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BLOOD ARM
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BLOOD ARMの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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2015年に出た単行本の文庫化。新たに「怪獣チェイサー」がくわえられている。 驚愕の怪獣小説である。怪獣好きがここまで高じたか、と思うくらいに大倉さんの趣味が炸裂している。定番をおさえつつ、いろいろとひとひねりあるのが、またいい。 ただ、主人公の造形がどうにも……。 「怪獣チェイサー」も奇抜なアイデアだ。 | ||||
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プロローグでの不穏な空気にはじまり,田舎町で起きる怪奇現象やそれに伴うウワサ話, そこから主人公が巻き込まれる数々のトラブルは,その得体の知れなさもさることながら, 暗闇という舞台がより一層に恐怖をあおり立て,逃げる彼とは裏腹に奥を覗きたくなります. また,謎の生命体が現れ,山中を駆けずり回るサバイバル戦になだれ込んでいく流れは, かなりのアップテンポで,雑に映る部分もありますが,それが混乱を表してもいるようで, 帯にて謳われる,『ノンストップのホラー・アクション』として,うまく作用をしています. ただ,話が膨らみすぎた感があり,施設からのレーザ攻撃にロボット兵器までが登場, そこからは怪獣相手のロボットバトルになりますが,前半の不気味さが良かっただけに, 「これじゃない」感は否めず,予想外というよりは期待外れに終わってしまった印象です. なお,文庫化にあたり,15年03月の『怪獣文藝の逆襲』より『怪獣チェイサー』を収録. こちらも怪獣が存在する世界で,その殲滅にあたる国家公務員の女性が中心となりますが, 『当たり前』の中での仕事の風景や,公私での意識の揺れが描かれているように映りました. | ||||
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