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孤狼の血
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孤狼の血の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全17件 1~17 1/1ページ
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最初から最後までなんか、迫力がない。 例えば大沢在昌、馳星周なんかの小説だと、警察とやくざの息遣いが想像できて、のめりこめるが、なんか迫力がこの小説はない。作者が女のひとだから、根本のところで男の暴力の怖さの描き方が出来ていないのだと思った。 なんかガミさんを完全に法を超えてしまったアウトローでありながら、正義を貫くかけがえのない人みたいな設定にしてしまうから、分けわからんキャラになり、なんか胡散臭い。やくざ同士の抗争を止められるのはガミだけだ!って、そこまで個人に頼るほどマル暴は無能なのかよ。自分のキャラを至高のキャラにしたいんだろうけど、しらける。 最後日高が口調までガミさん真似て、警察上層部に噛みつく展開にしたけど、警察官のスキャンダルが書かれているノートをネタに自分の身の安全を図るって、どうみても新宿鮫のパクリだろ。しかも、練があまくて、何の証拠も出せないネタであんなはねっかえれるわけないじゃん。新宿鮫パクっても新宿鮫の設定の足元にも及んでいない。 なんか楽しみに読み始めたけど、最後まで顔に冷笑浮かべてしまって、わくわく出来なかった。 | ||||
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・向いてる人 ヤクザ映画、特に「仁義なき戦い」などが、好きな人。 ・向いていない人 ヤクザ映画がダメな人。 広島弁が苦手な人。 若い女性が出てきて欲しい人。 恋愛がないとダメな人。 小説に漫画っぽさを求めていない人。 ・なぞ 大上の妻子を殺したのはだれ? 解決する気がないなら未解決事件にしなくてもよかったのでは? ・問題? 時系列に、並べないのはなぜなのだろう? 例えば…… とある人物が出頭してきたシーン 少し戻って、その人物を出頭させると電話 本当に出頭してくるのかヤキモキする登場人物たち 読者からすれば、もう出頭してきてるの知ってるから、この登場人物たちがヤキモキしてるの一歩ひいて見てしまう また…… ラスボス?の元へ訪れようとする主人公と上司 次のページでは時間が飛んで、飲み屋で飲んでる二人 少し戻って、一人で訪ねることにした上司 先に飲み屋で待つ主人公 なかなか戻ってこない上司 心配になる主人公と飲み屋のママ って、もう戻っているシーンを先に書いてしまっているからなー。 どきどきも何もしない ・警察小説なの、これ? 重要な情報は、刑事たちが捜査して出てきたのではなく、 ヤクザの組長が主人公の上司に情報をくれるという…… そして、その上司が、その情報をもとに違法捜査…… それに組長のくせに情報屋もどきしてる不思議…… 冷静になって考えてみたら、関わってる捜査員が少なくない? 描写してないだけかもしれないが、二桁いるの? 三組くらいしか捜査してないような…… ・それ最初に書いた方が良くない? 主人公がスパイなこと すぐ、わかるでしょ、これ ・漫画? 刑事とヤクザが、高校時代にタイマンをはったという過去 ……この手の小説で、こんな陳腐なエピソード書く作家がいるとは…… 女性作家はタイマンはって友情が芽生えるってのに憧れでもあるんだろうか? もしかしたら、腐ってるのかもしれない。 ・オマージュ?パロディ? この作品は、きっと、古き良き時代のヤクザ映画のパロディなんだと思う それを前提に考えれば、薄っぺらい登場人物、薄っぺらい謎、薄っぺらいストーリー展開なのは、腑に落ちる | ||||
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主人公のやくざとつるみながら上手くやっていく胆力のあるアウトローな主人公の描写は見事だが、結局はヤクザに始末され、その喪失感は、ありがちな設定のどんでん返しでは取り戻せなかった。 | ||||
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ミステリーというかヤクザバイオレンスの殺しという内容だと思います、組対が好きな方は向いていると思います。 慈雨のように一般人のサイドストーリーではなくヤクザ者のサイドストーリーを語られても正直微妙というか色眼鏡で見てしまうのでどうも白けてしまいました。 後半はちょっと盛り上がる展開があるのでそこだけは面白かったです。一ノ瀬がなかなか筋が通ってていかにも任侠という印象を受けましたが映画版は江口洋介が演じているを知って驚きました。 | ||||
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内容は嫌いじゃないのですが、どっぷり広島、しかも呉出身の祖母と同居で育った私には「方言がちょっとヘン」でした。 広島のヤクザが呉弁を喋っとるし、こんなあ(こいつ)の使い方が??だったり。 リアルっぽくなればなるほどそこに引っかかって止まってしまって「朝日ソーラーじゃけん」が頭に浮かんでしまう笑。 方言って難しいもんですね。 | ||||
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!? なんだろう、この既視感は……。 と思ったら、佐々木譲『警官の血』で同じような話を読んだのだった。『警官の血』のほうがより重厚で、分量も圧倒的に多かったけれど。だから、本書は『警官の血』をより読みやすくライトにした焼き直しという印象になってしまう。 文章はきれいだし、会話の雰囲気も良いので、『警官の血』を読んだことがなく本書だけを読んでいたら、それなりに面白いと感じたかもしれない。 かなりの人気作ということで期待しすぎていたせいもあり、ちょっとガッカリ。 | ||||
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平成の仁義なき戦い。この手のバイオレンス(抗争)ものは時代を遡らなければ描けないのだろう。 | ||||
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巻末の解説で書評家の茶木則雄氏が、本作は深作欣二監督の『県警対組織暴力』を下敷きにしていると述べている。 たしかにそっくりだ。 だが、解説者は「作者は膨大な資料を租借し、ほぼ完全に自家薬籠中の物にいしている」とも書いてある。 果たしてそうであろうか? 何処をみても深作映画からのテンプレートにしか見えなかった。だから、小説としての深さを感じなかった。ノベライズ的な印象。 広島弁そのものが心もとなかった。ほとんどコントで使う広島弁である。 だが、つまらなかったかといえば、そうでもない。アクションはそこそこ派手で、緊迫感もある。 だけど、回りくどい。たぶん、アクション、人情、ミステリの要素を全部入れようとしたから、ごちゃごちゃになっている。 本格警察小説を好む読者はこれがいいのか? B級アクション好みからすれば、ハードボイルの雰囲気を纏った人情物にしか見えなく、カタルシスは得れなかったですよ。 | ||||
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単行本、文庫本とも、あまりのゴタゴタした広島弁(呉弁か?)に、 頭が痛くなり途中でバッタ(映画は鑑賞しました。仁義 県警を懐かしく思い出しましたが・・小説はバッタ)。 黒川氏の「疫病神シリーズ」の関西極道弁は、平気なんですが。再度挑戦してみますけ~、の~。 | ||||
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もっとハラハラドキドキ感があるのかな?で読み終わってしまいました。 | ||||
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深作欣二監督の「県警対組織暴力」みたい…って 感想です。濃い東映実録ものという感じかな… 監察のスパイとして大上刑事に接した「スバイ秀ちゃん」の描き方が弱いかな…続編に期待というか、買います、続編。 | ||||
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佐々木譲『警官の血』の第三部とどうしても比べてしまう...広島の方言がいいという評価も目にしたが,逆にそれが某映画を思い起こさせる... 正直,もっと書ける作家さんだと思っていたので,ちょっと期待外れ感が。 | ||||
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1988年のバブル前夜の舞台となる街や登場人物の描き方が物足りなかった。 暴力団と県警のからみのみで政治や経済については何も触れられておらず社会性が感じられなかった。また戦前、戦中、戦後、高度成長期やオイルショック時やバブルに向かう頃、の人口の増減や景気の浮き沈み等の組織や登場人物に与えた影響等についても皆無で歴史性も感じられなかった。 フィクションとはいえほぼ特定される地域や時期が舞台ならもう少しリサーチして書かれていて欲しかった。 近郊の島や海を事件の起こる場所にしたかったなら他の海が近い都市が舞台でも可能だったろう。 方言は力を入れて調べられたのか正しかった様に思う。この地域の方言を使いたかったのだろうなと思える。 作者が裏の正義と言うものを描いてみたかったとのことなのでその点には的がしぼられていてわかりやすかった様に思う。 | ||||
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よくあるマル暴刑事の物語です。結末はなかなか面白いのですが、他は特筆すべきものはないように感じました。悪徳刑事ぶりも禿鷹なんかの方が上ですね。黒川博行氏が「卓抜したリアリティ」って書いてるけど、どこがリアルなんだろう。並みの並です。 | ||||
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ミステリ、ハードボイルド小説をよく読みます。 そのせいかわかりませんが、この本に関しましては、オチがすぐに読めてしまいました。 そこも含め、先に先にと読ますのが、この小説の魅力かもしれませんが、自分にとっては不足気味でした。 続編が楽しみです。 | ||||
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TV化されている作品もいくつかあるようです。これから、少し読んでみようかと思っています。 | ||||
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捜査二課の暴力団係に配属された日岡は、上司の刑事である大上とともに暴力団関連の金融会社の会社員が失踪した事件を捜査するが、単なる失踪ではなく大きな事件に発展していくとともに、暴力団と刑事の癒着の実態が明らかになってくる。 前半から中盤は大上の強引や捜査や暴力団との駆け引きが楽しめた。 個人的には大上の破天荒なキャラクターは好きだったが、主人公の日岡の人間性はほとんど描かれておらず主人公に魅力を感じられなかった。 終盤はある大事件をきっかけにやくざの激しい抗争、復讐合戦が始まるかと思いきや、微妙な終わり方をしてしまったのが非常に残念だった。 | ||||
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