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総理にされた男
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総理にされた男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.24pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全151件 41~60 3/8ページ
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話のテンポが良く、一気に読み終えました。荒唐無稽な設定ながら、惹きつけられるものがあり、グッときました。楽しかった。ありがとうございます。 | ||||
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本当に遅ればせながらという感じですが、感想を書き込ませていただきます。 いろいろな世間常識や政治信条によって何となく目を瞑ったり目を背けたりしているけれども、やっぱりどこかおかしい、ということって世の中にいろいろとあるものです。ここでは東北大震災の復興資金が様々に流用されていた事実、国会ですでに一旦成立しているにもかかわらず政府・政党・官僚の利害対立のため最終的に法案として成立していないものがあったこと、自衛隊がテロに対する自国民保護のために出動することができないというジレンマを取り上げています。小説としてはやや乱暴な手法で書かれていますが、こういった問題を取り上げたくなる気持ちは良く分かります。 とくに最後の憲法第9条がらみの問題は現在最もホットな話題になっているところです。毎年8月、終戦の季節になると、「平和への誓」なるものがあちこちで取り上げられます。しかし実際問題として邦人がテロで人質になってしまった場合など、自衛隊は何もできない、やってはいけないのでしょうか。たしかに戦争は好んでやるものであってはなりませんし、侵略の手段となってはならないことは言うまでもありません。しかし、自国民の生命・財産を守ることができくて、それは国家と云えるのでしょうか。本書中でも国家は領土・国民・主権があってはじめて成り立つということを確認しています。本書評蘭でもテロから国民を守ることと戦争を同じ土壌で語る詭弁だという意見が見られましたが、そういう屁理屈はもういい加減にして欲しいと思います。こういとうことを得意げに言う人たちにとって右よりな意見・ナショナリスティックな意見、即悪なんですよね。 つい先頃英国のエリザベス女王が亡くなりました。彼女は訪日時に演説を行い、日英関係が必ずしも円滑にばかり進んだ訳ではないこと、つまり敵国同士となったことがあることをはっきりと言葉にしました。かつ、靖国神社への参拝をキッパリ拒否しました。わたしは立派なやり方だと思います。友好関係はもちろん大切だけれども、原則は絶対曲げられないということを示してみせた訳です。実際女王は基本親日的な方でしたし、日本皇室とイギリス王室は親密な間柄です。それでも譲れない線ははっきりあるのだということを明示した訳です。 この小説は戯画的、スプラスティックな形態をとって書かれていますが、著者は現在のわが国の状況を真剣に心配しているのだと思います。また、終わり近くで主人公に、わが国は高齢化などのためもうダメだなどというひとたちが多いが、身の丈にあった国家運営をしていさえすれば決して将来は暗くはないと言わせています。これも言いたかったことのひとつだと思います。単なるスプラスティックコメディではありません。 | ||||
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大変迅速丁寧な対応で受け取りしたにも満足しています | ||||
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なんとなく手に取った本でしたが、政治のイロハを小説の形で知ることができる本でした。 主人公が替え玉となるものの次第に自分の置かれた立場や使命を理解し、また、庶民である主人公だからこその観点が多分に盛り込まれ、ドキドキしながらあっという間に読み終えました。 痛快でありながらも総理という立場の苦難、苦渋は如何程か,というのを想像しやすくさせてくれます。 たかが一票、されど一票。この言葉の意味を、この小説によって教えてもらいました。本当に良い本でした。 | ||||
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マンガチックですがシンプルで分かりやすく愉しめました。 | ||||
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あぁ、こんなこともあったなぁ、なんて感慨深く読んでいくうちに、知らず知らず引き込まれて行きました。まだ完読してませんが、結末にワクワクしてます。 | ||||
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ありそうでなかった現代政治の矛盾と鬱憤を取り込んだフィクションでありながら、重さを感じないのは流石中山先生といったところか。 見事なエンターテイメントです。 かつ、政治の問題を考えさせられる。 良著です。 | ||||
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フィクションでありノンフィクションぽさを随所に感じられる作品。怖さも温かさもあり引き込まれます。 | ||||
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総理の替え玉なんて有り得るのか。 読み始めた当初はそう思っていたが、読み進めるに連れて可能だということに気付いた。 病気により顔面が少々異なっていても、皆が納得するという状況。 そして内閣官房長官による手厚いサポート体制。更には大学教授である友人からの、情報面での知識強化。 最初こそ、どうやって替え玉を乗り越えるのかと思っていたが、全く違和感なく替え玉として活躍している姿に驚いた。 また当初より、どの様な結末を迎えるのかという事が気になっていた。 失脚するのかと思うシーンもあったが、彼なりの打開策により無事乗り越えた。 となると、今後も彼が総理として活躍していくことは自明だろう。 凄い。まさか本当に総理になってしまうなんて。 驚くシーンも幾つかあったが、難しい政治的な部分でも面白い展開に持っていける作者は凄いと思った。 | ||||
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久々にわくわくさせられたものであった。 私たちの現実世界がベースとなっていることに加えて,現実には起こり得ないだろうが起こったとしても何ら不思議ではないことを組み込んだバランスの良さが読みやすさの理由かと思われた。 内容についてはネタバレ回避のため触れないが,「ここで終わるのか」という衝撃があったこともあり,もし続編が出たら是非読みたいと感じた。 | ||||
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素晴らしい、読み続けられる、後味の良い終わり方でしたね。中山七里先生の作品を読んで、この作品で2作目になります。三作目も探して読みたいです。 | ||||
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今尚続く日本の課題について考えさせられる一冊。最後の名演説は必読です。私自身ある程度の政治経済については普段から考えてるつもりでしたが、考えも浅いしなにより他人事で行動が伴ってなかったなと反省しました。理想論ですが、国民一人一人がこの総理のように真剣に考え行動すれば、日本もまだまだ変われるんじゃないでしょうか。 | ||||
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小説に登場する政党も事件もネタ元を想起させる。主人公を含めた人物も実在の人物を一部に想起させる。虚実ない交ぜにしてオリジナルの小説に仕上げた印象。読後感はイイ。 しかし、小説でもちょっとやりすぎではないかというくらい、設定や話の運び方がフィクションに傾きすぎている嫌いがある。 頭の回転が速くて、記憶力がよくて、庶民感覚を持っていて、機転が効いて、理路整然と話ができて、自分を演出できる主人公。展開も強引だ。事実を隠しおおせるものだろうか。官僚のサボタージュや背信というのは所属する組織によるものだろうか。 議院内閣制度も議会制民主主義も無視しており、それこそ民主主義の根幹を揺るがす大事件だろう。そこはリークされないのかと、でき過ぎた展開に危うさを感じながら読んだ。 そして何より、イデオロギーに対して一方的に処断してしており、それが鼻につく。世の中に、単純で当たり前に正しいことなど少ないように思う。経済対策についてトリクルダウンかボトムアップか、理屈でどちらがよいのか判断するのは危険だと思う。要はどちらにしても試行錯誤でやり方次第ではないのか。そして煩悶と決断したプロセスを言葉にすることだと思う。 主人公のおよそ政治家らしくない感覚は大事にしたいし、共感したくなるとは思う。なにより、自分が安全なところにいて、互いに批判ばかりして足を引っ張り合う最近の議員さんにありがちな姿勢を、初心に帰れと断罪する様は読んでいて胸がすく思いを抱いた。 総じて、小説としておもしろいし、著者一流の筆力に妥当性をなんとなく納得させられてしまう一方で、やはりモヤモヤさせられた1冊だった。 なお、解説は著名な池上彰さんである。しかし、 暗幕のゲルニカ (新潮文庫) の同氏の解説ほど得るものがなかったように思う。 | ||||
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現実には絶対ない話だが、それが小説。今の腐敗政治、憲法改正問題、自衛隊問題、頷けるものがある。 | ||||
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中山七里さんの作品を初めて読みましたが、考えさせられる事も多く、後半は特に良かったと思います。 この作家の本を薦めてくれた友人に感謝です。 | ||||
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フィクションとは思いつつも、改めて総理の職務の大変さを知りました。加納慎策さんの替え玉ぶりもすごくはまっていました。大変楽しませていただきありがとうございました。 | ||||
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ストーリー展開に魅了され、あっという間に読破 すっかり横関ファンに | ||||
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文章も物語構成も巧み。かつ、どのプロットにも深みがあり、元政治家か関係者かと思わせる。ただ、消費税問題など、詳しすぎるきらいあり。もう少し約(つづ)めたほうがよかったかな。 ほぼ類似した設定のアメリカ映画があったが、焼き増しを感じさせない力作。 | ||||
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本当にこうした議論がキチンと国民の前に示される時を望みたい。批判ばかりの議員歳費こそ、国費の無駄遣い。胸をすくような、総理にされた男、いや真の総理に惜しみない拍手を送りたい。 | ||||
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かたくるしい説明も多く読み進めるのが苦しい部分もあるが、おかげで政治が少しわかったように思うし、興味も大きくなった。でも内容はバカバカしい…なんだろうな。 | ||||
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