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波の塔
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波の塔の評価: 4.18/5点 レビュー 33件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.18pt
Created with Highcharts 5.0.101件3.03%3件9.09%3件9.09%8件24.24%18件54.55%得点得点☆1☆2☆3☆4☆5


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全26件 1~20 1/2ページ
12>>
No.26:
(4pt)

たまにはこんな清張も…

松本清張には珍しい、女性向きのラブストーリー。取り立ててどうこう云うものでもないが、最後まで楽しめた。この手の男女の禁断の恋を描いた小説は、井上靖の「城砦」「青衣の人」「猟銃」などを、昔、子供なのに背伸びして読んだ頃が懐かしく思い出された。やはりわたしの真の好みは、あくまでも「或る『小倉日記伝』」や「黒地の絵」などだが、それでも清張の違う面を知るのも、それなりに楽しみなものだ。それにしても、多彩な作家ではある。
波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)Amazon書評・レビュー:波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)より
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No.25:
(4pt)

夢中で読みました。

有名な富士の樹海の最後のシーン気持ちに残った。(後編)
波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)Amazon書評・レビュー:波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)より
4167106051
No.24:
(5pt)

最後の結末には、ついつい続きのストーリーを考えてしまいます・・・

この一年、松本清張没後30年ということで、改めて小説や映画を見直してきました。久しぶりだったせいか、それぞれの作品を楽しめましたが、私の中で深い余韻を残したのは、やはり映画「砂の器」と小説「波の塔」でした。特に本作品「波の塔」(上)(下)は、二度読みしてしまいました。
 松本清張には珍しい恋愛小説ですが、文学作品としても、例えばあの川端康成の名作「伊豆の踊子」や「雪国」などと比較しても決して引けを取らない優れた作品になっているように思われます。
 しかし、この小説、主人公の二人は不倫の関係という設定になっていますが、誰が見ても二人に対する情状酌量の余地が充分あり、しかも昭和35年という古い倫理観が圧倒的に支配する時代の中で、不倫という境遇から抜け出すために、二人それぞれが苦しみながらも勇気を出して懸命な努力がなされているわけですから、最後の結末がもう少しなんとかならなかったものかな、と残念な気持ちが残ります。
 松本清張先生がこう書いてしまったのですから、今更何を言っても無駄ですが、愛読者からすると、この結末はないよな、と、ついつい続きのストーリーを空想してしまいます。こうした余韻が残るのも、また名作たる所以なのかも知れません・・・
波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)Amazon書評・レビュー:波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)より
4167106051
No.23:
(5pt)

最後の結末には、ついつい続きのストーリーを考えてしまいます・・・

この一年、松本清張没後30年ということで、改めて小説や映画を見直してきました。久しぶりだったせいか、それぞれの作品を楽しめましたが、私の中で深い余韻を残したのは、やはり映画「砂の器」と小説「波の塔」でした。特に本作品である「波の塔」(上)(下)は、二度読みしてしまいました。
 松本清張には珍しい恋愛小説ですが、文学作品としても、例えばあの川端康成の名作「伊豆の踊子」や「雪国」などと比較しても決して引けを取らない優れた作品になっているように思われます。
 しかし、この小説、主人公の二人は不倫の関係という設定になっていますが、誰が見ても情状酌量の余地が充分あり、しかも、昭和35年という古い倫理観が圧倒的に支配する時代の中で、二人がそれぞれに苦しみながらも不倫という境遇から抜け出す懸命な努力がなされているわけですから、最後の結末がもう少しなんとかならなかったものか、と残念な気持ちが残ります。
 まあ、松本清張先生がこう書いてしまったのですから、今更何を言っても無駄ですが、幸いなことに、本作品の最終の数ページは、他の作品のように「終わり」「FIN」の文字が目に浮かぶようなバシッとした終わり方にはなっておりませんので、ついつい続きのストーリーを空想してしまいます。
 異変に気づいた旅館からの要請で夕刻に始まった捜索、見つかった頼子を手当てした医師の「軽い薬だったし、飲んだ量がそれほどでもなかったのが幸いした。それにしても本当に危なかった…… 」というつぶやき、故郷に戻って心身をいやしながら過ごす頼子、ある日散策に出ようとした頼子は門前にたたずむ一人の男の姿を見て立ちつくす、「ここを捜すのに時間がかかってしまって……約束どおりお迎えに来ました。」、古い家並みが続く静かな通りを歩きながら尽きないお互いのその後の話、「実は京都の法律事務所を手伝わないか、という話をもらっています。京都ならここから通えますし、この古い街が気に入りました。住んでみようかな・・」と小野木、一年後、小野木は佐渡島の遺跡を再び訪れる、遺跡発掘の若い研究者二人との再会、小野木の連れをみて「そちらは、もしかして…」と尋ねる二人、しっかりとうなづきながら「はい!」と答える小野木、とまあ、こんなストーリーを考えてみましたが、如何なものでしょうか・・・
 こうした余韻が残るのも、また名作たる所以なのかも知れません。
波の塔 (下) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:波の塔 (下) (文春文庫)より
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No.22:
(5pt)

「文学性」高い作品。傑作。

清張作品の卓越性はその社会性・娯楽性・文学性にある。
『波の塔』は、とくに「文学性」に重きをおいた作。
初出は女性雑誌連載。娯楽性も忘れてはいないが、強い社会性を求める読者には不向き。
本作の普遍的な傑作性は8度に渡ってTVドラマ化(映画化は1度)されたことでも知れる。
波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)Amazon書評・レビュー:波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)より
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No.21:
(5pt)

「文学性」高い作品。傑作。

清張作品の卓越性はその社会性・娯楽性・文学性にある。
『波の塔』は、とくに「文学性」に重きをおいた作。
初出は女性雑誌連載。娯楽性も忘れてはいないが、強い社会性を求める読者には不向き。
本作の普遍的な傑作性は8度に渡ってTVドラマ化(映画化は1度)されたことでも知れる。
波の塔 (下) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:波の塔 (下) (文春文庫)より
416710606X
No.20:
(5pt)

映像化に向けて

著者生前にNHK製作のドラマに自ら出演していたことからもわかるように、清張作品は映像化に馴染むし、著者もそれを望んでいたフシがあります。そして、本作は、おそらく『砂の器』と同様に、長篇にして、設定が簡素であり、むしろ脚本の腕次第で、どこまでも演者の姿を引き立てることが可能な仕組みとなっていたように思います。

最新のテレビドラマ化(2012年版、テレビ朝日)では、沢村一樹、羽田美智子、鹿賀丈史の3氏が、映像を構成して充分でした。
松本清張全集〈18〉波の塔 (1972年)Amazon書評・レビュー:松本清張全集〈18〉波の塔 (1972年)より
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No.19:
(5pt)

良かった

商品は期待通りでした。良かったです。
波の塔―長編小説 (カッパ・ノベルス (11-3))Amazon書評・レビュー:波の塔―長編小説 (カッパ・ノベルス (11-3))より
4334030033
No.18:
(4pt)

ロマンス

短歌の材料になった
波の塔―長編小説 (カッパ・ノベルス (11-3))Amazon書評・レビュー:波の塔―長編小説 (カッパ・ノベルス (11-3))より
4334030033
No.17:
(5pt)

現代社会の予測

1995年から25年たっても汚職は無くならず現代社会の方が巧妙で物事を隠す事が増えていると思う。
波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)Amazon書評・レビュー:波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)より
4167106051
No.16:
(4pt)

現代に通じるミステリアスな純粋な恋愛小説

この長編小説は、美しい32歳で政治ブローカーの夫の人妻と、27,8の東京地検の新米検事との恋愛関係を扱った小説である。東京地検の刑事と政治がらみの犯罪者の妻という設定である清張流の推理小説的手法と細やかな描写に次第に魅入ってしまうほどである。人妻の非常さは理解しがたいが、最後は破局になる。不可解な表題の「波の塔」の意味が最後に分かり、波の塔とは過去の思い出か。
波の塔―長編小説 (カッパ・ノベルス (11-3))Amazon書評・レビュー:波の塔―長編小説 (カッパ・ノベルス (11-3))より
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No.15:
(5pt)

頼子の言葉

ヒロイン頼子の言葉「貴方は私のことだけを見ていてくだされば良い」が印象的。是非映画化を期待したい、松本清張名作中の名作。
波の塔 (下) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:波の塔 (下) (文春文庫)より
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No.14:
(5pt)

深大寺が舞台

古典とも言える名作をじっくり堪能しました。深大寺はよく出掛けるところで、ストーリーとは別に味わい深かったです。
波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)Amazon書評・レビュー:波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)より
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No.13:
(5pt)

松本清張の傑作恋愛ミステリー

この小説、読み始めると少しして登場する謎の多い美貌の女性、頼子に興味深々で、さらに頼子と小野木青年との恋の行方が気になって、軽快なペースでズンズン読み進むんですが、土曜日から日曜日にかけて800ページを一気に読み切って、最後に待っていたのは涙の結末でした。

1959年5月から1960年6月まで、雑誌「週間 女性自身」に連載され、連載中は同誌の発行部数が急増したらしい。
その後、単行本で出て、これもベストセラーになったとのこと。

頼子の夫、結城庸雄がとんでもなく女性にモテまくるイケメンで、自分の家にあまり帰らずに複数の愛人の家を泊まり歩いているような男であることも、ある意味、魅力的 (?) です。少なくともこの作品の中では、すごくキャラが立っている。謎めいた仕事で大金を稼いでいる何ともいえないニヒルな男という感じで、わるい男なのに、読んでいて、なぜかその言動が気になるんです。彼をとりまく全ての女性たちも、多分おなじ気持ちで彼にひかれるんだと思う。
ぎゃくにこのイケメン夫に表面的には尽くして、ひたすら孤閨を守っている妻の頼子は、読み進めば読み進むほど、可哀そうで可哀そうで仕方がない。

だからなおのこと、可哀そうな頼子がつかんだ小野木青年との真実の恋のゆくえが、すごく気になるんです。
また、小野木青年をひそかに慕っている若いお嬢さん輪香子の存在も初々しいです。

それにしても、あの悲劇的結末は、ちょっと悲しすぎます。
でも、あの結末があるからこそ、頼子と小野木青年が初デートした深大寺のシーンや、台風が近づく中でのS温泉旅行、停電になった旅館の真っ暗な部屋で抱き合うシーン、雨中の田舎道をしっかりと抱き合いながら遠くの駅まで歩いて行くシーン、頼子の疲労が限界に達し、途中で見つけた無人の小屋の中で一夜を過ごすシーン、夜のニューグランドホテルのシーンなどの二人の愛の記憶が、読後、ますます輝きを増すのかも知れません。

本作は、ミステリーファンでなおかつ胸がキュンとなる恋愛ものがお好きなかたに、ぜひお勧めしたいミステリー & 恋愛小説の傑作です。
波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)Amazon書評・レビュー:波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)より
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No.12:
(4pt)

まあまあかな

カバーがあればもっとよかったと思います。どこの本屋さんに言ってもなかったので買えて嬉しいです。
波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)Amazon書評・レビュー:波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)より
4167106051
No.11:
(5pt)

清張先生のロマンス小説

清張作品に珍しいロマンスである。もちろん犯罪が背後にあるが、ドロドロした殺人ではない。優秀な新米検事それも東京地検の検事が、謎の女性頼子と劇場で運命的な出会いをする。また、冒頭、別の出会いをがある。良家の子女輪香子とこの検事との出会いである。この時この検事はすでに頼子と恋愛関係にあった。輪香子はこの検事に惹かれ行く。しかし、検事は頼子を選ぶ。素性を明かさず付き合う頼子だが、この検事が職務上追求しなければいけないのが、頼子の夫である、という展開になる。輪香子は出会いの時から、検事に陰を感じるが、これはこの作品をずっと引きずっていくことになる陰である。頼子は夫を尊敬できないでいる。夫婦としてはもう形だけであり、夫は表向き商事会社を経営しているが、実際はブローカーである。方々に女がいる。しかし、妻頼子に恋人がいることを知り、妻への愛を再認識するが、もう、時はすでに遅く、自分と妻と恋人である検事の関係は、個人を超えた大きな渦の中にある。 青年検事にとって輪香子のような女性を愛せば、日向を歩めたであろうが、頼子を愛したことで、頼子も自分も破滅してしまう。昭和30年代の教養ある女性や男性の会話や立ち居振る舞いがきめ細かく描写されているという点でも読み応えのある作品である。
波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)Amazon書評・レビュー:波の塔 上 (文春文庫 ま 1-5)より
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No.10:
(5pt)

不倫ではあっても誠実

"検事と被疑者の妻の不倫"という紹介文(松本清張地図帖)に悪いイメージをもってしまったが
イメージとは裏腹、読んでよかった。もっと早く読めばよかった
心の優しい人、ロマンティスト、正義感の強い人にオススメ
波の塔〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:波の塔〈上〉 (文春文庫)より
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No.9:
(5pt)

波の塔<下>

配達が早く、品物も非常に良い。
これからもアマゾンで購入したいと思います。
波の塔 (下) (文春文庫)Amazon書評・レビュー:波の塔 (下) (文春文庫)より
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No.8:
(5pt)

波の塔<上>

配達が早く、品物も非常に良い。
これからもアマゾンで購入したいと思います。
波の塔〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:波の塔〈上〉 (文春文庫)より
416769722X
No.7:
(5pt)

松本清張全集(18)

ロマンチックな作品「波の塔」は素晴らしい作品だった。
一般文学通算34作品目の読書完。1973/08/15
松本清張全集〈18〉波の塔 (1972年)Amazon書評・レビュー:松本清張全集〈18〉波の塔 (1972年)より
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