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蜩ノ記
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蜩ノ記の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.16pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全72件 61~72 4/4ページ
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こういう文章が、「切れる文章」というのでしょうか。わずかな言葉でのきちっとした情景描写、感情表現・・。葉室麟さんのファンになりました。戸田秋谷と檀野庄三郎の人間味溢れる行動に武士の神髄を見ました。何か、今の政治家にこの二人の潔さを学んでもらいたい気がいたします。 | ||||
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現在の会社勤めでも、出世はしなかったんでしょう。このような人が、閑職に追いやられるので、世渡りのうまい人ばかりの会社になってしまうのかなぁ。 | ||||
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この本は上司に薦められて(上司がそのまた上司に「これを読んで心を洗われなさい」と言われて読んで感動し、「お前も読んどきなさい」と言われて又貸しされた)読んで見ました。 普段あまり本を読まないのですが、感動というより感服しました。背筋が伸びる思いです。 読み終わってすぐにもう一度読み直しました。 私はこの本を物語としてではなく、これから生きていくためにどうすべきかを教えてくれる指南書のように思いました。 これから自分の分の本を買います! | ||||
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状態良好。内容も100%期待どおり。この著者の他の作品も読みたくなりました。 | ||||
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おともだちの哲也君がいいよと書いていたので読んでみました。 凛烈たる覚悟と矜持 まさしくそれに尽きるお話でした。 死・・・しかも切腹の日が刻々と迫ってくるなか、 命乞いどころか私利私欲も捨てて、 己の信じるもの、大切なもののために生きて死ぬ。 背筋の通った人生。 それはさておき、 縁ということについてもいろいろ考えさせせられ。 そして彼をめぐる女性。 妻・そして前藩主の側室 強いですね、二人とも。 とくに妻、こんなふうに夫を見送れるのですね。 時代といえばそれまででしょうけど。 妻と子の幸せもまた願わばこその切腹なのでしょうけど・・・ 素直に感涙・・・するにはなんとなく消化しきれないものも感じます。 前藩主の側室とは決して密通などしてはいませんが、 二人の間には心の絆は確かにあるし、 切腹が近づいて二人で茶を喫しながらの 会話には情緒が漂いすぎていて なにごともなかったからこそのプラトニックラブっていうんですか? かえって妻が知ればしんどいんじゃないかなぁとか。 ついつい女の意地悪目線がでちゃったりして(笑) | ||||
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映画を見ることができませんでしたので、原本を読みました。文章が平易に書かれていましたので、とても読みやすかったです。 自然の描写、たとえば川のせせらぎ、風のうごき、植物の描き方がとても丁寧に感じました。 人物の心の動きも親切すぎるくらい丁寧に描写されています。 サラリーマンとしては、会社への宮仕えの息苦しさと重なる部分が多いので共感するところが多いです。 家老の悪役にしゃべらし過ぎと感じなくもないですが、かえって解りやすくてよろしいのではないでしょうか。 最後の結末に反して、藤沢小説のような暗さを感じなかったので、清涼感がありよかったです。 | ||||
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刹那に宿る命の脆さと無限さが、この小説のバックボーンである。主人公の戸田秋谷には、冤罪のために郡奉行を解任させられ、主家の家歴の編纂を三年で仕上げ、それと同時に切腹を命じられた。その監視役として遣わされた元祐筆だった壇野庄三郎も、月日を重ねていくうちに、戸田秋谷に傾き、秋谷の娘と結婚する……。 『蜩の記』は江戸中期から後期にかけて九州の一隅で全うした戸田秋谷の生き様が推理と抒情的な筆致で書かれている。 「死を見つめ、淡々と明快な力強さに溢れる名作」と、東京大学教授ロバート・キャンベル氏は書いている。 江戸時代の庶民の理不尽な苦しみが克明である。そこに葉室麟の歴史的なレジスタンスをも読み取ることができる。 主人公の生き方の清廉潔白さと、貧しい庶民や農村の人々の、思いやりの温かさがある。現代の政治家に読んでもらいたい一冊である。 | ||||
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葉室氏の小説を初めて読みました。 直木賞受賞作ということと、なんとなく私が好きな作風のような気がした・・・ というのがきっかけです。 とても読みやすく一気に読めました!!! 面白かった!!! ですが、、、他の方のレビューにもあるように藤沢周平氏の「蝉しぐれ」を思い出してしまいました><。。。 なんと言いますか~似ているんです。。。 そのために新作を読んだ気があまりしない~。 だから☆4つにしました^^;; | ||||
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初めて、著者の本を読みました。 時代背景など細かな説明があって、とっても分かりやすくあっと言う間に読み進められました。 人は何の為に生きるのか? そんな事を問われているような気がしました。 こんな時代だからこそ、自分の生活を振り返ってみて、主人公達の様に心晴れやかに生きて行きたい物だと思いました。 | ||||
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目がどうにも疲れるのでしばらく読書からは遠ざかっていたが、 一気に読書の楽しみを思いださせてくれた作品。 かつては藤沢周平を愛読していたが、勝るとも劣らない感動を味わった。 この作品をきっかけに、葉室氏の小説をせっせと読みあさっている。 | ||||
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時代小説は苦手でしたが、読み始めたら一気に読めました。 主人公の気持ちがいまいち理解できませんでしたが、武士というものは 心構えが違ったのでしょうか?それにしても自分の出世や欲に目がくらんでる 輩もたくさんいる中で、あまりにも悲しい潔さで理不尽に思えました。 これを機会に作者の他の著書も読んでみたいと思っています。 | ||||
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蜩ノ記を 楽しく読んでいます。こんな人生もあるのかなぁ、と思いながら読んでいます。 ありがとうございました。 | ||||
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