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僕が七不思議になったわけ
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僕が七不思議になったわけの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全44件 41~44 3/3ページ
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綺麗で純粋で、そしてせつないというよりもどかしい物語です。 章ごとに季節が変わるのですが、「冬の章」は続けて二つあります。 最後まで読んで、春・夏・秋に戻ると、この物語がいかに綺麗に纏まっているか分かるでしょう。 イヤリングや携帯電話の充電、朝倉さんの友人、人称の変化。至るところにヒントはあります。 メディアワークス文庫らしい良作であると言えます。 星を一つ減らした理由は、ラストに納得がいかなかったから。 人と人がほんの一瞬だけ触れ合い、また離れていくというのは現実ではよくあるお話です。 このお話の格は主人公が新たな一歩を踏み出すことなのですから、当然の終わり方でしょう。 ただ、僕は物語の中だけは「みんなずっと仲良く暮らしました」でいいじゃないかと思うのです。 物語ですら別離の寂しさを感じたくない、という単純な好みの問題です。客観的にみるならどう考えても'5でしょう。 | ||||
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読み終わった後にじんわりした余韻が残る良作だと思います。若干もやもやした感じはあります。 怪談ミステリものかなぁと思って買ったのですが、怪談やミステリを主軸においたものというよりは、帯に書かれているとおりちょっと切ない青春モノと言った感じです。ミステリーもおまけ程度ですかね。 途中までは「七不思議を利用して女の子と親しくなってめでたし」という凡作的結末を予想していましたが、作者をなめていたようで、はずれました。 | ||||
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帯にも書かれているとおり本作には読者へのミスリードが含まれています。しかしそれに関しては本書内でもなんとなく匂わされていることもあり、特に驚きはしませんでした。普通に読めばまあ、そうなんだろうなーっていう感じです。九割の人がなんとなく察するであろうと思います。 それを差し引いても、本作は普通の青春物として読みやすいものでした。MW文庫で流行っているほっこり系というやつでしょうか。そういう部分で自分は楽しめたので良かったです。文章も癖がなくて読みやすかったです。 | ||||
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試し読みである程度読んでいたがそれなりの面白さだった。 ただやはり荒が目立つし、なにより平坦だ。 どこかで読んだことあるような文章にどこかで読んだことがあるような流れ。それと言って目立った設定でもなく惰性でページをめくった。 百ページ読んだところで特に面白さを感じなかったので後半は多少読み流したが流れは最後まで同じだった。 又、ミステリーを匂わせているので最後の最後にちょっとした落ちやどんでん返しがつくのかもと期待していたがそういうわけでもなくその点が残念だった。 結構期待していたのでがっかりした。 しかし雰囲気はそれなりにいいので、読む本が見つからず暇な人は読んでも良いのかもしれない。 他人に大して積極的にお勧めは出来ない一冊だった。 | ||||
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