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黒南風の海 「文禄・慶長の役」異聞
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黒南風の海 「文禄・慶長の役」異聞の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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文禄・慶長の役に興味を持っていたのですが、これについて書かれた書物があまりなくて、amazonで探しているうちにこの小説と出会いました。 読んでみたら、文禄・慶長の役が本当に詳しく書かれていて、半分は小説、半分はドキュメンタリーみたいになっていて、当時の合戦の風景が目に浮かぶようでした。最初のページに朝鮮の地図があって、その地図を時系列のとおりに指でなぞりながら読むとより理解が深まります。 加藤清正側からみた小西行長の動向も興味深いです。これを読むと加藤清正が日本一の武将に思えてきて、ますます好きになりました。 | ||||
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今、伊東潤は脂が乗っている。並みいる直木賞作家や直木賞候補作家の作品をおさえて、「本屋の選ぶ時代小説大賞2011」を受賞した本作品でも、伊東潤ならではの、息をつかせぬ展開と、怒濤のエンディングの楽しさは変わらない。聞くところによると、伊東潤は日本各地に精力的に足を運んでは、隠れた古文書の発掘に力を入れているそうだ。これからも、他の作者が取り上げられないような隠れた歴史の小説化を期待したい。 | ||||
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加藤清正の文禄・慶長の役を描いた長編小説。 著者得意の息をもつかせぬ展開、そしてクライマックスの蔚山城籠城戦。 まさに伊東流合戦絵巻。 加藤清正軍の沙也可こと佐屋嘉兵衛と朝鮮軍の会計官、良甫鑑の二人が思わぬ運命に翻弄されながらも自分の信じる道を突き進む話に胸を打たれました。 特に佐屋嘉兵衛にいたっては、ちっと気持を入れ替えれば、故郷に帰れて千石の恩賞を手にする事が出来たのに・・・・ さらには所々に朝鮮の歴史や文化が紹介されてて勉強になります。 あまり知られなかった太閤秀吉の愚行が分かったような気がします。 | ||||
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