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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん2 善意の指針は悪意
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嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん2 善意の指針は悪意の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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1巻が読めて、続きも読みたくなった人なら2巻も読めると思います。 今回は元カノが出てくる「病院」での話でした。元カノの妹さんが、ちょっとおマセで可愛かった。 みーくんの本当の名前も明かされます!なるほど!!確かに女の子向けの名前だね……しかもひらがなだそうで。(みーくんは、自分の本名が大大大嫌いなんです) みーくんの掛け声の「はいよ」「はいよぉ」「どっこいしょ」にはウケました。あと文庫本のカバーを外すと仕掛けがあるのは電撃文庫では珍しいのでは??(わかんないけど) | ||||
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人は誰にでもなれる、翻って、人は誰かにしかなれない。 それがこの小説の主題。 「……ほんと、僕は誰なんだろうねえ」 まさにこのひとことこそが小説のハイライトとなる。 ついに名の明かされることのない僕の前に現れる元カノ、長瀬透。彼女と僕との間で 交わされるコミュニケーションはすべて名前を入れ替えるかたちで行われる。こうして、僕は 「透」を引き受けることによって、辛うじて、僕でいられる。 彼女の登場によって、マユと僕との関係もたちまちにして明かされる。 つまり、僕は道真の「みーくん」を引き受けることによって、辛うじて、僕でいられる。 そして、マユはマユで、「みーくん」の存在によって、辛うじて、「まーちゃん」として、 「壊れた」相を抑え込むことができる。 僕がなぜ「嘘つき」であらねばならぬのか、という問題もこの構造によって説明がつく。 つまり、語るべき真実、僕を僕として語りうる人格などというものがそもそも僕にはない のだから、必然的に僕は嘘つきであるほかない。だからこその「嘘つきみーくん」。 実によく練られた構造だ。 別にこれは「心の闇」などという抽象論ではない。人格というものはすべからく、他者に 対する共依存性、可塑性において成り立つ。そのことをエキセントリックな舞台装置で表現 しているに過ぎない。この大風呂敷をどう回収するのか、入間氏の腕の見せ所。 | ||||
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純愛小説だと思って手にとったが ことごとく裏切られた いい意味で・・・ 後半の盛り上げ方は凄く上手だと思います。 | ||||
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一巻から少し面白さは落ちましたけど、つまらないかと言われたらそうではないです。どちらかと言えば、というか面白い。 独特な文体と緩慢なストーリー展開でもやもやとした雰囲気を作り上げています。この雰囲気が僕は大好きなんですけど。 買って損はないと思います。 | ||||
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