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月は無慈悲な夜の女王



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月は無慈悲な夜の女王の評価: 3.62/5点 レビュー 143件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.62pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全84件 81~84 5/5ページ
No.4:
(5pt)

古くならない傑作!

長編ですが、楽しくてあっという間に読めること請け合いです。植民地であった月世界が地球から独立する話で、いかにもアメリカ人の独立の意気あふれる元気いっぱいの作品。
社会とは何か、政府とは何か、自由取引とは、自己責任とは、そして自由とは、、、「小さな政府」など現時点いろんなテーマを原点にもどって考えさせられるテキストにもなっています。”there ain’t free lunch”というのは特に気に入ってます。登場人物がマイクを含めみんな生き生きして、特にワイオミング・ノットの“why not?”は最高。
あと、解説も良いです。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)Amazon書評・レビュー:月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.3:
(5pt)

元気の出る長編SF AI&独立戦争物

古典的なSF長編エンターテイメントの傑作だと思います。
地球の支配を受ける月の独立戦争を描く作品です。
ロシア系のディテールも入りますが
アメリカの独立戦争や、アイルランドの独立戦争がイメージになっているようです。
主人公のコンピュータ技師はオーストラリア移民のアイリッシュ。
パブでアイリッシュシチューを食べているシーンが泣かせます。
古いノリですがアメリカではさぞかし受けただろうと
思えます。
「無料のものはない」という厳しい環境の中で営まれる
月世界の共生家族制度「ライン」や慎ましくもたくましい
家族の生き様や情熱が現代の我々に示唆するものは大きいと思います。
美しく知的なヒロイン、ワイオミングはマトリックスのトリニティの
原型の様にも思えます。
SFの形をとりながらも、自由を求める人々の強烈なうねりと熱気がこの本のテーマなのでしょう。
愛らしいコンピュータと人間群像を見事に描いた作品です。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)Amazon書評・レビュー:月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.2:
(4pt)

アメリカの開拓時代の雰囲気

意識を持ったコンピューターと地球からの独立を望む月植民地の住人が手を携え、強大な地球と抗争し、独立を勝ち取っていきます。
 その組織作りや地球への攻撃方法などが、「えっ」と思うくらい意外ながらとてもリアルで引き込まれていきます。背景の月世界やその住人たちの描写もアメリカの開拓時代の雰囲気で生き生きとしていて身近に感じられます。
 SFにおける宇宙を股に架けた人類の歴史の中の「一番最初の星間戦争」ではないでしょうか?評判を気にするより素直に読んだ方が良い作品だと思います。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)Amazon書評・レビュー:月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074
No.1:
(4pt)

共産主義

「宇宙の戦士」あたりを読んで、ハインラインがファシストだとばかり思っていた人達が、その共産主義っぽい世界にひっくり返った本。だからと言って、難しいことはうっちゃっていても十分に楽しめる、純エンタテイメントでもある。
月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)Amazon書評・レビュー:月は無慈悲な夜の女王 (ハヤカワ文庫 SF 207)より
4150102074

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