■スポンサードリンク
黒南風の海 「文禄・慶長の役」異聞
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
黒南風の海 「文禄・慶長の役」異聞の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.30pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まあ~ 韓国 朝鮮は古代より 現代まで 色々と因果はめぐり その絡み合った歴史は、「歴史認識」では修復不可能 な状態であることは、歴史的に間違いない 文禄・慶長の役は、20世紀の概念である日本の「侵略」 とNHKも堂々と俳優に歴史認識を台詞で言わせているが 、その2回の高麗遠征戦役の様子があまり小説にないので、 一助にと思い購入した。 小説だから、フィクションもあるのは当然であるが、どうも 登場人物の対話が現代人の会話のようで、違和感やら違うのではないかと首をかしげた。 どうもリベラル史観がのっけから塗りこめられて、昨今の左翼的 な感情投影を随所に感じた。 あと、主役の日本人サヤカは加藤清正配下の名だたる武将だが 戦役に行く前から厭戦気分で、女房・子供の残影に後ろ髪を引かれる のも噴飯ものではないかと、この感想が最後まで続いた。 秀吉の天下統一後の 拡大路線上に朝鮮戦役があり、いわば太閤子飼いの 清正の部下たちは戦意旺盛でイケイケの路線ではなかったのか?と疑問がわく 15世紀末 15万以上の大遠征を実行した戦役は世界史的にも稀な戦役であるが、 平和主義、反戦思想、人道主義、民族自決の戦後概念が縦横にちりばめられ リベラルな左翼史観のにおいがあり、鼻についたので・・・・・星2つ あと、蛇足ながら、キリシタン大名小西行長は言うまでもなく、在住のイエズス会 関係者にも当然、彼らとの会話の中でスペイン・ポルトガルの東南アジア、中国での 情報収集していると思う。 ルイスプロストもバチカンに朝鮮遠征の報告書がある。 その線からのより深い人物像の掘り下げのアプローチがない。 島津義弘の朝鮮撤退時の活躍など、最終章は駆け足で物足りなかった。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!