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パラドックス13
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パラドックス13の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全291件 141~160 8/15ページ
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私はこれまでに東野圭吾の小説を数多く読んできた。彼の作品の展開の妙技に常々惹きつけられてきた。今回も期待して読み進んでいったが、最後までその妙技に出くわすことはなかった。延々と軽度の苦悶が続き、読後の感動はなく、疲弊して「ガッカリ、残念」という感想しか残らなかった。ひょっとして、この作品は、作者の新境地を開くための試作的アプローチだったのだろうか。 | ||||
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私はこれまでに東野圭吾の小説を数多く読んできた。彼の作品の展開の妙技に常々惹きつけられてきた。今回も期待して読み進んでいったが、最後までその妙技に出くわすことはなかった。延々と軽度の苦悶が続き、読後の感動はなく、疲弊して「ガッカリ、残念」という感想しか残らなかった。ひょっとして、この作品は、作者の新境地を開くための試作的アプローチだったのだろうか。 | ||||
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※内容にネタバレ的要素を含むため、予めご了承ください。 東野圭吾の著書は、至極真っ当だ。幅の広い層に読んでもらおうとする文章は好感が持てるし、今回のようなSFを従来の映画や小説などの明らかな模倣であるにもかかわらず、それなりに読ませてしまうところがなんともニクイ。 タイトルにもなっているパラドックス13という現象に伴う、もう一つの世界を描いている。内容は所謂ステレオタイプなキャラクターたちが、都市型災害で生き抜くというもので、伏線をチラホラとまき散らしながら、元居た世界に戻る可能性を模索するというもの。 当然、食欲、性欲、支配欲なんかの本能は発生するが、そこは東野作品、小中学生でも不快に感じさせない程度に留めている。まぁ登場人物たちは大半がそれなりの役割を持っていており、生き残るべきメンバーも想像以上のことはない。 ハードカバーだと厚く感じるが、474頁なんで、読むのにもそれほど時間はかからない。概ね半分程度読めば、先の想像はつくにも拘らず、飽きさせないのは文才というべきか。 SFである以上は現象の説明をしなければならないが、そちらに関しては物語の進行を妨げない程度の解釈で、はっきり言ってかなり無理があるのは否めないが、決して粗末な竜頭蛇尾にはなっていない。 電車の中で読むにはちと大きいが、映画化を想定して、配役を考えるのも楽しいかもしれない。私はメインの異母兄弟は江口洋介と妻夫木聡が浮かんだw内野聖陽&伊藤英明は使用済みなのでw | ||||
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※内容にネタバレ的要素を含むため、予めご了承ください。 東野圭吾の著書は、至極真っ当だ。幅の広い層に読んでもらおうとする文章は好感が持てるし、今回のようなSFを従来の映画や小説などの明らかな模倣であるにもかかわらず、それなりに読ませてしまうところがなんともニクイ。 タイトルにもなっているパラドックス13という現象に伴う、もう一つの世界を描いている。内容は所謂ステレオタイプなキャラクターたちが、都市型災害で生き抜くというもので、伏線をチラホラとまき散らしながら、元居た世界に戻る可能性を模索するというもの。 当然、食欲、性欲、支配欲なんかの本能は発生するが、そこは東野作品、小中学生でも不快に感じさせない程度に留めている。まぁ登場人物たちは大半がそれなりの役割を持っていており、生き残るべきメンバーも想像以上のことはない。 ハードカバーだと厚く感じるが、474頁なんで、読むのにもそれほど時間はかからない。概ね半分程度読めば、先の想像はつくにも拘らず、飽きさせないのは文才というべきか。 SFである以上は現象の説明をしなければならないが、そちらに関しては物語の進行を妨げない程度の解釈で、はっきり言ってかなり無理があるのは否めないが、決して粗末な竜頭蛇尾にはなっていない。 電車の中で読むにはちと大きいが、映画化を想定して、配役を考えるのも楽しいかもしれない。私はメインの異母兄弟は江口洋介と妻夫木聡が浮かんだw内野聖陽&伊藤英明は使用済みなのでw | ||||
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勢いで最後まで読めた。 最近の東野氏らしくない時空を飛ぶ作品。 秘密まで遡るか?でなければ時生か? 最期まで真直ぐを貫く主人公の兄には感服。 どうなるんだろうエンディングは? と思ったけどこれはこれでハッピーなのでは? と。 | ||||
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多くの方のご指摘の通り、東野さんの作品に欠かせない「大どんでん返し」はなく、途中でからくりは解けてしまいます。が、だから他の作品より劣る…というのでは全くなく、むしろこの作品は、プロットそのものよりも人間ドラマに考えさせられる数々の場面があり、そこが面白いポイントだと思います。 極限状態に陥った時の人間の倫理、正義、欲望…。 ハーバード大学 マイケル・サンデル教授の「ジャスティス」([...])を思い出しました。 | ||||
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勢いで最後まで読めた。 最近の東野氏らしくない時空を飛ぶ作品。 秘密まで遡るか?でなければ時生か? 最期まで真直ぐを貫く主人公の兄には感服。 どうなるんだろうエンディングは? と思ったけどこれはこれでハッピーなのでは? と。 | ||||
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多くの方のご指摘の通り、東野さんの作品に欠かせない「大どんでん返し」はなく、途中でからくりは解けてしまいます。が、だから他の作品より劣る…というのでは全くなく、むしろこの作品は、プロットそのものよりも人間ドラマに考えさせられる数々の場面があり、そこが面白いポイントだと思います。 極限状態に陥った時の人間の倫理、正義、欲望…。 ハーバード大学 マイケル・サンデル教授の「ジャスティス」(http://www.nhk.or.jp/harvard/about.html)を思い出しました。 | ||||
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話がパラドックスらしくなるのは 最初と最後のみ。 中間はパラドックスから話が 遠ざかってるように思った。 でもこのラストには満足感があった。 ただ、序盤で主人公がエレベーターに乗った事が どうしても納得できない。 あの状況でエレベーターなんか乗るか!? しかも一度だけじゃないし・・・ | ||||
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話がパラドックスらしくなるのは 最初と最後のみ。 中間はパラドックスから話が 遠ざかってるように思った。 でもこのラストには満足感があった。 ただ、序盤で主人公がエレベーターに乗った事が どうしても納得できない。 あの状況でエレベーターなんか乗るか!? しかも一度だけじゃないし・・・ | ||||
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いまこの世界の数学的矛盾を読み解かなければならない。 という宣伝文句がありますが、随分とあっさりしてます。 ラストまで読んでも、"読み解いた"という感じはしませんでした。 極限状態で人がどういう行動に出るか? という人間ドラマがメインになります。 突然わけのわからない世界に行ってしまい、 元の世界に戻る旅をするという話はいろいろとあります。 そういった中で、もっとP−13現象ならではの ストーリーを感じさせて欲しかったと思いました。 東野圭吾の作品ということで期待していたのでちょっと残念でした。 先入観なく普通に読む分にはそれなりに面白いと思います。 | ||||
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いまこの世界の数学的矛盾を読み解かなければならない。 という宣伝文句がありますが、随分とあっさりしてます。 ラストまで読んでも、"読み解いた"という感じはしませんでした。 極限状態で人がどういう行動に出るか? という人間ドラマがメインになります。 突然わけのわからない世界に行ってしまい、 元の世界に戻る旅をするという話はいろいろとあります。 そういった中で、もっとP−13現象ならではの ストーリーを感じさせて欲しかったと思いました。 東野圭吾の作品ということで期待していたのでちょっと残念でした。 先入観なく普通に読む分にはそれなりに面白いと思います。 | ||||
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この物語では、最初にある現象が起きる。P-13現象と呼ばれるものだ。それが起きた後の世界は…それは読者自身で確かめてもらうしかない。ひとつ言えるのは、P-13現象後の世界は、非現実的な世界だということだ。仲間はわずか。そうなった原因はつかめない。状況はだんだん悪化していく。そんな中、主人公の一人、誠哉はその原因を調べ、総理官邸に行き着く。 このストーリーは一種の人間の極限状況を描き出す。そこで主人公たちは自分の根底にある価値観や道徳観を問われる。人生の先輩に対する敬意の意味、安楽死に対する考え方など。この作品を通して作者が語りたかったのは、たぶんそういうことではないだろうか。読者は常に自身に問うことになる。この場合、自分だったらどうするのか。この場合は?と。 何とか生き延びようとする主人公たちのサバイバルは続く。物語の後半になると、P-13現象の全貌が明らかになる。しかし、それはあまりに過酷な現実だった。しかし、読後感はそれほど悪くない。一気に読ませる、ジェットコースターノベルといえる。 | ||||
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この物語では、最初にある現象が起きる。P-13現象と呼ばれるものだ。それが起きた後の世界は…それは読者自身で確かめてもらうしかない。ひとつ言えるのは、P-13現象後の世界は、非現実的な世界だということだ。仲間はわずか。そうなった原因はつかめない。状況はだんだん悪化していく。そんな中、主人公の一人、誠哉はその原因を調べ、総理官邸に行き着く。 このストーリーは一種の人間の極限状況を描き出す。そこで主人公たちは自分の根底にある価値観や道徳観を問われる。人生の先輩に対する敬意の意味、安楽死に対する考え方など。この作品を通して作者が語りたかったのは、たぶんそういうことではないだろうか。読者は常に自身に問うことになる。この場合、自分だったらどうするのか。この場合は?と。 何とか生き延びようとする主人公たちのサバイバルは続く。物語の後半になると、P-13現象の全貌が明らかになる。しかし、それはあまりに過酷な現実だった。しかし、読後感はそれほど悪くない。一気に読ませる、ジェットコースターノベルといえる。 | ||||
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予備知識ナシで読み始めたせいか、次の展開が気になって一気に読んでしまいました。 リアルな日常生活を舞台にした陰惨な人間ドラマって、時に読んでいる側も暗澹たる 気持ちになってしまうことがありますが、本書のような非現実的な世界が舞台だと、 あくまでも映画を観るような気分で、楽に楽しめます。 会話を中心とした文章なんでサクサクと読み進められますし。 コアな東野ファンにはあまり評判がよくないみたいですけど、個人的には、「こういう 小説も書けるんだあ」と、新鮮な気持ちで読めました。 並行世界で東京が壊滅していく描写などはとてもスリルがありましたし、人間ドラマ の部分も、東野節を利かせながらも緊張感があって、面白かったと思います。 設定はありえないけど、こういう世界が絶対にないとは言い切れないという 想像の余地を残してくれたところが特に気に入りました。 予備知識ゼロで手にとって読むのがオススメですが、出版社としては扇情的な文句で 読者の興味を惹かなければならないわけで、まさにパラドックスですね。(笑) | ||||
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予備知識ナシで読み始めたせいか、次の展開が気になって一気に読んでしまいました。 リアルな日常生活を舞台にした陰惨な人間ドラマって、時に読んでいる側も暗澹たる 気持ちになってしまうことがありますが、本書のような非現実的な世界が舞台だと、 あくまでも映画を観るような気分で、楽に楽しめます。 会話を中心とした文章なんでサクサクと読み進められますし。 コアな東野ファンにはあまり評判がよくないみたいですけど、個人的には、「こういう 小説も書けるんだあ」と、新鮮な気持ちで読めました。 並行世界で東京が壊滅していく描写などはとてもスリルがありましたし、人間ドラマ の部分も、東野節を利かせながらも緊張感があって、面白かったと思います。 設定はありえないけど、こういう世界が絶対にないとは言い切れないという 想像の余地を残してくれたところが特に気に入りました。 予備知識ゼロで手にとって読むのがオススメですが、出版社としては扇情的な文句で 読者の興味を惹かなければならないわけで、まさにパラドックスですね。(笑) | ||||
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非日常的な設定の中での人間ドラマです。 「想像を絶する過酷な世界」に置かれたとき、 自分だったらどのように行動するだろうかと、 考えながら読みました。 登場人物のうち、誰のタイプだろうか、と。 そういう読み方もありでしょう。 設定が設定なので、結末が非常に難しいところですが。。。 そのあたりは、個人によって評価が変わるところだと思います。 個人的にはイマイチ。 しかし、1日で一気に読めてしまいました。 読者をしっかり惹きつけるところは流石です。 トップクラスの作品ではないでしょうが、 一読の価値はあると思います。 | ||||
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非日常的な設定の中での人間ドラマです。 「想像を絶する過酷な世界」に置かれたとき、 自分だったらどのように行動するだろうかと、 考えながら読みました。 登場人物のうち、誰のタイプだろうか、と。 そういう読み方もありでしょう。 設定が設定なので、結末が非常に難しいところですが。。。 そのあたりは、個人によって評価が変わるところだと思います。 個人的にはイマイチ。 しかし、1日で一気に読めてしまいました。 読者をしっかり惹きつけるところは流石です。 トップクラスの作品ではないでしょうが、 一読の価値はあると思います。 | ||||
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色んな出来事の中に人と人との係わり方が描かれていて、 とっても大変な状況の中で なんとか自分らしく生きて行く事が いい事なのか…それとも… 東野ワールド炸裂だと思います。 その世界に自分がいない事の幸せを 読み終えたとき 思いっきり感じました。 | ||||
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色んな出来事の中に人と人との係わり方が描かれていて、 とっても大変な状況の中で なんとか自分らしく生きて行く事が いい事なのか…それとも… 東野ワールド炸裂だと思います。 その世界に自分がいない事の幸せを 読み終えたとき 思いっきり感じました。 | ||||
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