■スポンサードリンク
火星の人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
火星の人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.46pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全247件 101~120 6/13ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔、日本でも堀江さんが、太平洋ひとりぼっちという本で有名になったが、これは火星が舞台の、ひとりぼっちのお話。 しかし、このワトニーという主人公は、一人っきりで火星に残されたからといって、死と向き合い、悲壮感にとらわれ、壮絶なサバイバルをするかといえば、そうではなく、むしろ一人でいるのが苦にならない感じで、かなり楽天的の感じで、火星の中での生存をめざす。 あえて言えば、アキバ系オタク宇宙飛行士みたいなかんじで、いろいろな科学的知識を駆使して、ジャガイモを作り、ベットルームを作り、車を改良して、救難場所まで何千キロもたびをする。 いろいろな試練があるたびに、持ち合わせた科学的知識により困難を克服していくのは、ロビンソンクルーソウと同じで、こういう置いてきぼり系サバイバルの定番かもしれない。 しかし、他のクルーの置いていった70年代のテレビ番組や、ディスコサウンドがバックグラウンドとなり、すごい軽いノリで恐怖を乗り越えるのは、かなり今風で面白い。 リドリースコットの映画を見て面白かったので、きっと原作がいいからだと思えたので読んでみたが、かなりあっさりして読みやすかった。中国の協力を受け入れるのが、かなり批判されていたが、今の米中の関係だと不自然でもない。 専門的な科学的検証から見たら、ご都合主義になるかもしれないが、 近い将来、人類が火星に行けるようになるかもしれないし、火星は怖くないという設定は、いいんじゃないかと思える。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
たった数ページで展開に引き込まれ、上下巻をあっという間に読み終えてしまいました。まず、本が苦手な人にもお勧めしやすいくらい、文章がとても読みやすいです。また、どんな苦境に直面しても、地球から遠く離れていても、ユーモアと希望を捨てない姿勢は人間の一番素晴らしい部分だなあと心から感動しました。読み終わった翌日に思わず映画へ行ってしまうほど。個人的には、映画よりも原作の方がすきです。素晴らしい小説に出合えてうれしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人類の将来をもう一度信じてみる気になるし、忘れかけた科学の価値を思い出せたし、何より、マークワトニーがあまりに可愛くて言うことない。 マーク以外の登場人物も大好きだ! 科学者くずれ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
火星に一人取り残されちゃったのに、主人公がとにかく明るい。 宇宙飛行士には若干気が狂ったレベルのポジティブさが求められるのではないかと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
久々のワクワク感が止まらないエンターテイメントでした。 理系的な知識があるとかなり楽しめます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
火星探索中、不慮の事故により一人火星に取り残されることになった宇宙飛行士ワトニー。 怪我を負いつつ奇跡的に助かるものの、ワトニーは死んだと誤解した探索メンバーはすでに火星を引き上げたあと。当然彼が生き残るために必要充分な物資が火星にあるはずもない…。 酸素・食料・水・気温などなど、地球ではあって当たり前のものが火星ではことごとく限られており、この小説は熾烈な状況の下で己の知識のみを頼りに生き抜いていく一人の男の物語です。 こう書くと「サバイバル系?舞台が宇宙ならなんだか難しそうだし話も重そうだぞ」と思われがちですが、この小説のすごいところはハードSFでありながら大衆向けに非常にソフトな仕上がりになっている部分です。 ぶっちゃけ内容は科学的な記述がほとんどです。通常ならば根っから文系人間である私の頭が爆発しているくらいの分量です。しかし本書の8割方を科学的な解説に割いているにも関わらず、面白い。夢中で読める。そういう専門的な説明をストーリーに落とし込むのが非常に上手い作家さんだと感じました。あっという間の500ページ↑だった…。 なにより本作の魅力を引き上げているのは主人公・ワトニーのその人間性でしょう。彼のそのユーモア溢れる性格と精神的なタフネスさに読んでいて何度救われたことか。もしも主人公がワトニーでなければ非常に重苦しいストーリーになっていたと思います。見て見て!おっぱい!(・人・)なんてことが言える主人公だからここまで面白いんだきっと(笑) 科学的な考証についてはふんわり理解する程度で読み進めても充分面白いです。正直ワトニーが生きているだけで私は楽しかった(笑) それと中盤から終盤にかけて全世界の人間が一丸となってワトニー救出に動きますが、もしかするとこの部分でリアリティがないと思う方もいるかもしれません。たった一人を救出するために莫大な税金をかけて…などといったふうに非難するような人物が一人も出てこないんですね。登場人物が全員聖人すぎるきらいは確かにありましたが、おそらく作者は故意にそういった人間の負の部分を書かなかったんだろうなと感じました。ラストのワトニーの独白部分、「人間は誰でも助け合うのが基本であって本能だからだと思う」という文章にすべてが詰まってると思います。 とても面白く心に残る作品でした。実写化もされているようで是非見たい。ワトニーかっこよかったぞ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
必要なカロリーと取得可能なカロリーを計算してその差を埋める方策を考える。サバイバルやな | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「SFって、なんか難しそう……」という先入観を持っている人は多いと思う。僕も、そうです。でも、この本は、そんな先入観をぶっ飛ばすほど、圧倒的に面白い。著者はかなりの才人で、経歴も煌びやかだし、理系部分の記述は「SF」の匂いをぷんぷん出している。しかし、この小説の本質はそうした「難しさ」ではなくて、読んでいるだけで面白い人間ドラマにある。もちろん、SF部分も、かなりしっかりしている(と思う)。けれど、そうした評価は、専門の読み手に任せるとして、とにかく言いたいのは、「読みだしたら止まらない小説!」だということ。ほんとに、面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まだ途中までしか読んでいませんが、すごく面白い商品です。下巻も購入したいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
原作おもしろすぎました。 本のタイトルは連想も想像もできません。しかし、読み始めたら1ページ目からのめり込みます。 自分がワトニーのそばで見ている感覚になります。 NASA・JPLの活躍も同じく中にいるような感じです。 映画では入りきれなかった重要なエピソードも多く、エンディングも違います。 映画を見た方は、読まないと損をします。 何度も読みなおすことのできる・SFはちょっとという人にもおすすめです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画と合わせてどうぞ 面白いものを読ませてもらいました。 (^-^) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最高のエンターテイメント作品です。存分に楽しめるとおもいますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画「オデッセイ」の原作の「火星の人」。ようやく読了。仕事の合間に数ページ、移動中に数ページ、寝る前に数ページ、というようなスローな読み方で、読み終えるのに時間はかかったけれど、常に、もっと読み進めたい!という内容の連続で、読み終えての満足感はとても大きい。 もっとスピーディに読むことも可能だったけれど、ゆっくりと読もうと思ったのは、全編を通して「リアル」を醸し出している簡潔なテクノロジー説明の確実な理解や、「言葉」で描かれている火星の状況をキチンと汲み取って脳内で「ビジュアルイメージ」にして、読む「文字」が、そのまま「映像」として脳内で動くところまでディテールを想像することに費やしたことが大きい。 物語は、マーク・ワトニーという植物学者で宇宙飛行士の男が、火星にひとり取り残されるという危機的状況の中に陥り、とりあえず、どれだけ生き続けられるのかに向けて、いま目の前にある可能性をすべて駆使するところから始まる。 そして、読み進めて思うのは、実際に起こっても仕方ないという「リアル」な出来事だけであり、文字通りのサイエンスの上にある事件だけで、タコっぽい火星人とか登場しないのは当然のこと、そういう空想の世界の産物のようなものが一切ないところが、違和感をまったく持たずに脳内映像にして行ける。 さらに、神が舞い降りて奇跡が起こって…という劇的な解決もない。淡々と工夫が続き、全編がどこまで知恵を絞り出せるかということの連続。最後のクライマックスまで、とにかく読み応えのある本でした。 これで、やっと映画を見る準備完了。あと、もし火星に行くことがあったら、手荷物に畑の土をひと摑みと、生のジャガイモは絶対に入れて行こうと思います(笑)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画「オデッセイ」の原作の「火星の人」。ようやく読了。仕事の合間に数ページ、移動中に数ページ、寝る前に数ページ、というようなスローな読み方で、読み終えるのに時間はかかったけれど、常に、もっと読み進めたい!という内容の連続で、読み終えての満足感はとても大きい。 もっとスピーディに読むことも可能だったけれど、ゆっくりと読もうと思ったのは、全編を通して「リアル」を醸し出している簡潔なテクノロジー説明の確実な理解や、「言葉」で描かれている火星の状況をキチンと汲み取って脳内で「ビジュアルイメージ」にして、読む「文字」が、そのまま「映像」として脳内で動くところまでディテールを想像することに費やしたことが大きい。 物語は、マーク・ワトニーという植物学者で宇宙飛行士の男が、火星にひとり取り残されるという危機的状況の中に陥り、とりあえず、どれだけ生き続けられるのかに向けて、いま目の前にある可能性をすべて駆使するところから始まる。 そして、読み進めて思うのは、実際に起こっても仕方ないという「リアル」な出来事だけであり、文字通りのサイエンスの上にある事件だけで、タコっぽい火星人とか登場しないのは当然のこと、そういう空想の世界の産物のようなものが一切ないところが、違和感をまったく持たずに脳内映像にして行ける。 さらに、神が舞い降りて奇跡が起こって…という劇的な解決もない。淡々と工夫が続き、全編がどこまで知恵を絞り出せるかということの連続。最後のクライマックスまで、とにかく読み応えのある本でした。 これで、やっと映画を見る準備完了。あと、もし火星に行くことがあったら、手荷物に畑の土をひと摑みと、生のジャガイモは絶対に入れて行こうと思います(笑)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画の中で「あれ?」と疑問に思った所がクリアになり、また映画がみたくなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これだけ壮大な内容でリアリティがある話を展開できているのは、 広範な科学技術に対する専門知識をベースに本作品が書かれているからであり、まずその点に感嘆した。 一方で、それらの専門知識を散りばめながらも小説としての面白さを失わない、ストーリー展開と キャラクター構成が秀逸である。 まだ上巻だけだが、久しぶりに面白い小説に会えた気がする。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
火星に取り残されている一人のクルー、マーク・ワトニーが最後の望みをかけて生き延びる様を描いた作品です。 ただひとつだけ救出出来る場所、スキャパレリに向けての行動や周りの状況といったところは、NASAを知り尽くした人間じゃないと描けない作品になっていると感じます。 最後に描かれている〈ヘルメス〉での救出劇には、「ちょっと、どうなのかな?」と首を傾げたくなりましたが、そこはそこでアメリカ作品にありがちなハッピーエンドのシナリオに落ち着いています。 上巻・下巻全体を通して読み応えのある作品で、内容的にもすぐに映画化されたのも頷けます。日本ではこのような作品は生まれないでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画が先か、原作が先か悩みました。 原作から入りましたが、映画ともどもいい意味で別物として楽しめました。 どちらから先に入るにせよ、この原作は読んで損はありません。 置かれている状況が信じられないくらい悲惨なのにもかかわらず、明るく楽天的な主人公には勇気をもらえます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
終始目が離せない。 展開がある予測出来て、ある程度予想出来ない、このバランスがちょうど良い。 そして何より砕けた文章でスラスラと読みやすい。 理系、もしくは、宇宙好きな大学生にお勧めです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は映画の前に読みました。 映画を見た方にも一読をお勧めします。 映画よりさらに描写が細かく、よりサバイバル感が強く描かれています。 映画では、細かいディテールの説明不足や端折られ感がチラホラありましたが、本書ではしっかりと掘り下げられています。 宇宙クラスタ必読の一冊です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!