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あの女



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【この小説が収録されている参考書籍】
あの女 (幻冬舎文庫)

あの女の評価: 2.92/5点 レビュー 13件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全13件 1~13 1/1ページ
No.13:
(1pt)

うーん………

真梨幸子さんの作品好きです。正直ビミョーと思ってもそれなりに楽しめますが、この作品は???です。

※以下ネタバレあり
意外な犯人、というか最後に取ってつけたように出てきます。なのでこの人が!という感じもなくポカーンです。私は向こう側のヨーコを読んだ後だったので、この犯人の出方にはウンザリしました。
あの女 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:あの女 (幻冬舎文庫)より
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No.12:
(5pt)

女性の闇を書くのがやはり上手い

「4012号室」を改題したとのことですが、「あの女」の方がしっくりきます。とにかく女性のどろどろとした闇を描くのがやはり、本当に秀逸。ひとつの事象に対して、それぞれが相手のここが気に食わない、でも当人は自分の欠点は全く見えていないというのを、手を変え品を変え、ねちっこく抉るように描写し続けます。女性の「公平に平等であるべき」という主張は「わたしだけを特別扱いして」と同義語だとさらりと入れてくるあたり、「まあ、そうだよな」とにやっとさせられます。その闇を見せるために視点を次々と変え、Aさんが極悪人、と主張していたBさんが実は自意識過剰のわがままで、と言っていたCさんが本当は……と、上手いこと見せてきます。「あの女(じつは全員違う)」に対する悪意のもつれが話の軸の一つなので、女性のこのような闇を知らない、無い世界で生きている方には、この作品がどういうものなのかピンボケになるかもしれません。
それと作者の十八番は叙述トリックと知っていても、今回はやられました。本当にミスリードが上手いです。
夢中で一瞬で読んでしまいました。ほどほどのイヤミス度(フジコや孤虫症に比べれば)で読みやすかったです。
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No.11:
(3pt)

正直不完全燃焼作品

途中で"誰が"語っているのか判らない部分にイライラしていたがソコがこの小説では重要なポイントだと気がつくのは終盤…急に雑な伏線回収とドンデン返し的な構成
それ故に明らかになっていない部分の粗も見えてくる。
狙い過ぎてちょっと…というのが読み終わった正直な感想である。
面白いか面白くないかで言えば面白かったが
派手に結末を打ち上げたつもりだろうけど不発でした
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No.10:
(1pt)

意味不明

結局話がしまいまで続いてないですね。しり切れで たまよが一年後に死んだて あまりに雑な内容で後半バンバン初めての人が出てきて一番面白い部分欠損。残念。本当は星もつけたくないが送信できないからつけたまで
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No.9:
(5pt)

なに、このラスト!

なにかしらのミスリードがあるんだろうな……と思いながら読んでいましたが、まさか、そこがミスリードだったとは……。
出版業界暴露話としても、かなり面白く読めました!
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No.8:
(3pt)

伏線をラストで無理矢理回収。

色々と散りばめた伏線をラストで無理矢理回収したような作品。 他の方は読み進めるのか苦痛だったみたいですか、私は出だしも中盤も中々楽しんで読み進められました。 ただ現実と非現実がはっきりしにくく読みにくいとは思います。 ラストをあまり期待しないで読むとそこそこ楽しんで読める作品ではないでしょうか。 以下ネタばれ含みます。 阿部定をあんなに持ち出す必要があったのかなぁと思いました。 最後にそれもこんな風に関連付けるんだって感じで回収はされてますけど不完全な感じで・・・。 あと犯人がラストまで出てこない人物っていうのは・・・どうなんでしょうか? 誰も予想できなかった人物では?
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No.7:
(2pt)

この作家はこの本が初めて。

読後に、話が矛盾してないか?という疑問が残りました。 しっかり読み返せば理解できるのかもしれませんが、そこまでして知りたいほどでもないので読みません。 イヤミスで評判のようですが、ほかの作風もこういう感じでしょうか。 一応投げださずに読了したので☆2つです。
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No.6:
(2pt)

第三章が読んでてしんどい。。

帯にそそられて買いました。
ラストの種明かしに辿り着くまで、あまり面白さや興奮はわかず。。
正直読んでいて苦痛だったが、ところどころ稚拙と感じる部分はあるものの読みやすい文章のおかげで一気読みができたのは良かった。

特に第三章は、イヤミス?とは違うと思うが、辻褄が合わない違和感と、ネットリとした気持ち悪い曖昧さで、読んでて頭が痛くて苦痛すぎた。

が、

ラストでその苦痛な伏線もきちんと回収されたので、読了後はわりとスッキリ。でもそこまでがつらい。

これまで私が読んできた、女のドロドロや嫉妬系とは違うかなり独特のものと感じた。個人的に、女性ドロドロや嫉妬系は、あーあるあるって共感しながら読むのですが、これは、共感を超えてかなり極端な領域までイッてしまう、病的で陰鬱で非現実な感じでした。あまり人にお勧めはできません。

フジコも途中で苦痛で投げ出していたのですが、ラストの回収が気になるので、もう一度チャレンジして読んでみようかと思います。
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No.5:
(1pt)

読まなければよかったです。

最初から最後までしっかり読みましたが、つじつまが合わないところがあり、読み終わって、なんだか散々遠回りさせられたけど、大したオチではなかったと感じました。とにかく暗いです。

女性同士の嫉妬の話かと思い、多少共感できるかと期待したのですが、全く共感できませんでした。ふつうの人ではない、かなり病的な人の心境が描かれているので、全く理解できません。

読み終わった感想として、暗くてもやもやとした心境になります。

散々風呂敷を広げて、ストーリーに奥深さを出そうとしたけど、結局、最後になって収集がつかず、エイヤーっと無理やりこじつけているようで、納得できないところが多々ありました。

タイトルとPOPに惹かれて買いましたが、時間の無駄でした。
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No.4:
(3pt)

自分は誰にあてはまる? 自分と重なる気分はどれ?

小説家でなくとも、同業間、ライバル間では
年齢にかかわらずありがちな気分が満載。
自分は、この中の誰なのか。あるいは
それぞれの登場人物のどこかが自分と重なる。重なるのはどこ?
自分の中にあるイヤな気持ちに気づかされずにはおれない。

小説の舞台は、所沢。今に至るまでの町のプロフィールが描かれ、
都内にアクセスのよい郊外の住宅街としてだけでない
人の心に陰影を生み出す魅力が感じられました。
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No.3:
(4pt)

読むことを止められなくなる

この作家さんの作品は初めて読みました。
(なぜかアマゾンを開いたら”おすすめ作品”と表示があり…笑)

途中で夢なんだか現実なんだか、そして誰なのか解らなくなりますが、
終盤で納得。

「イヤミス」という言葉もこの作品で知りましたが、他の作品も読んでみたいです。
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No.2:
(4pt)

まちがえないで

ハードカバーではタイトルが違います この方は前にも「更年期少女」でしたっけ?文庫になると名前が変わって 間違えて買ってしまいました 内容はおもしろいですが好き嫌い分かれる作家さんですね
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No.1:
(4pt)

真梨幸子らしいイヤミス

真梨幸子らしいイヤミス。真梨幸子の計算なのか、ストーリーもさることながら、混乱を招くような込み入ったプロットに読んでいて嫌な気分になる。まるで、納豆と沢庵にハムとレタスを挟んだサンドイッチを食べている気分。

売れっ子作家の三芳珠美と売れない作家の根岸桜子の確執に編集者の西岡とのドロドロとした三角関係、そこに謎の多い田中加代が絡み、さらには…最後には全ての真相が明かされるのだが、そこに至るまでのもどかしさと嫌な気分は読んでみないと理解し得ないだろう。

『四〇一二号室』の改題、文庫化作品。
あの女 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:あの女 (幻冬舎文庫)より
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