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氷雪のマンハント



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【この小説が収録されている参考書籍】
氷雪のマンハント

氷雪のマンハントの評価: 3.60/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.60pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(3pt)

普通(原題:TROPE)

原題は、いわゆるトロフィー。狩猟戦利品の意味で、狩った獲物の剥製や首剥製のこと。

マンハントを趣味にする異常者を捜査する探偵と刑事の話だが、普通に面白い。

でも、それだけ。最後も盛り上がりに若干欠けるし、表紙も激しいアクションを匂わせるが、そこまでアクション性はない。

ボリューム感はたっぷりだが、読み返そうといく気にはならない一作。すぐに忘れてしまいそう。

他の書評でも書いたが、トム・ウッドなどの人気シリーズをなぜ翻訳しないのか。理由を教えて欲しいです。
氷雪のマンハントAmazon書評・レビュー:氷雪のマンハントより
4150413398
No.2:
(3pt)

中盤までの展開は良かった

ストーリーは、主役となる2人の登場人物の観点で、交互に展開されます。
 
一人は、腕利きの私立探偵、ミケーレ。
急死した大富豪の長女から、仕事の依頼を受けます。
遺品から、若い男が処刑されるシーンが納められたDVDが見つかり、この映像の真相を究明して欲しい、金に糸目はつけない、と。
 
もう一人は、国家警察の警視、リーナ。
女性で、若くして警視になったという優秀な捜査官です。
郊外で発生した、男性の自殺事件に不審な点が多く、彼女は捜査に駆り出されます。
 
スタートはなかなかインパクトがあり、また、序盤から中盤にかけて、ミケーレとリーナの行動が交錯する接点の見せ方がなかなか巧みであり、ミケーレとリーナが実際に出会うまでの直前までの展開は、非常に緊迫感が高く、先の展開に期待を持ちながら読み進めました。
 
また、ミケーレがDVDの撮影された場所を突き止めていくところも見ごたえがありました。星の見え方から緯度・経度を割り出し、その地域の過去のニュースから被害者や、背景の情報を得ていく様子は、ミケーレの腕利きであることに、説得力をもたせていたと思います。
 
ただ、読後は少々、消化不良なような、スタートで感じた期待が満たされないような、そのような思いを持ちました。
 
2人が出会ってからの展開、追っ手が迫り、数々のピンチに襲われ、さらに、DVDの撮影場所に辿りついて、と、終盤にむかっての展開に、粗さ、唐突さを感じました。

私立探偵というアウトローな立場、国家警察の警視という組織一員としての立場、2人それぞれが、異なった立場にあることを貫いた方が良かったようにも思えます。
氷雪のマンハントAmazon書評・レビュー:氷雪のマンハントより
4150413398
No.1:
(3pt)

可もなく、不可もなく

デンマーク作家によるミステリー。テーマの面白さに比し、可もなく、不可もなくといった印象。

急死した大富豪の邸宅から見付かった若い男の処刑を収めたDVDを巡り、警備コンサルタントのミケーレ・サンダが真相を調査するが…

最近、レベルの高い作品が次々と発表される北欧ミステリー界であるが、これは平凡な作品だった。
氷雪のマンハントAmazon書評・レビュー:氷雪のマンハントより
4150413398

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