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パラドックス13
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パラドックス13の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全291件 241~260 13/15ページ
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パラドックス13 東野圭吾の最新作。内容としては、「漂流教室」と「I AM LEGEND」に湯川教授の科学的頭脳がまざりあった感じで、異種推理格闘技です。秀作ですが、傑作ではありません。 | ||||
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この人の作品に関しては、期待値が高い分必然的に評価がきつくなってしまうのだが・・・。 今回に関してはやはり、肩透かしをくらった感が大きかった。 帯の文句を読む限り久々に”ガチ理系”の内容かと想像され、気合を入れて読み始めたのだが。 蓋を開けてみればヒューマンドラマを軸にしたサバイバルストーリー。 正直、「え、これだけ?」と思ってしまった。 謎の「P-13現象」によって人々は一瞬にして姿を消し、やがて世界は崩壊を始める。 地震や異常気象が重なりもはや原型を留めていない東京の街で、 それでも生きていかねばならない現実とどう向き合っていくのか。 究極の事態で人間は何を考え、どう行動しようとするのか。 それを大きな大きなテーマにし、繰り広げられる人間模様をスパイスに一気に「読ませる」力はさすが。 決して感情に流さることのない東野圭吾の作風は健在。 しかし大筋は「絶望からの脱出」の繰り返しで、言葉は悪いが途中から飽きてしまった。 その中で「人間の究極の選択」という難題を投げかけてくる点は、一種の社会派と言えなくもないかもしれないが・・・ 二度読みたいというほどの面白さは感じなかった。 とにかく今作の一番のがっかりの点は、売り出し文句と内容にかなりのズレがあるところ。 「P-13現象」そのものは理系の匂いもするのだが、 あくまでその現象から生まれたルールも常識もない世界で善悪を問い詰めながら生き延びる人々の葛藤を描いた作品。 それを理解したうえでは、「こういう東野圭吾もありか」という作品だとは思う。 いずれにせよ、次回昨に期待したい。 | ||||
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「13」の数字に嫌な胸騒ぎを覚えながら読み始めました。それも舞台は「東京」、自分のことのようにパニックが始まります。理系ならではの面白さで進む東野作品でありながらも、今作の根底には「生死」「善悪」などの人間の究極的なテーマが提示されています。実はこの本、かなり深いです。 | ||||
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「13」の数字に嫌な胸騒ぎを覚えながら読み始めました。それも舞台は「東京」、自分のことのようにパニックが始まります。理系ならではの面白さで進む東野作品でありながらも、今作の根底には「生死」「善悪」などの人間の究極的なテーマが提示されています。実はこの本、かなり深いです。 | ||||
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理論難解なP-13現象が起きる!各国首脳はパニックを考え公表はすべてが終わってから・・・と。とにかく3月13日13時13分13秒から13秒間世界がじっとしていれば誰も現象が起きた事さえ気づかずに済む、はずだった。張り込み中犯人と銃撃戦になった直後意識を失った冬樹。気がつくと周りはあちこちで運転者を失った車が激突炎上する変わり果てた光景だった。忽然と人間が消えていた。それでもやっとめぐり合った13人の生存者。次々と襲ってくる壊滅的な地震地割れ洪水の中、食料確保しつつ怪我、安楽死、インフルエンザの中生き抜こうと耐震構造の総理官邸を目指す。辿り着いた会議室にP-13現象の資料が元に戻る手がかりと共に残されていた。がその方法とは!「目上の人間を敬う」のは何故だとか、真の福祉とは人の手なんだとか、自殺が許されないのは残された人間の命にも影響するからなど改めて頷く事や正しい事はどんな時でも正しいとは限らない現実があるの?と考えさせられたりしながらスピードを上げて結末へと進む。 | ||||
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理論難解なP-13現象が起きる!各国首脳はパニックを考え公表はすべてが終わってから・・・と。とにかく3月13日13時13分13秒から13秒間世界がじっとしていれば誰も現象が起きた事さえ気づかずに済む、はずだった。張り込み中犯人と銃撃戦になった直後意識を失った冬樹。気がつくと周りはあちこちで運転者を失った車が激突炎上する変わり果てた光景だった。忽然と人間が消えていた。それでもやっとめぐり合った13人の生存者。次々と襲ってくる壊滅的な地震地割れ洪水の中、食料確保しつつ怪我、安楽死、インフルエンザの中生き抜こうと耐震構造の総理官邸を目指す。辿り着いた会議室にP-13現象の資料が元に戻る手がかりと共に残されていた。がその方法とは!「目上の人間を敬う」のは何故だとか、真の福祉とは人の手なんだとか、自殺が許されないのは残された人間の命にも影響するからなど改めて頷く事や正しい事はどんな時でも正しいとは限らない現実があるの?と考えさせられたりしながらスピードを上げて結末へと進む。 | ||||
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面白かったし、いろいろ考えさせられた。 人は何のために生きるのか。 自分が彼らと同じ立場にいたらどうしただろうかとずっと考えながら読んでました。 主人公のお兄さんのカッコ良さに憧れました。 ただストーリーが単調でした。面白いんだけど、最初から最後まで星4つってカンジで、 盛り上がったり下がったりといった抑揚がありませんでした。 東野圭吾が得意とするどんでん返しがないのがちょっと残念。 ガチSFストーリーってカンジです。 | ||||
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面白かったし、いろいろ考えさせられた。 人は何のために生きるのか。 自分が彼らと同じ立場にいたらどうしただろうかとずっと考えながら読んでました。 主人公のお兄さんのカッコ良さに憧れました。 ただストーリーが単調でした。面白いんだけど、最初から最後まで星4つってカンジで、 盛り上がったり下がったりといった抑揚がありませんでした。 東野圭吾が得意とするどんでん返しがないのがちょっと残念。 ガチSFストーリーってカンジです。 | ||||
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東野圭吾の小説を久々に読みました。 パラドックス13の影響で他の人間(生き物全て)が消えてしまい、 たった13人の生存者で協力し合いながら生き抜いていく物語。 個性豊かな13人の登場人物が良い味を出していた。 ただ中盤、地震や火事、洪水による災害脱出小説になっていて この部分が少し退屈であり、パターン化された展開でちょっと残念でした。 終盤の必死に生き残ろうとする人間と絶望した人間のやり取りは読んでいて面白かった。 誠哉の人類補完計画(イブ発言)は、この状況でそういうこと言ったら そりゃ協調性もなくなるだろう。 パラドックス13の重大な事実を意外な人物が発見する。 その理由がSF好きという一言で片付ける展開、 どんだけSF好きなのだろうかとツッコミを入れたくなる。 それだけSFが好きならもっと別の仕事に就けたのでは? 読んで後悔はしないが、それほど大きな衝撃もなかった。 | ||||
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う〜ん…、私、これダメでした…。 出版社側の売り方のミスかなあ。 ―数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない! 張りめぐらされた壮大なトリック。― これは、SFでもなければ、ミステリーでもない。 パニックものとしてもイマイチだし…。 ちょっとカッコいいかなと思った誠哉の『イブ発言』には、もう興ざめ…。 女性は若い女性ばかりだし、この状況下でそういう話題がないのもおかしいと思っていた直後に、レイプ事件が起こるのは予想できました。 でも、この壮大な未来のため、なんて考え方、このパニック下で出来ちゃうもんですか? 男は遠い未来までも、女は目先のことしか考えられないってことかなあ。 でも、これは全女性がひいちゃいますよ。 SFを書くには、東野さん、無理があったんでしょうね。 突っ込みどころ満載。 ご自身がおっしゃる通り、世界が変われば善悪が変わる。 って、このことだけだったんでしょうね。 大風呂敷広げた割に、たいしたことない内容とラスト…。 あんぐり…。 映像が目に浮かぶような作品でした。 またまた映画化して、たんまり儲けちゃうのかな…。 | ||||
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う〜ん…、私、これダメでした…。 出版社側の売り方のミスかなあ。 ―数学的矛盾(パラドックス)を読み解かなければならない! 張りめぐらされた壮大なトリック。― これは、SFでもなければ、ミステリーでもない。 パニックものとしてもイマイチだし…。 ちょっとカッコいいかなと思った誠哉の『イブ発言』には、もう興ざめ…。 女性は若い女性ばかりだし、この状況下でそういう話題がないのもおかしいと思っていた直後に、レイプ事件が起こるのは予想できました。 でも、この壮大な未来のため、なんて考え方、このパニック下で出来ちゃうもんですか? 男は遠い未来までも、女は目先のことしか考えられないってことかなあ。 でも、これは全女性がひいちゃいますよ。 SFを書くには、東野さん、無理があったんでしょうね。 突っ込みどころ満載。 ご自身がおっしゃる通り、世界が変われば善悪が変わる。 って、このことだけだったんでしょうね。 大風呂敷広げた割に、たいしたことない内容とラスト…。 あんぐり…。 映像が目に浮かぶような作品でした。 またまた映画化して、たんまり儲けちゃうのかな…。 | ||||
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結局、この言葉に尽きるんですね。 ラストは「存在しない13秒中の話」だったから仕方がないとは言え、お兄さんが切ないです。お兄さんの恋も切な過ぎです。哀しいなぁ〜。 面白かったけど、お兄さんには生きていて欲しかったから、星4つで。 | ||||
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結局、この言葉に尽きるんですね。ラストは「存在しない13秒中の話」だったから仕方がないとは言え、お兄さんが切ないです。お兄さんの恋も切な過ぎです。哀しいなぁ〜。面白かったけど、お兄さんには生きていて欲しかったから、星4つで。 | ||||
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正直、「容疑者X」以後、東野圭吾の作品はどれもいまいちで、あまり期待せずに購入したのですが、これは久々に傑作と呼べる作品だったかと思います。頁をめくる手を止めることができず二日ほどで読了してしまいました。休日などのまとまった時間に読むことをお薦めします。 個人的には今までこのようなパニック小説?というようなものを読んだことはなかったので、新鮮でした。このような極限状況の中に自分が置かれたらどのように行動するか、と読者を感情移入させる筆力などはさすがです。ただ、「世界が変われば善悪も変わる」といったテーマがありますが、そのような人間としての倫理的な側面の考察についてをメインにして購入するとちょっと期待外れになるかもしれません。 でもまあ、そんなことを抜きにしても面白いです。東野氏のファンの方ならぜひ一読を。 | ||||
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正直、「容疑者X」以後、東野圭吾の作品はどれもいまいちで、あまり期待せずに購入したのですが、これは久々に傑作と呼べる作品だったかと思います。頁をめくる手を止めることができず二日ほどで読了してしまいました。休日などのまとまった時間に読むことをお薦めします。 個人的には今までこのようなパニック小説?というようなものを読んだことはなかったので、新鮮でした。このような極限状況の中に自分が置かれたらどのように行動するか、と読者を感情移入させる筆力などはさすがです。ただ、「世界が変われば善悪も変わる」といったテーマがありますが、そのような人間としての倫理的な側面の考察についてをメインにして購入するとちょっと期待外れになるかもしれません。 でもまあ、そんなことを抜きにしても面白いです。東野氏のファンの方ならぜひ一読を。 | ||||
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とっても面白かった。やっぱり東野圭吾ですね・・・・。ハリウッド映画でありそうな設定ですが、これが舞台が東京となると、本当に恐ろしい。まったく別物です。善悪が変わるとか、今の日本をよく反映しているようにも見えます。 だからか、最初から最後まで、冷静に読む事がかなりきつかったです。非現実的な話が、あまりにもリアルに感じられて、読んでいる間、ずっと背筋がぞっとしていました。一人ではちょっと耐えられなかったので、ずっと人のいるところで読みましたよ・・。 人間であるからこそ変貌する人物の姿にも心が痛みますが、変わり果ててゆく街の様子に精神的にちょっと辛いものがあります・・。 日本、そして現代ならではの恐怖・人間の弱みと強みを巧みに盛り込んでいますね。国が消滅したことで生じる変化の描写は、ある意味イマドキで、読者に訴えかけるものがあるなと感じました。単なるエンターテインメント性の小説とは思えません。 だけど、P-13現象が起きる時間が13時13分13秒だとか、13日の金曜だとか、そこまでする必要があるのか、ちょっと引っかかりました。科学的に、それってありえるの?本文にも出ますが、時間とは「人間のつくったもの」でもあるのですから・・・。 | ||||
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とっても面白かった。やっぱり東野圭吾ですね・・・・。ハリウッド映画でありそうな設定ですが、これが舞台が東京となると、本当に恐ろしい。まったく別物です。善悪が変わるとか、今の日本をよく反映しているようにも見えます。 だからか、最初から最後まで、冷静に読む事がかなりきつかったです。非現実的な話が、あまりにもリアルに感じられて、読んでいる間、ずっと背筋がぞっとしていました。一人ではちょっと耐えられなかったので、ずっと人のいるところで読みましたよ・・。 人間であるからこそ変貌する人物の姿にも心が痛みますが、変わり果ててゆく街の様子に精神的にちょっと辛いものがあります・・。 日本、そして現代ならではの恐怖・人間の弱みと強みを巧みに盛り込んでいますね。国が消滅したことで生じる変化の描写は、ある意味イマドキで、読者に訴えかけるものがあるなと感じました。単なるエンターテインメント性の小説とは思えません。 だけど、P-13現象が起きる時間が13時13分13秒だとか、13日の金曜だとか、そこまでする必要があるのか、ちょっと引っかかりました。科学的に、それってありえるの?本文にも出ますが、時間とは「人間のつくったもの」でもあるのですから・・・。 | ||||
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あっという間に読み終えました。 だからといって、大満足なのかと言われれば、そうでもない。 この作品には、読後の余韻や感動がなく。 「ああ、もう終わってしまった」ではなく「え?終わり?」という印象だけが残った。 エンターテイメント小説だと思えば、こんなもんなんでしょうか? 著者の作品には、もっと深く余韻の残るものが多数あるので、やや物足りない感が強いです。 しかし「え?もう終わり?」と思わせるだけの文章への強い引力はすごいと思います。 二度三度読み返すことはないかもしれませんが、一読の価値はあると思います。 | ||||
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あっという間に読み終えました。 だからといって、大満足なのかと言われれば、そうでもない。この作品には、読後の余韻や感動がなく。「ああ、もう終わってしまった」ではなく「え?終わり?」という印象だけが残った。エンターテイメント小説だと思えば、こんなもんなんでしょうか?著者の作品には、もっと深く余韻の残るものが多数あるので、やや物足りない感が強いです。しかし「え?もう終わり?」と思わせるだけの文章への強い引力はすごいと思います。二度三度読み返すことはないかもしれませんが、一読の価値はあると思います。 | ||||
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気がついたら、世界中から自分以外の人間が消えていた−−−。 さいとう・たかをの「サバイバル」、望月峯太郎の「ドラゴンヘッド」に代表される、いわゆる「世界の終わり」モノである。 東野圭吾の、いつもながらの流れる文章は流石としかいいようがない。ハードカバーで500ページ近くあるこの分厚い本を、映画一本見るくらいの労力で読み終わらせる(いや時間はもっとかかったのだけれど)。これはもう技術である。 「終わり」モノにありがちな、極限まで追いつめられた精神状態というのはことさらには強調されていない。それゆえなのか、ただ崩れゆく世界に対する恐怖感が、まるで直に触れているかのように、リアルに伝わってくる。月並みな表現だが、まるであちらの世界にいるかのような感覚に陥って、少し酔った。 存在しない世界を作り上げるのが小説だとしたら、これはほんとうに小説だ。 | ||||
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