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さまよう刃
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さまよう刃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全41件 1~20 1/3ページ
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感情移入している主人公だから、なんとかうまく終わらせてほしかった。 | ||||
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正直話のテーマはありきたり。でも面白くてテンポもいいので一気に読んだ。 私も同じ年頃の娘がいるので、私が主人公だったら間違いなく復讐するし、和佳子の立場だったら協力はしないまでも見逃すと思う。 最後の最後でがっかりしたのは被害者を加害者にし、その挙句復讐を果たせないまま死なせてしまったのは一人の警察官の密告が原因で、その真の密告者は公にばれずに裁かれないままというところ。 この警察官、中途半端で何がしたかったのか。 復讐をさせてあげたい気持ちはわかるので途中までの密告はいいとしても、最後警察に包囲され復讐を成し遂げるのは難しい状況、さらには人混みで銃を使う可能性もある主人公をどういう意図で上野に誘導したのかを知りたかった。 このラストのせいで、残念な作品になってしまった。 | ||||
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私は東野圭吾作品は全作とは言わないまでも30冊位は読了しています。この作品は映画化されて鑑賞しました。現在未成年者の犯罪に焦点をあて問題提起した作品と思われます。加害者と被害者家族(娘一人(被害者))の無念とその後の展開が最後に涙すると思うのは私だけだったのか読みては。 | ||||
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読み始めてすぐに「読まない方がいいな」と感じながら、止められなくて読んだけれど、被害にあった主人公の娘の運命や主人公の心情を考えるとやりきれない気持ちがし、しばらくはかなりのトラウマになるような作品だった。実際にこれ以上に凄まじい少年犯罪は起こっているので、事件がモチーフになっているのかなと感じた。女性が読むにはハードルが高い作品なので、あまりお勧めはしない。 | ||||
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前半は娘を陵辱され殺された主人公に同情し後半どうなるのかと期待したが、登場人物達にもちょい違和感あり、中途も終わりも大きな盛り上がりもなく普通だった。 | ||||
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ありきたりとしか言いようがないですね。 終盤の某所に集まる緊迫感のある描写は良いのですが、ありきたりな結論で終わってしまい、特にすごく結末に驚くようなこともなく終わりました。 一応、最後の最後でちょっとしたオチはありますが、多くの方が気にかけないであろう部分でネタバレをされても、???ってのが正直な印象です。 少年法関係の問題提起もされてますが、このテーマ自体議論されてきたものでもあり、今更感があるのも事実だと思います。 トータルで可もなく不可もなくといったところでしょうか。 | ||||
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推理小説ではなく、ノワールなので頭脳を使いたい読者には物足りなさも。 主人公の一人である長峰を初めて出会ってから短い時間で、彼を警察から匿うまでにいたった知佳子の心理描写が今一つ描き切れていなっかった感がある。 | ||||
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毎度の事ながら救いがないが、今回の結末からは いつもの意地の悪いセンスが感じられなかった。確かに面白く 他の作品と同じように一気に読めたのだが「少年法の在り方」 という今までの人生で何度も考えさせられた事がテーマなだけに この平凡なオチと、結末に少しガッカリした。 おそらく東野さんは小説の面白さより、少年法への疑問を読者に ぶつけたかったのでしょう。しかし、他の人も書いていたが読後に 心変わりや驚きが無かったのが一番残念な点だと思う。 であればせめて面白く、救われる話にしてほしかった。 性描写に文句言っている方は、もっと現実の事件を知るべき。 | ||||
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冒頭はどこまでも胸糞悪くなったし、終盤はどう幕を閉じるのかとハラハラさせられた。 この部分を取り上げれば非常に面白い作品だったと思うのだが、どうしても中盤のご都合主義ここに極まれりと言える雑さが無視できない。 本作に限らず東野氏の作品の多くに言えるのだが、話を無駄に長くするために主題から逸れた、とってつけたようなシナリオ、キャラクターを登場させ過ぎなのでは? そのせいで全体を通してとてもチープな印象が読後に残ってしまう。本作も短編でコンパクトにまとめれば名作になったのではないのだろうか、と勿体なく思う。 「悪意」「容疑者X」などは無駄も少なくスマートにまとまっていたと思うし、「手紙」「殺人の門」などは冗長ではあったけれど読んでいる間ずっと重たい気分にさせられた。(特に「殺人の門」を読んでいる時のストレスは凄まじかった^^;) 東野氏の他の作品に期待を込めて★3つです。 | ||||
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正直、このようなジャンルの小説はあまり読まないので、読書中も何か「重いもの」を感じながら何とか読み終えた。 凶悪犯罪の被害者家族の目を通したこの世の非情さ・不合理さ・不公平さが描かれている。 そんな現代の世の中に暮らして居る自分もある意味で「無関心な共犯者」なのか? フィクションではあるが、かなり重い内容である。 中盤から登場人物が増えたためか、ストーリーの軸が細くなってしまったように感じた。 登場人物を絞り、さらに掘り下げて主人公の心情を濃く表現してほしかった。 | ||||
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初めて東野作品を読みました。400Pを一気に読ませるのはさすがでしたが(那覇→関空の2時間でほぼ読了)、他の方も書かれているとおり、気になる点や物足りなさを感じました。 1. リアリティに欠ける 伴崎のような不良少年は、一人暮らしの部屋に、名字だけとはいえ表札を掛けたりしません。また被害者の遺留品をずっと手元に置いておくのもおかしいなと。被害者のケータイも電源を入れた時点で場所がある程度特定されたりするものではないでしょうかね? 2. オチの悪さ 密告者についてのどんでん返しはあってもいい要素ではあるが、オチにはなり得ない。読者はカタルシスを得ることなく、現実とおなじモヤモヤとした状態に放り投げられたまま。実際に世の中に存在するこの大きな問題について作者自身の考え、答えとなるような結末とするべきだったのではないでしょうか(そうなのかも知れませんが)。 | ||||
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一人娘を溺愛してるので、読んで心が痛み、長峰に多いに共感もしました。 とはいっても、読了まで4日間、私は現実的な欲求を満たす生活をするわけです。 文中の長峰の思いのように、人の不幸は所詮他人事で、ニュース番組が切り替わるように 人は忘れていく訳です。想像はできますが、本当の痛みは当事者にならないとわからないのです。 でも、それでいいと思えます。だからこそ、人間は生きていけるのです、本当に人の痛みを自分の痛みとするなら、 食事も喉を通りません、悲惨な人はいっぱいいるからです。 こういう本を通して、遺族の配慮の必要性も多くの人が感じ、法律もいい方向に変わっていってほしいです。 光市事件の本村洋さんを追った本も読んでみたいと思います。 | ||||
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購入した時に、可だったので、このくらいのものかなって感じです。少々の傷はやむを得ないかな。 | ||||
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普通こういった作品は父が犯人を捜すまでを中心に置き尺を使うものだが、 この作品ではその過程を犯人一味の一人からの通報といった形でダイナミックに省き 勢いある娘を殺された父の復讐劇として読めるも、ラストの展開がいただけない まるで締め切りに間に合わず慌てて終わらせたようなぶつ切りエンドだ 色んな結末を想像し読んでた人にはガッカリ来る展開だろう もう少し綺麗に終わらせてくれていれば、もっと評価できたのにと惜しい作品だ | ||||
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著者の作品は複数冊読んでいます。 本作は映画で楽しもうと思ったのですが、想像以上に酷評だった為原作を読書することにしました。 主人公は妻を早々になくした男性会社員。一人娘と平凡かつ平和に暮らしていた。 ところが、祭りの夜娘がなかなか帰宅してこず…。 著者はミステリーから社会派作品まで、幅広く書きこなしますね。七歩の才とはこのことです。 主人公である被害者側の暗澹とした心理描写を書いたと思えば、次のページには加害者側の自分本位な心情が描かれている。これを一人で書いているのですから、作家という職業に就いてる人の人物切り替えの凄さに驚かされます。 本書では少年法の是非をテーマに、本当の『正義』とは何かを問うている。 有史以来答えが出ていないこの問いであるが、本作でもこの問いに間然するところなしな答えが出ることはない。 しかし、完璧とは言わずともそれに近い形を考えることは出来る。 劇中の登場人物も各々の立場からこの問について考え悩み・葛藤し行動する。 そこには間違いなく数人の彷徨える刃が存在していた。 なお、著者のミステリー手腕も無論健在でまんまとデカいミスリードに釣られてしまった。 気持ち良かった。 | ||||
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僕、正義とは何かって話嫌いなんですよね。矛盾する話並べてワーワー言うだけでしょう。そんでもってワーワー言うことが答えみたくなってるでしょう。 そんな神様みたいなポジションで考えなくてもいいんじゃないですか。現実ではどちらかしか選べないんですよ。自分ならその一方を支持するための強力な理由探しをします。 あ、この小説のレビューですよね。 法律が未成年に甘いというテーマを元に、正義とは何かを東野さんの文章力で描いています。 ある一定の状況を描き出すという小説になることで、正義をリアルに考えるいいきっかけになりました。 ただ、僕にはそれまでで、「読んでて面白い!」という気持ちにはなりませんでした。 | ||||
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ある程度の内容も結末も知っている上で読み始めましたが、やっぱり苦しかったです…。 私は女で年齢も近いため、主人公よりも娘の絵摩に感情移入してしまい、余計に辛かったです。 これを読んでいる間中、ずっと自分の父のことばかり考えていました。 私が同じような目に遭ったとしたら、父はどうするのだろう、と。 未成年者の犯罪や少年法については、ネット上では頻繁に批判されてますね。 怖いのは、カイジのような人間は創作などでなく、現実に存在するということ。被害者もまた然り。 読了後しばらくは、暗いところを歩くのが本気で怖くなりました。 | ||||
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とりあえずok。 最後の方が少しokではないですが。 総括して嫌いではありません。 | ||||
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白夜行、幻夜などと似た読後感です。 ラストにはどうしても納得いかない感がのこります。 やっぱあいつには相応しい最期を・・・ てな感じで しかし全体のストーリー展開は面白く グイグイ読み進んで行きますねぇ さすがです。 | ||||
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大衆小説なんだから、あわよくば少年法の問題に一石を投じようとしなくていいんじゃにでしょうか?もっとハラハラドキドキして爽快な復讐劇で最後ようやった!って感じにしてほしかったです。あぶはちとらず | ||||
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