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さまよう刃
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さまよう刃の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全350件 21~40 2/18ページ
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| 警察の描写が稚拙すぎる。 名探偵コナンじゃないんだからと言いたくなる場面がちらほら。 | ||||
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| 東野圭吾の中では、まあまあと感じた。 | ||||
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| 一人娘を未成年に強姦されたうえで殺害された父親が苦悩の末に復讐に動き出す。警察はそんな父親を追い、そして物語は展開していく。 「もし、自分がこの父親の立場なら、自分はどうするだろう…?」 終始この問いが突き付けられる物語。簡単にエンタメ小説とは言い切れない作品です。扱われているテーマがとても重いのです。読みながら自らを被害者の父親に重ねずには、いられません。 文章は読みやすく、物語はわかりやすく進んでいく。 そして、さりげなく、一つの「仕掛け」が物語に入っていて、ああなるほど、これがヒットメーカーの東野圭吾さんのストーリーテリング…と最後には思わされるのですが。 数年前に読んで、深い印象が残り、現実の未成年の犯罪の報道などを目にしたあとで思い出して再読しました。被害者の父親と、それを取り巻く様々な人の葛藤。この物語は日本の法律が抱える課題を浮き彫りにしている気がしました。また時を置いて、読み返す気がしています。 | ||||
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| 表紙が途中のページに挟んであるし、読んでたかのような爪痕があるし、全体的に読み古しのようなものが届きました。新品って書いてあるやつ買ったのに残念すぎる。詐欺ですか? | ||||
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| 法律というのはいかに未完成であるかを考えさせられました。現実でも同じような事件は多々起こっているでしょう。 加害者が未成年だった場合、プライバシーも守られ数年経てば普通に世に出て過ごしている。 しかし被害者側、残された遺族は? 表面上では「復讐はダメだ」と皆言うでしょうが、心の中では我が子が残忍な殺され方をすれば復讐もやむを得ないと思うのでは無いでしょうか。 警察の、自分達のしていることが本当の正義なのか、正義の刃をどこに向ければいいのか彷徨っている心境がとてもリアルでした。 重いテーマで最後も辛い終わり方でした。 少年法が変わらなければこの小説のような復讐劇は今後も起きるだろうし、誰も救われない気がします。 | ||||
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| 東野圭吾さんの作品は大好きでたくさん読みましたが、さまよう刃はテーマが重いのでずっと避けていました。おすすめされたので読んでみました。 小説を読み終えた後、WOWOWのドラマを観たこともあり長峰さんに感情移入しています。小説のラストを電車で読んでしまい堪えてはいましたが、急いで家に帰りドアを閉めた瞬間、涙が止まりませんでした。「こんなの間違ってる」やり場のない感情をどう整理すれば良いのか分かりませんでした。 私は一度だって長峰さんを犯人だと思ったことはありません。長峰さんは絵摩のお父さんであり、被害者の遺族です。 小説のラストの絵摩への思い。長い小説の中のたった数行でした。何回読んでも涙が溢れてきます。 私は長峰さんに生きてほしかった、だから和佳子と同じく自首してほしい気持ちと復讐を成功させてほしい気持ちが両方ありました。しかし、どちらになることもなく報われなさ過ぎると思っています。 生きる価値のない菅野は未成年だという理由だけで生かされた。誰がこんな奴の更生を望むのか。何度考えても「こんなの間違ってる」と思うのです。 さまよう刃とはどういう意味だったのか。人を裁く刃(法律)は完璧なものではなく不完全であるから、さまようのだと考えました。同じ犯罪でも許される人と、許されない人。決して許されてはならない人が生きるとはどういうことですか…罪とは、正義とは。 私は今長峰さんに感情移入していますが、現実にこんなに報われない思いを抱えながら生きていかなければならない遺族の方がいると思うと本当にやるせないです。 不運だったそんな言葉で片付けていいわけない。 白夜行よりも読後感が何とも言えず、ただひたすら悲しいため、星を一つ減らしました。小説でこんなに泣いたのは初めてです。 フィクションだと分かっていますがラストに納得できないので、長峰親子があの世で再会してもう二度と離ればなれにならないことを祈っています。 | ||||
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| コンディションは良いと書いているのに全然良くなかった。 | ||||
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| 有料動画で映像化されていたのを観て、納得の行かない部分があったため、原作を読んでみたくなりました。 やはり大幅に脚色されていました。さまよう刃が犯人側のことではなく、犯人を追う側のことなのだと原作を読んで分かりました。 主人公を匿う女性の背景も原作の方が自然でした。 大変面白い作品でした。 | ||||
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| 正直話のテーマはありきたり。でも面白くてテンポもいいので一気に読んだ。 私も同じ年頃の娘がいるので、私が主人公だったら間違いなく復讐するし、和佳子の立場だったら協力はしないまでも見逃すと思う。 最後の最後でがっかりしたのは被害者を加害者にし、その挙句復讐を果たせないまま死なせてしまったのは一人の警察官の密告が原因で、その真の密告者は公にばれずに裁かれないままというところ。 この警察官、中途半端で何がしたかったのか。 復讐をさせてあげたい気持ちはわかるので途中までの密告はいいとしても、最後警察に包囲され復讐を成し遂げるのは難しい状況、さらには人混みで銃を使う可能性もある主人公をどういう意図で上野に誘導したのかを知りたかった。 このラストのせいで、残念な作品になってしまった。 | ||||
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| 私は東野圭吾作品は全作とは言わないまでも30冊位は読了しています。この作品は映画化されて鑑賞しました。現在未成年者の犯罪に焦点をあて問題提起した作品と思われます。加害者と被害者家族(娘一人(被害者))の無念とその後の展開が最後に涙すると思うのは私だけだったのか読みては。 | ||||
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| デザインが気に入った | ||||
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| 心が吸い込まれて一気に読めました。親の気持ちに法律は通用しないと思います。大切な息子や娘の命を無惨に奪われたら…なので終わりが納得いかなくて☆をひとつ削りました。本当は、☆5つの作品です。 | ||||
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| 東野圭吾の小説は今までに10冊以上は読みましたが、この作品はわたし的にはその中でもかなり面白かった何冊かに入ります。なので多少ひっかかる点もありますが、一応☆5としました。 事件の内容を推理する小説というより、ストーリー展開がどうなるのかが楽しみでハラハラさせられるような作品です。 レビューを見ると作品の結末に不満の意見もかなり見受けられますが、私はそう悪くはなかったと思いました。 結末がどうなるのかはこの小説の最大の興味をひかれる点だと思うので、その内容については書かないでおきますが、報復の機会がまったく来ないのも、長峰重樹の身は無事で単純に娘の報復に大成功するのも、おそらくないなと思いながら読んでいました(実際そうでしたが)。 この小説を読んだ多くの人が、長峰が娘絵摩に対するレイプ殺人の主犯である菅野快児を殺そうとする、長峰の報復を成功させたいと感じると思うのですが、といって二人目の殺人を成立させてしまうことが本当に長峰にとって幸せなことだとも思えないし、そういう意味では妥当な結末かなと思います。 ☆5を付けながらなんですが、多少疑問に思った点を2点挙げると、まず長峰が15歳の娘絵摩のレイプシーンを自分のパソコンにまでコピーして繰り返し見ている点にちょっと異常性を感じました。それが性的な興味で見ているわけでないことはわかるのですが、絵摩にしてみれば性器がアップで映っているような映像を、一番見られたくない相手が父親なのではないでしょうか? この点は、この小説を読んだ絵摩に近い年代の女性がどう感じるのか、聞いてみたい気がしました。 あと細かい点ですが、菅野快児が高峰高原のペンションに潜伏していた時に一緒にいた優佳という少女の描き方が、どうなのかと思いました。と言うのは、菅野快児は十数人の女性をレイプしており、中にはそれが理由で自殺までした女性もいますが、優佳はレイプ被害者の中の一人で、そういう女性を(脅されたにしても)快児に誘われて、またのこのこついていくようなおバカな女性に描くと、レイプ犯罪の重みが薄れてしまい、ひいてはレイプされた女性の父親のどうしょうもない怒りを描くこの作品にとって、水を差すことになりかねない気がしました。 | ||||
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| 出だしの少女が誘拐され死体で発見されるまでの、ヒリヒリするような恐ろしさ、父親の無念さ痛ましさが簡潔に描写され話に引き込まれました。特に昨今惨たらしい事件が多く発生しています。この父親の気持ちを味わった被害者家族は多かろうと思います。 こんな悲惨な事件を娯楽にしていいのかということはさておき描いたのならキッチリ結末を付けた方が物語として良いのではないかと思いました。 残虐な行為やいじめをする人間は思いやりや想像力が欠如しているのです。諭しても解らないなら同じ目にあわせるしかないのじゃないかと思います。実はそんな結末を期待していたので、たった今読み終えたのですが、空虚感が残りました。 ラスト、カイジが上野駅路上で刃物を奪い人質を取った時、何で人の多い上野を設定?と思いましたがこれは、たまたま遊びに来ていた少年法擁護の弁護士の娘というドンデンかと思いきやすんなり逃がしてしまうし? 和佳子は不自然なほど過干渉だし…。 時代に合わない少年法の不備は伝わっても物語としてのカタルシスは望めませんでした。 | ||||
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| 先をどんどん知りたくて読むことを辞められなかった 現実はきっとこれよりも残酷な事件が続ていると思う | ||||
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| 読み終わってから、テレビも観たいと思いました。途中で止められなくて、先が気になって。 | ||||
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| 東野圭吾さんの小説は面白いです。 | ||||
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| ノンフィクションではなく小説なのだから、もっとはじけてほしかったです。 これほどスッキリしなかった小説も珍しいです。 登場人物全員が【さまよう】という点ではタイトル通りですね! ですが、さまよったまま、流されたままでオシマイ! 不条理な世の中ですからリアル感があっていいのかもしれませんが、 エンターテインメントを期待した私はラストのお粗末さにひっくり返りました! なんという終盤のテキトーなシーン!そして、あっさり感! ひっくり返りながら不快感だけが残りました。 | ||||
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| 初めて読んだとき、つらくてもう二度と読むものかと思った。友人が読みたいというので本をあげてしまった。その後、映画化になった。映画も見てしまった。でも、原作のほうがずっといいと思った。また文庫を買って読んでしまった。この原作が住んでいる地域なので、臨場感を増す。ただ、銃は飾ったりしては、法律違反です。サイドボードや、暖炉の上に飾ってよかったのは60年くらい前の話です。年に何回か銃弾を消費していないと、銃弾は買えなくなりますし、返還をもとめられる。それだけは調査不足。 今回好きな俳優さんでまた映像化されるので、新しい文庫を買い直してまた読んでしまった。読み終わった後も、あれで長峰さんは幸せだろうか?と、本当にあったことのように数日考えてしまいます。それは毎回同じ。 だから名作のひとつなのだろうけれど。ひかり市の殺人も含めて、少年法はどこまで正しいのかを考えてしまいます。もし私が被害者だったらと思います。一度父に尋ねたら、法廷で犯人を殺してやると言っていました。 感情移入しすぎる女性は、読むのは要注意です。読んでほしいけれど・・・ | ||||
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| 法治国家なので復讐殺人をOKしてしまったら治安は保たれません。ですが個人的には復讐して欲しかった。少年法は甘いです。「快児」なんて名前にするから「快楽殺人」を繰り返し反省もしない!とんでもない悪魔! | ||||
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