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過ぎ去りし王国の城
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過ぎ去りし王国の城の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.54pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全57件 41~57 3/3ページ
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本当に宮部みゆきさんの書いたものかと、何度か表紙を見直してしまいました。 今までハズレが無い作家さんだっただけに…今回の内容、文章の書き方にあまり楽しめませんでした。 | ||||
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ファンタジー的、学園ものというか、これまで読んだ宮部みゆき作品のサスペンスとは雰囲気が違っていました。 期待を持ってぐんぐん読みましたが、ラスの展開に物足りなさを感じてしまいましたもっと意外性のあるいつもの感じがなかった。 | ||||
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ん~、モチーフは面白い、ん、面白い。ただ、惜しい。 この作品、かなり力が抜けている感じがする。よく言えば、余裕をもって書いてる。 悪く言えば、商業主義に走っちゃった?! けど、宮部さんらしい情緒的な表現と構成も感じられる。 まるで自分が苔むした森の中にいるような錯覚、モノクロの背景に投げた赤いニット帽の鮮やかさ、 それと、バランスボールを安全装置にするなんて、凄い発想。やっぱりこの人はただ者ではない。 ただ、伊音ちゃんの人物像がまわりの人を通して語られるあたりは「火車」と同じ。 犯人が最後まで現れないのも同じ。 だから、全体を通して「このくらいでいいか~」的な感じを受ける。 そして、エンディング・・・え?それ? パラレルワールドに頼っちゃうとそれで「はい!終わりっ!」になっちゃうわけで。 伊音ちゃんのラストはもうひとひねり、頑張ってほしかったな~。 宮部さんは、やっぱり時代物がピカ一ですな。 | ||||
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主人公は、尾垣真。中学生。 高校への推薦入学が決まり、ポスト受験生となっている。 彼は、ある日、銀行で不思議な絵を見つけ持ち帰る。 絵には、古城が描かれていた。 その後、その絵の中に入れる可能性を発見する。 ただし、真には絵心がないため、自分一人では難しい。 そのため、同じ中学の絵が上手な城田珠美に声を掛ける。 そして、真と珠美は一緒に絵の中に入ることとなる。 絵の中に入った際に、真は、 少女が捕らわれているのを見つける。 少女が、絵の中に捕らわれている理由は? 真と珠美は、少女を助けることが出来るのか? そもそも、少女を助けた方が良いのか? 全体的に、ファンタジー色が強いが、すんなりと受け止めることが出来た。 後半の展開は、矛盾や少し急すぎる感じを受けたが、 怒涛の展開にページを繰る手を止められなくなった。 正に、本に引き込まれるようであった。 ラストは、ほんのりと心が温まるものであった。 | ||||
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銀行に展示されていた子どもたちの絵の中にあった、場違いな中世の 城のデッサン。 子どもらしくない上手な絵に、真は妙に惹かれた。 しかし、窓口に行っている間に絵はパネルから剥がれ落ち、靴に踏まれていた。 拾い上げて家に持って帰り、改めて眺めると、不思議なことに絵の中の木々が 風に揺らいでいる。 森の香りも漂ってきた…。 中学3年生の真と、絵の上手い女子、城田が辿る不思議な冒険ファンタジー。 友だちのいない城田。 だから、誰も彼女のプライベートは知らない。 彼らが出会う漫画家のアシスタントのパクさんにも、何か事情がありそうだ。 そして、この絵の作者にも。 社会の中にあっては、誰しもがそれぞれの困難を抱えて暮らしている。 みんなを救うことは出来ないにしても、誰かを救うことは出来るかも知れない。 著者の視点は、そんなところにあったのだろうか。 それほど得意なこともなく、あまり目立たないごくフツーの中学生の真も 高校に行ったら、きっと今までと違った学校生活を過ごすようになるだろう。 | ||||
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宮部さんのファンタジーは初めて読みました。 複数の時事問題を絡めて物語を織り上げる筆致はさすがだなあと感心しつつ、 要のファンタジー部分がなんだか理屈っぽすぎて感動が半減…。 すごく設定を作り込んだんだろうなあ〜というのは伝わりました(^^; ラストもじんわりした良い終わり方ではありましたが、痛快さがないので少し物足りなく感じました。 | ||||
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大好きな宮部作品の新刊という事で、発売即購入。 でも、ページをめくる手が進まない。 荒唐無稽なお話であるが、そればかりが理由ではない。 主人公に感情移入もできず、何より全体のイメージが描けない。 茂七の事件簿での回向院の茂七親分の推理と活躍、ぼんくら、日暮しでの井筒平四郎の憎めないキャラと江戸情緒たっぷりのお話。 怪(あやし)での、何より恐ろしいのは魑魅魍魎ではなく人なんだと問いただすかのような短編群…。 やはり、宮部先生は現代劇より、こちらの方が似合う気がする。 | ||||
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最近、似たような傾向のものが多い気がする。 「ソロモン・・・」も「悲嘆の門」も・・ 時代物の方が筆が弾んでいる気がするが・・・。 | ||||
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読み終わって考えるととても良かった。ラストがハッピィな気持ちにさせてくれたからかな?ファンタジーで、私の好きなパラレルワールドのSF。そして謎解きのミステリー。主人公が高校3年生でもあり、文章もとても平易で読みやすく、高校生に受けそうな小説だなあ。 | ||||
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尾垣真は、銀行のロビーのパネルに貼られた1枚の絵に激しく心を揺さぶられる。不思議な、中世の城を思わせる絵だった。思わず絵を持ち帰ってしまった真は、アバターを使い絵の中に入り込むことができることを知る。絵のうまい同級生の城田珠美にアバター作成を依頼し、ふたりは絵の中の世界へ。やがて彼らは、絵に隠されたある人物の想いに触れることになる・・・。 緻密に、ストーリーが構築されていく。そのひとつひとつの描写が見事で、読み進めていくうちにごく自然に物語の中に引き込まれていく。なぜこの絵が存在するのか?なぜ絵の世界に入ることができるのか?そのカギを握るひとりの少女の存在が浮かび上がってくる。そして、その少女の正体を知るパクさんとの出会いが、真実への扉を開く・・・。ページをめくる手が止まらず、一気にラストまで突っ走った。 中には、つらく切なく、胸が痛くなるような描写もあった。こんなにひどい経験をしたら、心が壊れてしまいそうだ。ずっとつらいままだったらどうしようと思ったが、ラストでは救われた気持ちになった。誰か手を差し伸べてくれる人がいたら、希望を持って生きていくことができる!こういうラストで本当によかったと思う。読後にほのぼのとした温もりを感じる、とても面白い作品だった。 | ||||
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流れるような文体で気持ち良く読ませてもらったけれど、 後半の展開が突飛すぎて、若干ひいてしまった。 これはSF的な展開でもちょっと無理があるだろう、と。 最後は少し心温まる展開にはなったけど、 主軸で語られていた主人公たちの人生というよりも、 三人称のサブストーリーの方に気持ちを寄せてしまう結末は「むむむ」だった。 余談だけどとにかく表紙がかっこいいです。 | ||||
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悲嘆の門を読んだ後に購入しました。自分の好みとしては、悲嘆の門の方がよかったかな。 | ||||
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宮部さんらしいと言えば言えます。つまり、「またかい」という感じ。宮部さんがデビューしたころは、かなりさまざまなモチーフを扱える人、さまざまなジャンルのものをこなせる人ととても期待したのですが、最近、お好みの方向がかなり偏ってきたように感じられ、このままの趣向ばかりが続くなら、もういいかな、とさえ思うようになりました。 | ||||
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まあまあ面白かったです。 しかし、まあ、帯の方が良い出来です。 宮部みゆきさんが作者となれば、 もう一息盛り上がるか、もしくは、謎を広げるか、して欲しかったです。 主人公オカキ君、城田さん、そしてパクさんの想像が、そのまま、正解となるのでは、少々簡単すぎるかなあと。 ターゲットを、中学生あたりに据えて書いたのでしょうか? だとしたら、長さ的にもこのくらいが限度なんでしょうか? できれば、絵の持つ秘密をもう少し複雑にしていただき、もう一作、もう少し入り組んだ作品にリベンジしていただくってのはいかがでしょうか? | ||||
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面白いかと聞かれれば、うきうきするような面白さは私はなかったです。一気に読めないほど面白くないわけでもない。 かといって、ご飯やお風呂に入る時間を惜しむほど先が気になるわけでもない。 淡々と進み、淡々と終わった気がします。 お話は銀行に貼られていた絵を主人公の男子中学生が持ち帰ってしまうところから始まります。 その絵は、絵の中に人の精神を引き込む力があり(代償あり)その中を主人公が探検したいと 考えます。リアリティーのある絵ならば自由に歩き回れる可能性に気がついた主人公が絵がうまい 同級生に協力を求め、そのさなか、同じく原画をスキャンしたPCから絵の中に入っている男と 出合い、三人で絵の中の探索をしていくことになります。 多分・・・三人が三人抱えているものがあり事件に対処していきますが、主人公が一番抱えて いるものが重くなく、重くないゆえにどこか好奇心、他人事のように動いてる気がします。 ですから好みの問題ですが、私は同級生が主人公の方が集中して読めた気がします。 最近の発刊されたお話の方向性から、何かを模索してる、なんとなく過ごしている、そういう 主人公が何かを見つけたり感じられるお話をしばらくは書かれたいのかなと思いました。 嫌いでもないですが好きでもないので3で。 | ||||
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外れなく面白かったです。新鮮な感じはしなかったけど、宮部みゆきさんらしい作品だった。 | ||||
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面白いでも 宮部みゆきさんのたくさん読んでる人からするとよくあるやつだなと思うと思う | ||||
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