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究極の純愛小説を、君に
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究極の純愛小説を、君にの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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突然の話の転換はいつものことですが…浦賀氏にとっては通常運転というところでしょうか。 最初のほうの樹海で起こる大学生の大量殺戮は、お!これはなかなか一般受けする系のお話だな…と思ってどんどん読んでいたのですが、やっぱりそのままでは終わりませんでした。 まあそういうところがいいと言えばそうなのですが。一般受けするお話も普通にスラスラかけるんだよ、という余裕でしょうかね…。なかなか変わった(凝った)作品だったように思います。 | ||||
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書評で誉めていたので、最新作の徳間文庫書き下ろしの本作を読みました。 本書の紹介では、富士樹海の近辺のペンションで合宿中の高校生文芸部部員を次々と襲う謎の殺人鬼、 そして、最後に残された八木剛、そして、彼が密かに思いを寄せる草野美優、しかし、この2人にも殺人鬼の手が・・・・、ということになっています。 しかし、本作そんな単純なものではありません!!以下、ネタバレがありますから、未読の人は注意して下さい!!! 全体としては、失踪中の八木剛を調査する、保険調査員、琴美のお話になっています。 その作中作、入れ子細工として、冒頭の物語が展開されている、という形式になっています。 しかも、この作中作が、開発途上の「ウラガシステム」というコンピューター・ソフトによる小説創作ソフトで書かれるという設定になっています。 当然、いろんな条件を入力する必要がありますが、その条件次第では、途中でデッドロックを起こし、 予想していない結末(当初の目的は究極の純愛小説)になったり、中途半端な結末になったりするわけです。 本作では、条件を変えればどんな結末になるかの、そのプロセスも提示されています。 それで結局結末はどうなるのか・・・・それはご自身で本書を購入して、確かめてみてください・・・ 正直言って、結末はどうでもいいのではないかという気もします・・・・・・。 私がこの小説を読んで感じたことは、この小説、浦賀さん自身の創作過程を諧謔的に描いたのではないかな、という気もします。 そういえば、作中作を書いている人物の名前も、確か浦賀和宏でした。 ともかく、この小説自体が入れ子細工になっていますし、その作中作も、条件が変えられ幾通りもの結末があるというややこしさです!! 私も最初は、単なるスプラッター小説かなと思っていましたが・・・・・・・!!浦賀和宏只者ではありません!! | ||||
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