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究極の純愛小説を、君に
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究極の純愛小説を、君にの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.75pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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面白くなかった | ||||
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突然の話の転換はいつものことですが…浦賀氏にとっては通常運転というところでしょうか。 最初のほうの樹海で起こる大学生の大量殺戮は、お!これはなかなか一般受けする系のお話だな…と思ってどんどん読んでいたのですが、やっぱりそのままでは終わりませんでした。 まあそういうところがいいと言えばそうなのですが。一般受けするお話も普通にスラスラかけるんだよ、という余裕でしょうかね…。なかなか変わった(凝った)作品だったように思います。 | ||||
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20ページくらい読んで最初に持った感想は、「文章が下手だなあ」でした。言葉、特に漢字の使い方があちこちで微妙に間違っていて、ちょうど“聞きかじっただけの難しい漢字の熟語などを一生懸命使って書いた中学生の作文”というのがぴったりではないかと思います。(山田悠介ほどひどくはありませんが。) クローズド・サークル、叙述トリック、スラッシャー映画のような暴力的で緊迫した展開など、作品のジャンルは大好きですし、ホラー系ミステリに造詣が深い評論家の千街晶之氏が薦められていたので手に取ったのですが、この稚拙な文章のせいで、最後まで読み通すのに非常な苦痛を強いられました。 出版社も“圧倒的リーダビリティ”などといううたい文句を使うのなら、未熟な文章を、せめて“大人の鑑賞にも耐えうる日本語”にまで添削すべきです。 | ||||
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最初、なにがなんだか良く分からない構成で途中で読むのを止めようかと思いました。 しかし、浦賀さんの事だから、なにか意味があるはずだと、辛抱強く終盤まで読み進めると、 ようやくこの構成に意味がある事が分かりました。 まあ、意味が分かったところで、驚きはあるものの、 つまらない作品には違いないのですが。 途中で読むのを止めてしまう読者も多そうですが、 カラクリが分かるまでは読んでみるのも一興かもしれません。 | ||||
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週刊文春に「ミステリーレビュー」という短いコラム欄があり、週ごとに国内、海外のお薦め作品が載る。少し前、本屋でその箇所を立読みしていたら、本書の評価が高かったので、その足で文庫コーナーへ行き、衝動買いをした。作家の名前も知らなかったが、文庫書下ろしで864円という安さが気に入った。そういう前提がなければ、「究極の純愛小説を、君に」という気恥ずかしいタイトルの本は買わない。 高校の文芸部員と顧問の先生を含む9名は、山中湖畔のペンションに合宿するが、初日から次々と何者かによって惨殺され、若しくは行方不明となる。映画「13日の金曜日」状態なので、この展開はミステリーとして大丈夫なのかなと危惧する。 7年後、保険金支払いの調査の為、保険調査員が失踪した八木の行方を追う。八木は合宿に行った一人であるが、2年前まで生存していた可能性がある。そしてその八木のペンネームが浦賀和宏で、作者と同姓同名なのを知る。ここからが、そう単純でない小説世界に入るのだが、これが長い。 5/6あたりで、本書のタイトルの理由を知るのだが、「ウラガシステム」がしっくりこず、読むのがしんどかった。それでもラスト100頁に期待したが、ここでも大満足の着地とならず、長い本を読んだなという徒労感だけだった。 | ||||
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書評で誉めていたので、最新作の徳間文庫書き下ろしの本作を読みました。 本書の紹介では、富士樹海の近辺のペンションで合宿中の高校生文芸部部員を次々と襲う謎の殺人鬼、 そして、最後に残された八木剛、そして、彼が密かに思いを寄せる草野美優、しかし、この2人にも殺人鬼の手が・・・・、ということになっています。 しかし、本作そんな単純なものではありません!!以下、ネタバレがありますから、未読の人は注意して下さい!!! 全体としては、失踪中の八木剛を調査する、保険調査員、琴美のお話になっています。 その作中作、入れ子細工として、冒頭の物語が展開されている、という形式になっています。 しかも、この作中作が、開発途上の「ウラガシステム」というコンピューター・ソフトによる小説創作ソフトで書かれるという設定になっています。 当然、いろんな条件を入力する必要がありますが、その条件次第では、途中でデッドロックを起こし、 予想していない結末(当初の目的は究極の純愛小説)になったり、中途半端な結末になったりするわけです。 本作では、条件を変えればどんな結末になるかの、そのプロセスも提示されています。 それで結局結末はどうなるのか・・・・それはご自身で本書を購入して、確かめてみてください・・・ 正直言って、結末はどうでもいいのではないかという気もします・・・・・・。 私がこの小説を読んで感じたことは、この小説、浦賀さん自身の創作過程を諧謔的に描いたのではないかな、という気もします。 そういえば、作中作を書いている人物の名前も、確か浦賀和宏でした。 ともかく、この小説自体が入れ子細工になっていますし、その作中作も、条件が変えられ幾通りもの結末があるというややこしさです!! 私も最初は、単なるスプラッター小説かなと思っていましたが・・・・・・・!!浦賀和宏只者ではありません!! | ||||
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読んでいて腹が立ってきた。浦賀和宏の小説は初めてだが、二度と彼の小説は読まないと思う。 コンピューターが書いた文章としてわざとなのかわからないが、文章も稚拙で、無駄にページ数を増やす為なのか関係のない無駄な説明が多く、(?)の箇所も多く、何か所も読み飛ばした。 全体的なストーリーは奇抜で発想はまあありかなとは思うけど、中身はさっぱり。 せっかく買ったので苦痛を我慢して最後まで読みましたが、感想は金と時間の無駄、でした。 くだらん・・・・・ | ||||
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前半の文芸部の富士樹海合宿で高校生が次々と殺戮されるという展開に一種のホラー・スプラッター・ミステリーなのかと思ったのだが、物語は意外な方向に進む。 準備稿、改訂稿、決定稿と三章の構成に著者が実名で登場するなど、読み手を混乱させ、混沌とした迷宮へと誘うのだが、結局は実験小説的な作品だった。まるで著者がこの作品の中で小説を仕立ててしまおうという意図があるかのような楽屋落ち的な作品なのだ。 浦賀和宏のような才能のある作家なら、ストレート勝負をしても良かったのではないだろうか。 | ||||
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