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死刑にいたる病(チェインドッグ)
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死刑にいたる病(チェインドッグ)の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全64件 21~40 2/4ページ
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人の心を操るのが得意な犯人。それに翻弄される周りの人々。 ここまで、人を操作できるなんて…と、人間の恐ろしさを感じました。 | ||||
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歳だけはとっていても、世の中には知らないことばかり。 神様のいたずらなのか、生まれ持ってなのか?後天性が強いのか?こんなの様な人も居るのかと思うと | ||||
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映画で阿部サダヲが主演の作品と知り、興味がわいて読んでみたが、まず、犯罪の描写が詳細すぎて読んでいて気分が良くなかった。そうした描写を生々しくこと細かに伝えることがリアルということ、なのかなと読み進めた。 途中、やや違和感があったのは、雅也の母と雅也の電話での会話。大学生という20歳やそこらの息子に、しかもその息子はいろいろと失意の中でこじらせ中なのに殺人犯と親密に交流をしている、という事情の中、ああまであけすけに自らの「半生」を語ってしまうものだろうかと。母親の物語がもっと詳しく述べられていればそれを読んでみたかったなと思った。あと、違和感といえば、雅也の父親がそもそもなぜそんな有名な(?)連続殺人犯からの手紙をなにも言わずに息子に転送してしまったのかな、と。そこは謎でした。 結局雅也は榛村にいいように振り回されて、ここまで言うのもアレだけど、いい面の皮というか、そういうことですが、それをきっかけにいろいろ吹っ切れて前向きになれたんなら良かったね、と思いたい。思いたかったが不穏なエピローグがついてあった(笑)。 ともあれ、雅也は終盤「覚醒」したけども、榛村に関わった人はみんな榛村の物語に振り回されてしまう、本人はそうとは気がつかないままに、という怖さは伝わった。 | ||||
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全てはサイコパスの愉快のため。サイコパスの関わるもの、関わっていないと思っているもの、何もかも信用してはいけない。 | ||||
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サイコパスはこんな事も考え得るのかとフィクションながら感嘆しました。 著者の知的感、調べた感がリアルに伝わってきました。 恐ろしい小説(現実ではあってはならない的)に 怖気を覚えました。 グロテスクな部分を除き(苦手なので)うまく結までで終わり、その後を匂わす。 頭がいいですね。 | ||||
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レビューでたくさんの方が書いていますが、わたしも「殺戮にいたる病」を意識してるのかなと思って購入しました。あと、阿部サダヲさんも気になったし。 これは「殺戮にいたる病」とは全く別物です。 以下ネタバレ含みます ミステリでもサスペンスでもなくて、モラトリアム大学生の自分探しの旅だと思うとちょうどいい気がします。 大学を休んで色んな人に会って、自分とは何かを考えていくので、謎解きとかカタルシスとか起伏とか「ない」です。 「そういうもの」だと思って読むと十分面白いと思います。ていうか「ミステリだと思ったら自分探しだった」という設計なのかもしれません。 もともとは別のタイトルだったと後書きに記載がありました。 「死刑にいたる病」に変えよう、と思いついた人はセンスがあると思いますが、残念なのは、このタイトルに惹かれて買ったわたしは「殺戮に‥」とどうしても比較してしまいます。 アレと比べるとどうしてもこれは全体的に軽い。 結局わたしはタイトルに惹かれて買って売上に貢献しましたが、読んだものの「殺戮に‥」には及ばないというかそもそもジャンルが違うので比較対象ではないという感想です。これ自信がつまらないわけではないので評価は4にしました。 小説のタイトルって難しいですね。 | ||||
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映画が気になり、原作を読んでみたく購入しました。 なるほどね、そう言う事と納得しました。 面白く読みました。 | ||||
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冒頭から映画とは違いますが 映画よりもわかりやすくて読みやすいです | ||||
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映画見なそうだから原作読もうと思って買いました。寝る前だしちょっと読んで終わりにしよと思い読んでたら気がついたときは2時間経ってました笑。原作を読んだら映画ではどうなっているのか気になってきたので見に行こうと思います! | ||||
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何処にでも潜んでいる殺人鬼だと思います。 | ||||
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一気読みしてしまいました。 ダレない展開、そして椿村に引き込まれました。 | ||||
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日本の作品はこれだから面白い。 落語もそう。じわじわと面白さに、沼の方に寄せて行く。そしてハマれば狙い通りに人は笑う。それでもなお人を笑いを求めてじわじわと待つことを、我慢することを覚えて笑にいたる。 この作品もじわじわと狙い通りに運ばれて、気づけばこの結末のために待った甲斐があったと思わせられる作品だ。 | ||||
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文章に無駄がなく、読みやすく、ストーリーも面白かったです。一気に読みました。 | ||||
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全体的には驚きの展開と秀逸なミスリード、大和の魅力的な描写と主人公の雅也の心情描写が丁寧で読みやすく素晴らしい作品でした。するすると読めたミステリーは久しぶりです。 ただ、ラストのエピローグは説明的すぎて、ここはあえて削っておけば…とはちょっと思ってしまいました。 ですが、全体的には面白くお勧めです。 | ||||
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『孤狼の血』の白石和彌監督による映画化原作です。 本編が韓国映画テイストの内容だったので気になって読みました。 思ったものとは違っていましたが面白かったです。ただもうひと工夫あってもいいかなと思いました。 | ||||
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おもしろかったです。 | ||||
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映画公開が近く、面白そう!と思って購入。あっという間に読んでしまいました。 こんなに早く読めたことは、とても久しぶりでした。 内容に賛否はあると思いますが、私は面白かったです。 | ||||
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が、賛否が分かれるところがあるとすればミステリーらしい仕掛けが無いと感じるとこではないか?と思う。 仕掛けが無いというのは少々乱暴な物言いで、大筋とすれば榛村大和というサイコパスの連続殺人鬼の思惑で筧井雅也という青年が探偵ごっこをする話となる。 一つの事象を暴く為に周辺の外堀を探って行くと榛村大和の過去に連動して自信の生い立ちや母親の過去も見えてくる……ただ、その過程で稀代の殺人鬼の口車に乗せられ知らず知らずにマインドコントロールされている。 余談だが、アメリカ等のシリアルキラーの物語(と言っても実話を元に著者の視点で肉付けされた限りなくノンフィクションに近いドキュメント的なもの)を読み解くとシリアルキラーは割と幼少期に虐待を受けていたり、サイコパス的に他人を欺き陥れる事に長けていたり、甘言を用いてマインドコントロールしたりという輩が多いように感じる。 この物語もサイコパスな榛村大和が口八丁でマインドコントロールしていたり、過去に虐待を受けた登場人物が数多く登場したりとアメリカ等のシリアルキラーの物語に影響されて下敷きにしている感が強いように思えた。 恐らくは数あるシリアルキラーの中でテッド・バンディという殺人鬼をモデルにしているのでは?と思わせられた。 と、いうわけでシリアルキラーの話が好きであればそれなりに興味を持って読めるし、理解出来る点も多い。 個人的に秀逸且つ嫌な終末だなと感じたのは榛村大和は既に死刑囚として収監されており、単純に自分の楽しみの為に動かずして他人をコントロールしているあたりと、物語自体は筧井雅也青年が探偵ごっこの中でシリアルキラーの思惑に取り込まれそうになるがそうならずに一応のハッピーエンドを迎える。 が、そのハッピーエンドの片割れにも榛村大和の支配は及んでいて明るい結末を迎えた水面下に仄昏く底冷えするような薄気味悪さが息を潜めている感じがしてしまう終わり方でした。 普通に楽しく読むも、繰り返し読んで得体の知れない恐怖を楽しむも楽しみ方は人それぞれですね。 興味のある方は読んでみても損はないです。 | ||||
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映画の宣伝動画で興味が湧いたので買いました なにより文章の読みやすさ。抜群です。 あとは二転三転する展開、緊張感、引き込まれる描写。色んな意味で魅力的なキャラクター。 ドキドキしながら読めました。とても満足してます。 タイトルで興味が湧いた方ならいわゆる「ハズレ」では無いと思いますよ。 しいて言えば黒歴史をお持ちだった方はちょっと恥ずかしい気持ちになるかもしれません(笑) で、読み終わってみて死刑囚の大和役に阿部サダヲを抜擢したことに改めて驚いた。 伊勢谷友介や生田斗真ぐらいのイケメンを想像したけど、阿部サダヲはそれはそれで納得できる配役だと思う。 内容が羊たちの沈黙にドラマ要素を足して、多少のファンタジーを振りかけて仕上げた感じになってるので阿部サダヲが演じることで多少リアリティーが増すのだろうと思います。 | ||||
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映画の予告を観て 『阿部サダヲが死刑囚だと!?』 これは観るしかない、原作があると知り 題名が変わる前の作品に触れた タイトルに付けた『チェインドッグ』である。 『死刑にいたる病』でも『チェインドッグ』でも分かる気がする。 ただ、前者はキルケゴールの『死に至る病』からに関連しているように見えるので『チェインドッグ』の方が好みではある。 シリアルキラーの心理は興味がある。 いかにして、そこに至ったか。生育歴がどうだったのか・・・ ただ、文中にある『不幸な生まれなら、人殺しになってもいいんですか?違うでしょ。孤児だろうと施設育ちだろうと、犯罪とは無縁に立派に生きている子たちが世の中にはたくさんいるんですよ。』が多数派であり、真実であると 私は信じたい。 | ||||
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