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聖母
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聖母の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.73pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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小説ってこんなのでしたっけ? 登場人物の性別が分からない表現をしたり、 「娘」と名前、という呼び名を変える使い方でトリッキーな思考をさせるの。 途中で表現が気持ち悪くて読むのをやめていましたが、読み切ったら別の意味でもやもやします。 叙述トリックが途中から分かってきて、ずっともやもや。 すみません。 | ||||
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うーーーーん 最後に向けて読みながら、「あれ??辻褄合わなくないか?!」と、「???」な感じで読み終わりました。 二度目、視点を変えて慎重に読みました。 最初の部分から、「ああ、なるほど。そういう含みがあったのか。」という部分がチラホラ。 二度読むことをおすすめします笑 | ||||
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他の方のレビューにもありましたが、登場人物の名前でまず失敗していると思います。その名前を見た時点で、ある程度ミステリーに慣れている人は身構えて読み進めます。そして、遺体の損傷の特徴から犯人のパーソナリティがつかめます。さらに、早い段階で犯人が明らかになることから、この作品の眼目が犯人探し以外のところにあることも分かってしまいます。本書の帯には「ラスト25ページ、世界は一変する」とありますが、結局、一変することはありませんでした。私の場合、200頁をこえたあたりで全体像が想像でき、おおむねその通りでした。結論として、ミステリー初心者以外にはあまりお勧めできない作品といえます。なお、文章そのものはたいへんすなおなもので、ストレスなく読むことができます。これから読書に親しもうという方にはうってつけだと思います。 | ||||
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なかなかやるな~。こういう落ちなのか。少し反則気味な感じもするけれど、面白いから許すとするか。 参考文献も用いて下調べも万端。不妊治療の取材も行っていて、ストーリーの重みも感じられます。母親のわが子への愛情と強さ、そして恐ろしさがよく出ている出来映えになっています。 次は『放課後に死者は戻る』に挑戦します。 | ||||
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ネタバレありです! 驚いたけど… 繋がげようと頑張りが見える書き方。 二回目読み返してもやっぱり辻褄合わない書き方でした。 驚いたし面白かったけど、 辻褄合わないと駄作になってしまう。残念。 そもそも、日本で制服ってさぁ? 他校からも告られる? 一人娘って表現してるけど? 辻褄や設定がちゃんとしてたら、面白いと思う!! ミステリーの巧妙な設定を好きな方はガッカリするかな。 とにかく、驚くのは確かだけど、 辻褄合わなさすぎにも驚く作品でした。 | ||||
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この作品で扱っている犯行は、異常心理に陥った犯人の猟奇的な殺人であるが、叙述トリックを前面に立てた理知的な構成のミステリには合わない感じがした。又「真琴」と言う名前で、男性的なしゃべりだが実は女性、と言うのは、いかにもあざとくて、わざとだとすれば味が悪い。 やりたかった事はわかるのだけれど、どうにも違和感は拭えず、読後感も今一つ。叙述トリックで、うまく騙されたと言う満足感は得られなかった。 | ||||
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トリックは面白い。物語のテンポも良い。 トリックが明かされるまでに臨場感があり、ページをめくる手が止まらなくなった。 途中で、トリックが推測出来てしまったが。 しかし、自分はこの手のミステリーに犯罪心理学的な要素を期待している為、心理描写に関しては物足りなさを感じた。 「加害者が何故そのように被害者を殺害したのか」を重視するので、加害者の過去のトラウマと結びつくような心理描写がもっと欲しかった。 母親の愛情、加害者の憎しみなど、もっとドロドロしていて狂っていて欲しかったと思う。 物語の設定も最後のトリックの為に無理矢理設定された感じがあり、現実味に欠け、感情移入ができないところがあった。 | ||||
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この小説には、主に2つのトリックがあり、そのうち1つ目のトリックは、推理小説(特に叙述トリックもの)を読み慣れている人なら、すぐにネタに気が付くと思います。私は、その登場人物が出てきた章ですぐ気づいてしまいました。あまりにも分かりやすいミスリードの表現なので。 そういう意味では、この作家さんは、読者を騙す力量がいまひとつでしょうか。 ただ、作品全体に仕掛けられた、もう1つの仕掛けには、さすがに気付きにくかったです。おおよそ予想はしていましたが、物語がある程度進むまで分からなかったですし、その仕掛けを知りたいがために、どんどんページをめくってしまいました。 文章がとても読みやすく、一気読みできました。 ストーリーテリングが上手なので、トリックが分かっていても、読むのをやめようとは思いませんでした。 読後感も良く、一読の価値はあります。 私がこの作品で最も感情を揺さぶられたのは、保奈美の過去です。子供が欲しくて欲しくてしょうがない。でも授からない。授かっても出産に至らない。 この気持ち、とてもよく分かるんです。 同じ経験をした女性なら分かるのではないでしょうか。子を授かり、産んで母になるということが、どれほど奇跡的なことだということが。 | ||||
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小説としてもミステリーとしても微妙な出来だと思いました。真琴が女である事は名前からして解るし、保奈美が蓼科とむかし接点があったのに郵便物の宛名を見るまで気がつかないのはおかしい。ミスリードの部分の設定が甘いからどんでん返しに納得がいかない。更に幼児が二人惨殺されたのに、最後は娘を思う母心で盛り上がって終わってる。真琴のサイコパス的なキャラがいつの間にかしぼんでしまい、中途半端なままの終焉になってしまった。これはいけない。4分の3位までは面白かったのに残念だ。 | ||||
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読者をアッと驚かせる、或いはヤラレタ感を味わいさせることに主眼をおいたミステリーかなと思います。ミステリーではしばしば用いられる手法なため慣れた方には新鮮さは少なめですが、とにかく事前情報等に極力触れないで、素直に読んで楽しむことがおススメです。 何を書いてもネタバレになりそうなので内容を書くのは控えますが、ただ終盤の種明かしでは、ちょっと不自然かなと感じる箇所はあります。また、物語の語りの幾つかの目線のうち、刑事の立場がありますが、魅力的な刑事キャラでもあったため、このタイプのミステリーで起用するのは勿体なさを感じます。 そして、この小説の読みどころは、この仕掛けもさることながら、タイトルからも想像つくように母親の情念の深さ、執念の凄さであり、ゾクリと感じる恐ろしさがエンタメとして楽しめることでもあります。 | ||||
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文章が難しくなく非常に読みやすいです。一気読みしやすいですね。 ただ、猟奇殺人の描写が続き、息苦しくなります。それでも読んでしまう。。。。というより読まされてしまった感じです。 「母の力は偉大なり」という意味でタイトルが「聖母」なんですかねえ? ただ、日本警察の力をこんな低レベルにしてしまってはいかんでしょ。。 なかなか敏腕デカって感じの二人で、事件の全容を解決すると期待していたのですが、最後にあっさりだまされて、がっかりです。この後の展開が欲しかったですね。 なんか「悪」が「母の聖なる力」で正当化されたようで、なんとも後味が悪く、私的にはあまり好感が持てませんでした。まあ、過去の悲惨な体験を考えると、同情したくもなりますけど。 でも、最初に書いたように、文章は読みやすく、非常にテンポがいいですね。最後の騙しも、さすがに予想できない展開でびっくりしました。 | ||||
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こういうのも「みごとな叙述トリック」と称賛されるのでしょうか。 読み終えてからもう一度最初から読み直しましたが、どう読んでも叙述トリックなんかではなく、単なる詐欺ですね。 矛盾が多すぎます。 破綻しています。 「いやあ、おみごと。 ころっと騙されちゃったよ」などと感心するどころか、むしろ憤懣と怒気で気分を害してしまいました。 (以下ネタバレ) ちなみに、某レビューサイトに「男と見せかけて女、自分の娘と見せかけて実は孫。 他の作品でも使われたトリックを繋ぎ合わせただけ」という評がありましたが、まさしくその通り。 | ||||
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