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BLOOD ARM
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BLOOD ARMの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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表題『BLOOD ARM』と短編『怪獣チェイサー』の二作を収録。 『BLOOD ARM』がアニメの第一話のような物語なので、続けて『怪獣チェイサー』を読んだ時に、これが二話目なのかと思って混乱してしまった。 どちらも怪獣を扱っているが、世界観も登場人物も全く異なる作品ですね。 『BLOOD ARM』に出て来る怪獣は、パニック映画に出てくるようなモンスターと言った感じです。 一般人ながら特殊な力を持つ主人公が、怪獣と対怪獣組織の戦いに巻き込まれてしまうという物語です。 話は面白いと思ったのですが、『血液』というテーマは少し持て余しているように感じました。 『BLOOD ARM』が何なのかについては、ネタバレになるので書けませんが、なんか別に『血液』じゃなくても良いような気がしました。 敵怪獣(従来種)は、液体の流動音(人体ならば血液)に反応して襲って来るのですが、新種はその法則を無視して別の探知方法で襲って来ます。 この「血液の流動音に反応」の攻略方法に、『BLOOD ARM』が関連して来るかと思ったのですが、まったく関係ありませんでした。 また、新種が使用する謎の探知方法についても、最後まで明かされなかったです。 もっと敵の生態を分析して戦うのかと思って読んでいたので、力づくで倒した感じだったのは残念でした。 逆に短編の『怪獣チェイサー』はとても面白かったです。 こちらはウルトラマンに出てくるようなまさに怪獣って感じの怪獣で楽しいし、それに対抗する主人公の怪獣省の女役人と違法に怪獣に近づくマニアのコンビもカッコイイです。 おすすめですよ。 | ||||
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ともかくこの本は、表紙のデザインが完全に間違っている。 なんだこの不気味な地割れと稲妻の絵は? ここはどう考えたって、ぴっちりスーツのお姉さん&怪獣と闘う巨大ロボのイラストだろうが! もっと内容を紹介したければ、鼻血を出している間抜け面の主人公や「シシシシ」と笑う老害ジジイを描き加えたっていい。 この表紙を見て本を買っちゃった人は、絶対に納得しないと思う。 怪獣とSFコメディの大好きな人にはお勧め。 私は楽しめた。 | ||||
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大倉さんの新刊であるが、本の装填を見てもどういう小説なのかよくわからない。しかし、大倉さんのHPを見ていたら、「前半がトレマーズで、後半はバトルフィーバーJ、パシフィックリムという意見もあり」とのことだった。 ということで、どういう類いの小説か分からないままに読み進め、もしかしたらそうじゃないかと思っていたが、やはり怪獣小説であったのだ。 トレマーズというのは、ミミズの化け物が人間を襲うという洋画であるが、前半はこの映画を彷彿させるような怖い展開だ。後半はバトルフィーバーJとのことだが、これは私はよく知らない。そうなんだろうか? しかし、最後の方で操縦式巨大ロボッ○が出てくるのは、やっぱりパシフィックリムじゃないの?なんて考えてしまった。 ということで、ミステリー調に始まるけど、訳の分からないものが出てきて、それがどんなものかわかってきた時に、主人公に秘密が隠されていたことがわかって、最初のあれは伏線だったのかと気づく。 怪獣好きの大人には面白い小説だけど、普通のミステリーだと思って読んだ人はびっくりこいたでしょうね。私は面白く読んだけど、間違えて読んじゃった人にはハズレになるかもしれないので、星4つにしておきます。 | ||||
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