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ミミズクと夜の王
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ミミズクと夜の王の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 21~26 2/2ページ
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評判が高かったので読んでみたのですが、 正直期待はずれでした。 王道の展開、どこかでみたような登場人物の性格付け、希薄な世界設定、 なにより外国名に「ちゃん」をつけてしまうような文章表現、 画力が高い人の描く漫画であれば、成り立つのかもしれませんが 文学作品となるとちょっと受け付け難かったです。 印象深いタイトルに引力があっただけに残念でした。 | ||||
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帯に好きな作家さんのコメントがあったので買ってみました。 正直帯に騙されたと思うほど受け付けられない話でした。 文章の稚拙さもさることながら、英語圏と日本圏の言葉が 入り混じっているのがファンタジー世界を構築する上でとても薄っぺらく見えます。 そこがちゃんとしていないからファンタジーに煩いコバルト文庫で 入選ができなかったんだと思います。 国家間の情勢や聖剣の話も唐突すぎて蛇足にしか見えませんでした。 1番この話に感動できなかった要因は「ミミズクと夜の王」の設定が 野梨原花南さん著のコバルト文庫から出ている「ちょーシリーズ」と 多々かぶっている印象を受けたからです(パクりという意味ではないのであしからず)。 普段童話や児童書を読むことが多いので、この作品を童話や児童書の括りに 入れたがる方のレビューには違和感があります。 批判ばかりになってしまったので、この作品が好きな方におすすめ本を… この作品を読んで、 虐待を受けていた主人公ミミズクが幸せを掴むところに感動した方は 向山貴彦さん著の「童話物語」(ミミズクと夜の王とテーマが似てます。隠れた名作です)を ミミズクと夜の王の関係に恋愛的なものを求めて感動した方は 荻原規子さん著の「勾玉三部作(空色勾玉、白鳥異伝、薄紅天女)」(こちらは若い女子向け) を読まれることをおすすめします。両作とも大概の図書館に置いてありますから。 世の中に感動する話はたくさんあります。 | ||||
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生まれて始めて、文章が合わないと感じた作品です。 あとがきにある通り、安い話を書くのはいいと思います。一時の楽しさが娯楽でありエンターテイメントなのですから。でも、これはそういった話ではなく、安っぽい話です。 可哀相な人やいい人、やさしい人などという記号で肉付けされ張りぼてのような薄っぺらさしかない登場人物。児童書のような書き方をしているというよりは、ただの言葉足らずの説明不足にしか思えませんでした。本当は考えに考えた末の文章だとしても、私には力不足の推敲不足にしか見えなくて、ショックでした。 ライトノベルでは電撃文庫が一番好きだったので、いかにも素人といった感じに思えた作品が大賞で残念です。 挿絵がなく(説明不足を補うためにあった方がよかった気もします)、表紙のイラストの感じからハードカバー要員なのかもしれないと感じましたが、もしこれがハードカバーなら立ち読みで十分です。文庫の値段だからまだ許せました。ハードカバーなら迷わず☆一つです。 登場人物の張りぼてや説明不足は想像力で補い、ストーリーはよかったので斜め読みなら(むしろ文章が苦手だったのでその方が)感動出来ました。さらっと読んでなくにはいい話です。安い話ですからね。 場面の切り替えがあまりに早くて多く、ツギハギだらけなようでした。作家の書きたい所だけ書いたようで、だから説明不足感があるのでしょうか。 もしかしたら、作家の中では緻密な世界観があるのかもしれませんが、作品を読んだだけではどうも穴だらけに見えてしまい、どこかで見たことあるような話感も抜けませんでした。 それでも最後まで読めるだけの力はありましたが、ただ単に文章が少なくて枚数よりも短い話に感じられるのがその理由かもしれません。 しっかりした文章が好きな人には不向きな作品です。 | ||||
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好きな人を選ぶ作品ですね。私は全然駄目でした。 ミミズクの言葉遣いがまず無理でした。 一人世界観に合っておらず、終始不快。 童話っぽいから拙くみえるのではなく、 作者の文章が単に拙いだけだと思います。 | ||||
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本当に、中学生が思いつきで書いた童話もどきをそのまま本にした感じ。 それでも序盤の各キャラの森での出会いは、読ませる雰囲気をもってはいるが、 人間側の登場人物が出てきた辺りでそれも終了。 薄いキャラと薄い設定のまま話を描こうったって無理でしょ、って感じ。 何も起こらず、淡々と、普通の童話の出来損ないのような話が続いて、ハイ終わり。 あまりの潔さに逆に感心しましたよ。もちろん涙なんて欠伸と一緒にしか出ませんでしたさ。 まとまりという点ではまとまっているのですけど、もうこういった痛い設定のキャラ並べて、 ムリヤリ『救い』を投下してオチだけつけて、宣伝で盛り上げるのとかやめません? | ||||
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あらすじを知っていて読んだら全く面白くありませんでした。 「地獄の業火に焼かれるような熱を感じながら〜」や「牧歌的すぎるほど、青空は澄んでいた」など、字の文が稚拙すぎるのでなかなか入り込めません。 生きることや幸福についてなど、書きたいことはわかりますが、 その痛みがあまりにうわっつらというか雰囲気だけで、 全部作者の了解内で展開してしまっています。 四肢の不自由な王子や子供の産めない巫女という脇役も、 まるでお話作りのためだけに持ってきたような気がして、 本当にそういった苦しみを引き受ける気で書いたのかな?といぶかしんでいたら、 あとがきに「安い話が書きたかった」とあってがっかりしました。 「安い話」の道具にしないで欲しい。 祈りとか光といった、きれいな言葉に酔っているだけではないでしょうか。 この先、善人の顔をして、お手軽な感動のために安易に人の死を持ってくるような作家になりそうで、ちょっと不信感があります。無自覚の罪というか・・・・・・。 感動している人たちもそうなんですけれど。 また童話やおとぎ話といった評価も気になります。 おとぎ話や童話は、枝葉を落としたしっかりした芯で成り立っていると思うのですが、 この作品は無駄な文章が多すぎます。 描き込みが足りないことと、童話を混同してはいけないのではないでしょうか。 | ||||
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