそのままとか秋吉作品の夫はバカで役立たずという 毎度ぶりも定番メニューみたいで妙に安心したり。 でも綿貫くんは優しくていい男ですね。 彼のような令和男子が増えてくれたら悲劇も減るのにと思います。 気軽に読めて深いテーマも味わえるのが著者の魅力ですが 本作はその長所が特に上手くハマったパターンではないでしょうか。 本作も「暗黒女子」のように広くメディアミックスされてほしかったですが、余りに社会の本心(全てとは言わぬまでも)を明け透けに書いてるので絶対無理ですね。 あと小説のトリックを4つ以上も同時に使ってるので視覚化すると、少なくとも2つ以上は使えないか(暗黒女子もよく映像化したなと思いますが)。 本作はトリックが多くて、いくつかは読んでる最中に「これはもしかして…」と察したのですが、それでも終盤は少し混乱しました。 最初から読み返すと、よくここまで仕込んだなと思うほどの徹底ぶりで、もはやコメディの趣すらあります。 喜びも悲しみも虚実が全部合わさって、心地いいお話でした。 | ||||
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歪んでいようが、狂気に見える母親が子供を守ろうとする愛情‼️ とても興奮しました。この手の愛情の闇、大好きです。 | ||||
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書店で気になる作品テロップがあって購入。久々に一気に読みきりました。意外な展開でした。 | ||||
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いろいろとだまされた。。。あっという間に読み終わってしまった。 | ||||
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あさっての方向からボールが飛んできたようなトリック。 まさしく「ラスト25ページ、世界は一変する」。 その切り返しにより、この小説がショッキングに開花している。 このサスペンスは想定外ですごい。 終盤でこんなシチュエーションを持ってくるとは驚くばかり。 小説タイトル「聖母」の全容が論理的に理解できた。 さまざまな生命の奇跡を経て、ようやく生まれてきた我が子。 母親として身を挺して我が子を守っていく姿が描かれている。 母性の強い意志ある行動と行為。 | ||||
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「殺戮にいたる病」を彷彿とさせるエログロの内容だが、ラストの収斂は見事。法的正義は全く為されていないラストなので人によっては読後感が悪いかもしれない。叙述トリック作品の中でも良作だと思う。 | ||||
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個人的には魂の全てが打ち震えた神作品。 この作品の素晴らしさを一言で言えば、 『強姦被害の現状、恐ろしさ、刑法の矛盾』等、実際に強姦被害に携わった者たちが、 一般社会に是非とも知って欲しくても、なかなか伝わらない真実を、 さらっとして面白く読みやすいミステリーの中に、さりげなくちりばめている点。 強姦被害の真実を何も知らない読者にも、押し付ける事なく・身構える事なく・面白いミステリー上の知識の一環として、さりげなく盛り込んでいる絶妙なバランスが、素晴らし過ぎた。 個人的にはラストも大好き。 このテーマで、『よくこういう幸せに持っていけたなぁ!見事に想いに応えてくれたなぁ!』と脱帽させられたし、 強姦被害に携わった者としては、今までで一番だった朝比奈あすかさんの『自画像』をも超える理想的な作品で、 この作品に出逢えた事を心から感謝すると共に、 さらっと読み始められる面白いミステリーとして、一般読者に是非とも浸透して欲しいと、大声で叫びたい作品でした。 一般的には怖いと感じるかも知れない作品ですが、読みやすいミステリーには違いないので、 是非ともオススメな作品です(^^) | ||||
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本の帯に「ラスト25ページ、世界は一変する」とあったが、まさにその通り。 後半に頭の中で描いていたものは一変し見事に騙された。 ストーリーは、序盤に犯人が分かるような作りであるが、読中に何度かの驚きがあり、全体として非常に面白い作品であった。私がここ最近読んだミステリーの中ではトップクラスにあげられる作品だった。 作者の秋吉理香子さんの作品を読んだのはこれが初めて。 正直なところ名前すら知らなかったので「すごい作家を発掘した」感もあって嬉しかった。 ぜひ他の作品も読んでみたくなったのは言うまでもない。 | ||||
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母となる覚悟、 母親の強さを丁寧に描いたミステリーです。 この終わり方は嫌じゃないです。 | ||||
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アンフェアな書き方でミスリードを誘う少しずるい叙述トリックであると言っている方も多々みえますが、そんなことはどうでもよくなるほど最後には驚かされました。叙述トリックものは好きでよく読み、既視感があるようなトリックでしたがやはり、どんでん返しはおもしろいと感じさせられる小説でした。 | ||||
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【良かった点】 ・文章がとにかく読みやすい。活字嫌いだが一気に読めた。 ・子を授かりたい女性の想い、誕生するまでの葛藤と尊い努力。それらの現実を初めて知り、自分という存在、一人の人が誕生すること自体が奇跡であり、世界とは奇跡の集合体で形成されていることに気づいた。 ・終盤、全ての伏線が繋がり、「えぇ!?」と素直に驚かされた。2度驚いた。 【良くないと思った点】 ・終盤、少し強引さを感じる部分があった。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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読む前は「我が子のために暴走する母親の愛情」のようなものを予想したのですが、当たらず共遠からず斜め上を行く展開でした。 読みやすい文章で内容が入りやすかったです。 ただ、若干グロテスクな描写があるので注意です 子供が産まれる奇跡、その子を守る母の異常な愛情 映像化はまず不可能な内容です | ||||
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まぁ、叙述トリックを読むというより、純粋にミステリーとして楽しめました。 おそらく、作者さんも1個目のトリックについては、最初からわかる人にはわかっていいよって書き方ですもんね。 2個目は、終わりに差し掛かるまで本当にわかりませんでしたね。 住所について、女性刑事が呟くまで 気がつきませんでした。そこから前半をもう一度読み直して、あーそうかって感じです。 おもしろかったです。 癖がなく、温かみのある文章で、好きな作家さんの一人です。 | ||||
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秋吉 理香子さんの長編小説 262ページ、先が気になり一気読みでした。 図書館本で、帯もなく事前知識もないまま読んだのでトリックには全く気付かず コロッと騙されてしまいましたが、それはそれで作者の上手さを感じました。 幼児殺害と言う残忍な犯行ですが、登場人物達の過去を知った時 何とも言えない切ない気持ちになりました。 子供が欲しくて堪らない、けれど授からない。授かっても出産に至らない。 不妊治療の下りも丁寧に描かれていて、その伏線が母の異常とも思える行動へと繋がって行きます。 そして保奈美と真琴、薫の関係性が明らかになった時 タイトルの「聖母」の意味が理解出来ました。 2つのトリックがあり、両方とも完璧に騙されましたが フィクション小説としての面白さは十二分に堪能出来ました。 | ||||
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