■スポンサードリンク


ブエノスアイレスに消えた



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

ブエノスアイレスに消えたの評価: 4.43/5点 レビュー 7件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.43pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(3pt)

ミステリーというより心理小説

失踪した娘の手がかりを追って、二転三転しながら物語が展開するストーリーテリングのミステリーを想像しましたが、この小説のメインテーマは主人公の心理の変遷と家族の秘密という部分に重きが置かれているようです。
全体としての印象は良く考えられた小説だとは思いましたが、だらだらと長い箇所が多いかなというところです。全体としてかなり冗長なものを感じます。ですので緊張溢れるサスペンスというより、皮肉な結末を含めて全編が気だるい陰鬱なドラマという感じです。
ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018952
No.6:
(5pt)

今年 読んだ小説でダントツの一位

各ジャンルの本を読んでるけど 小説は夢中になれるからいいですね。勿論 自分にとって面白いことが大事。
アルゼンチンは 行ってみたい国のひとつなので 本で楽しめたことは 最高でした。
ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018952
No.5:
(3pt)

5つ星とは思えない

3人の方のレビューは皆さんべたほめですが。私は別にスリルもサスペンスもかんじませんでした。
きっと鈍感なんでしょう。余計な文章、文句が多く冗長なのが緊迫感をそいでいるように思えましたが。
こういう小説は個人差があって他人の評価は参考にならないと言う典型でした。
ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018952
No.4:
(5pt)

アルゼンチンの傑作

面白かったです!
アルゼンチンのミステリーということで、日本で訳されてるものでは珍しい国なので不安はありましたが、欧米で書かれているようなものと変わりはなく、違和感なく読めました。
主人公の娘が突然姿を消してしまい、さらわれたのか、どこへ行ったのか、まったく分からないという謎から始まります。
娘がどうなったのかという真相が知りたくて、どんどん読み進められました。
600ページという厚い本ですが、途中で脱線したり中だるみもなく、じわりじわりと真相に近づくヒントが開かれていくので目が離せず、最後まで飽きることはありませんでした。
本の表紙に描かれている模様には意味があります。それが文中に出てきたあたりから、物語はスピードアップしてハラハラします。
ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018952
No.3:
(5pt)

いつまでも続く読後の深い余韻

誘拐事件の解決に向けたに第一級ミステリー作品であると共に、結末近くで解き明かされる数々のショッキングな事実に読者は男女関係の狂気に対する切なさや社会組織の不条理を感じ、心の置き場を求めて彷徨う主人公の気持ちと一体化し、読後いつまでも深い余韻となって結末の先を思い巡らしてしまう社会派ミステリーでもある。
ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018952
No.2:
(5pt)

二度目読み必至

最初南米小説で中に入れないまま読んでいたが、終わりの方の奥地にいくあたりから謎が解けてきて面白くなる。読み終わってから、読み方が浅かったと気づき最初から再読したくなった。
ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018952
No.1:
(5pt)

真相の隠し方、見せ方が非常に巧み。主人公の苦悩や人間関係の描写も見事でした

「アルゼンチン・ミステリ」という触れ込みで、明るいラテンな雰囲気のストーリーかと想像していたんですが、実際は、ややダークで、緻密な、奥行きのある展開でした。大変面白かったです。
 
主人公の建築家、ファビアンの娘、モイラが外出してから家に帰らず、失踪してしまいます。この冒頭で、本作は「誘拐もの」かと思わされます。ですので、誘拐事件の解決に向けて、スピーディーに進行していくかと想像しながら、読み進めましたが、この想像は良い意味で裏切られました。
この展開は全く予想もできませんでした!
 
真相の隠し方、見せ方が非常に巧みで、読み終わるまで、ドキドキさせられぱっなしでした。文字体を変えた、二つの観点での描かれ方も、この先の展開に何が待ち受けているのか、緊張感を高めていたと思います
都市部からジャングルまで、克明に描かれた、広がりのある場面展開にも引き込まれました。
 
家族の失踪という憂き目にあった、主人公ファビアンの苦悩、喪失感は、読み手に対して、非常に伝わる描かれ方をしており、大変共感を覚えました。
家族、友人、そして、被害者と捜査機関といった、様々な人間関係についても温かさ、ドライさ、切なさと、非常に味わい深く描写されており、とても良かったと思います。
ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)Amazon書評・レビュー:ブエノスアイレスに消えた (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)より
4150018952

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!