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さまよう刃
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さまよう刃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全340件 21~40 2/17ページ
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デザインが気に入った | ||||
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心が吸い込まれて一気に読めました。親の気持ちに法律は通用しないと思います。大切な息子や娘の命を無惨に奪われたら…なので終わりが納得いかなくて☆をひとつ削りました。本当は、☆5つの作品です。 | ||||
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東野圭吾の小説は今までに10冊以上は読みましたが、この作品はわたし的にはその中でもかなり面白かった何冊かに入ります。なので多少ひっかかる点もありますが、一応☆5としました。 事件の内容を推理する小説というより、ストーリー展開がどうなるのかが楽しみでハラハラさせられるような作品です。 レビューを見ると作品の結末に不満の意見もかなり見受けられますが、私はそう悪くはなかったと思いました。 結末がどうなるのかはこの小説の最大の興味をひかれる点だと思うので、その内容については書かないでおきますが、報復の機会がまったく来ないのも、長峰重樹の身は無事で単純に娘の報復に大成功するのも、おそらくないなと思いながら読んでいました(実際そうでしたが)。 この小説を読んだ多くの人が、長峰が娘絵摩に対するレイプ殺人の主犯である菅野快児を殺そうとする、長峰の報復を成功させたいと感じると思うのですが、といって二人目の殺人を成立させてしまうことが本当に長峰にとって幸せなことだとも思えないし、そういう意味では妥当な結末かなと思います。 ☆5を付けながらなんですが、多少疑問に思った点を2点挙げると、まず長峰が15歳の娘絵摩のレイプシーンを自分のパソコンにまでコピーして繰り返し見ている点にちょっと異常性を感じました。それが性的な興味で見ているわけでないことはわかるのですが、絵摩にしてみれば性器がアップで映っているような映像を、一番見られたくない相手が父親なのではないでしょうか? この点は、この小説を読んだ絵摩に近い年代の女性がどう感じるのか、聞いてみたい気がしました。 あと細かい点ですが、菅野快児が高峰高原のペンションに潜伏していた時に一緒にいた優佳という少女の描き方が、どうなのかと思いました。と言うのは、菅野快児は十数人の女性をレイプしており、中にはそれが理由で自殺までした女性もいますが、優佳はレイプ被害者の中の一人で、そういう女性を(脅されたにしても)快児に誘われて、またのこのこついていくようなおバカな女性に描くと、レイプ犯罪の重みが薄れてしまい、ひいてはレイプされた女性の父親のどうしょうもない怒りを描くこの作品にとって、水を差すことになりかねない気がしました。 | ||||
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出だしの少女が誘拐され死体で発見されるまでの、ヒリヒリするような恐ろしさ、父親の無念さ痛ましさが簡潔に描写され話に引き込まれました。特に昨今惨たらしい事件が多く発生しています。この父親の気持ちを味わった被害者家族は多かろうと思います。 こんな悲惨な事件を娯楽にしていいのかということはさておき描いたのならキッチリ結末を付けた方が物語として良いのではないかと思いました。 残虐な行為やいじめをする人間は思いやりや想像力が欠如しているのです。諭しても解らないなら同じ目にあわせるしかないのじゃないかと思います。実はそんな結末を期待していたので、たった今読み終えたのですが、空虚感が残りました。 ラスト、カイジが上野駅路上で刃物を奪い人質を取った時、何で人の多い上野を設定?と思いましたがこれは、たまたま遊びに来ていた少年法擁護の弁護士の娘というドンデンかと思いきやすんなり逃がしてしまうし? 和佳子は不自然なほど過干渉だし…。 時代に合わない少年法の不備は伝わっても物語としてのカタルシスは望めませんでした。 | ||||
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先をどんどん知りたくて読むことを辞められなかった 現実はきっとこれよりも残酷な事件が続ていると思う | ||||
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読み終わってから、テレビも観たいと思いました。途中で止められなくて、先が気になって。 | ||||
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東野圭吾さんの小説は面白いです。 | ||||
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ノンフィクションではなく小説なのだから、もっとはじけてほしかったです。 これほどスッキリしなかった小説も珍しいです。 登場人物全員が【さまよう】という点ではタイトル通りですね! ですが、さまよったまま、流されたままでオシマイ! 不条理な世の中ですからリアル感があっていいのかもしれませんが、 エンターテインメントを期待した私はラストのお粗末さにひっくり返りました! なんという終盤のテキトーなシーン!そして、あっさり感! ひっくり返りながら不快感だけが残りました。 | ||||
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初めて読んだとき、つらくてもう二度と読むものかと思った。友人が読みたいというので本をあげてしまった。その後、映画化になった。映画も見てしまった。でも、原作のほうがずっといいと思った。また文庫を買って読んでしまった。この原作が住んでいる地域なので、臨場感を増す。ただ、銃は飾ったりしては、法律違反です。サイドボードや、暖炉の上に飾ってよかったのは60年くらい前の話です。年に何回か銃弾を消費していないと、銃弾は買えなくなりますし、返還をもとめられる。それだけは調査不足。 今回好きな俳優さんでまた映像化されるので、新しい文庫を買い直してまた読んでしまった。読み終わった後も、あれで長峰さんは幸せだろうか?と、本当にあったことのように数日考えてしまいます。それは毎回同じ。 だから名作のひとつなのだろうけれど。ひかり市の殺人も含めて、少年法はどこまで正しいのかを考えてしまいます。もし私が被害者だったらと思います。一度父に尋ねたら、法廷で犯人を殺してやると言っていました。 感情移入しすぎる女性は、読むのは要注意です。読んでほしいけれど・・・ | ||||
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法治国家なので復讐殺人をOKしてしまったら治安は保たれません。ですが個人的には復讐して欲しかった。少年法は甘いです。「快児」なんて名前にするから「快楽殺人」を繰り返し反省もしない!とんでもない悪魔! | ||||
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ラストはとにかく胸糞が悪く、言葉の通り「正義とは何か」を考えさせられた。 法の中には「こういう場合は、倫理的にどうなんだ?」というケースもある。 まさに、「こういうケースをどう思うか?」と作者に突きつけられているような、 法律の、重箱のすみをつつくような話だった。 卑劣な事件を起こしたが、少年法で守られていて、さらにその悪質さから更生するのか疑わしい。 さらに、被害者にとっては、加害者が更生したところで、みじんも嬉しくない。 そんな少年であっても、法に則って警察は守らなければいけない。 人間の心の奥から湧いてくる「怒り」と「憎しみ」に、法は適応されない。 それが生きづらさであり、どうすることもできない悲しさだ。 作者も、少年法について疑問を感じているのではないか? 強いメッセージ性を感じた。 | ||||
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読み始めてすぐに「読まない方がいいな」と感じながら、止められなくて読んだけれど、被害にあった主人公の娘の運命や主人公の心情を考えるとやりきれない気持ちがし、しばらくはかなりのトラウマになるような作品だった。実際にこれ以上に凄まじい少年犯罪は起こっているので、事件がモチーフになっているのかなと感じた。女性が読むにはハードルが高い作品なので、あまりお勧めはしない。 | ||||
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最後までハラハラして楽しめる | ||||
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再読、このころの東野圭吾は、出版下、作品は、すべておもしろかつた、今は、少し枯れてきたか、駄作もたまにある。 | ||||
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作品の題名と同じように さまよってますね。 ストーリーも加害者や被害者家族の 描写も細かくありましたが 大きな盛り上がりもなく 特にこれといったポイントもなく 何か不完全燃焼といった所でしょうか。 | ||||
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各登場人物達の行動に同情させられる点を子細に描く一方、逃走劇も緊迫感があり楽しめた。 ただこの手のストーリーは類似した作品が多くあると感じ、またこの作品からは東野圭吾の個性が感じられなかった。 日本の刑法は応報刑思想ではなく目的刑思想である。それが故に被害者側の感情は忖度されていないのが実情。今回のケースでは同情する人が多々いるのではないかと思う。個人的には情状酌量の余地がある一部例外の事件は除き、良心の呵責もないような犯罪は更生の余地もないと思う。それが再犯率の高さに現れてるではないか。小説ででてくるような更生を支持する派も被害者になれば意見を曲げざるおえないと思う。結局人間は自分の経験でしかものを言えず、法律を作る側の人間は99.9%殺人事件遺族ではないと思うため被害者側の感情が組み込まれない現在の司法になっているのではないか | ||||
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被害者と警察に巧妙に責任転嫁した、「人を呪わば穴二つ」的な安直で狡猾な結末でした。 元々わざわざ朝日新聞社から刊行されたのも納得できます。 一生懸命長い話を読みましたが、虚脱感と後悔だけが残りました。 | ||||
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東野圭吾の作品は色々読みました。その中でも良かった作品は『秘密』『容疑者Xの献身』そして『さまよう刃』の3作品です。 装丁にも書かれている通り、大方、ストーリー展開も予想がつき、読む前はそれほど期待せずにいましたが、読んでみると全然違っていました。蹂躙された上、殺された愛娘への、単なる復讐劇ではありませんでした。著者の執筆力、表現力、心理描写及びストーリー設定等、すべての面で良くできています。 敢えて難点を上げるとすれば、ラストでやや分かりにくい所があったことぐらいです。 こんなに高揚しながら読んだ本は久々でした。是非、読んでみて下さい。 | ||||
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あまりの面白さに一気読みしました。 この物語が最後どういう結末を迎えるのだろう?主人公は復讐を果たせるのか?それがとにかく気になって、ページをめくる手を止めることができなかった。それと同時に、結末にたどり着くのがどこか怖いような気も……。それぐらい、主人公に感情移入してしまいました。 それだけに、それだけにラストはやるせない気持ちでいっぱいです。そして、正反対ではありますが、貴志祐介さんの「青の炎」の読後感とかなり似通ったものがありました。(おそらくどちらの作品も主人公に肩入れしすぎてしまったからでしょう) 私にとっては衝撃的な作品だったため、読み終わった日の夜には夢に主人公の長峰さんが出てきました。 内容が内容だけに、気軽に人に勧める作品ではありませんが、こうも感情を揺さぶられ、胸が締め付けられるような苦しい作品に出会えたことを、とても誇りに思います。 | ||||
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同年代友人達と読書会をしています。友人の勧めで入手。東野圭吾はもともと好きです。(父談) | ||||
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