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BLOOD ARM



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【この小説が収録されている参考書籍】
BLOOD ARM
BLOOD ARM (角川文庫)

BLOOD ARMの評価: 3.29/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

怪獣もの

2015年に出た単行本の文庫化。新たに「怪獣チェイサー」がくわえられている。
 驚愕の怪獣小説である。怪獣好きがここまで高じたか、と思うくらいに大倉さんの趣味が炸裂している。定番をおさえつつ、いろいろとひとひねりあるのが、またいい。
 ただ、主人公の造形がどうにも……。
 「怪獣チェイサー」も奇抜なアイデアだ。
BLOOD ARMAmazon書評・レビュー:BLOOD ARMより
4041028248
No.1:
(3pt)

前半から大きく変わる後半が期待外れ

プロローグでの不穏な空気にはじまり,田舎町で起きる怪奇現象やそれに伴うウワサ話,
そこから主人公が巻き込まれる数々のトラブルは,その得体の知れなさもさることながら,
暗闇という舞台がより一層に恐怖をあおり立て,逃げる彼とは裏腹に奥を覗きたくなります.

また,謎の生命体が現れ,山中を駆けずり回るサバイバル戦になだれ込んでいく流れは,
かなりのアップテンポで,雑に映る部分もありますが,それが混乱を表してもいるようで,
帯にて謳われる,『ノンストップのホラー・アクション』として,うまく作用をしています.

ただ,話が膨らみすぎた感があり,施設からのレーザ攻撃にロボット兵器までが登場,
そこからは怪獣相手のロボットバトルになりますが,前半の不気味さが良かっただけに,
「これじゃない」感は否めず,予想外というよりは期待外れに終わってしまった印象です.

なお,文庫化にあたり,15年03月の『怪獣文藝の逆襲』より『怪獣チェイサー』を収録.
こちらも怪獣が存在する世界で,その殲滅にあたる国家公務員の女性が中心となりますが,
『当たり前』の中での仕事の風景や,公私での意識の揺れが描かれているように映りました.
BLOOD ARMAmazon書評・レビュー:BLOOD ARMより
4041028248

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