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さまよう刃
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さまよう刃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全243件 1~20 1/13ページ
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うん、面白かった。でも主人公が追い詰められていくのがとてもしんどかったです。 | ||||
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読んでいて楽しい | ||||
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話が残酷過ぎて、途中何度も読むことをやめようと思った本。最後結末が悲しすぎる。 | ||||
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そもそも答えの出ない題材なだけに、終わらせ方をどうするの?と思っていたけれど、納得のいかないエンディング(長峰のこと)によって読者としてはフラストレーションがたまるものの、実際の現実はこのようにいたたまれない、やるせない結末がほとんどだし、それを描けているという意味で良作だと思います。最後にちょっとしたサプライズもあり、「それ、なんか変だと思ってたんだよね」の部分が回収され、しかも「では、どうなればよかったのか」という命題が読者にも問いかけられて終わります。敵討ち制度は必要なのではないかと思うほどの内容です。未成年犯罪の裁き方に普段からイラついている私としては、司法の不備を早くなんとかせえよ、という思いをますます強くしました。社会の問題提起がすごい作品。 | ||||
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ずっと以前に寺尾聰主演の映画を見て購入 映画でも小説でも気持ち悪いシーンがある 主人公がさまよう様子がなかなかスリリング 面白くて2~3日で読んでしまった ラストは、映画と小説で違ってた | ||||
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少年法と、加害者親子、被害者親子の心情、行動を描く物語。一気に読める。ラストでスッキリさせないのも著者らしい。 | ||||
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直近が酷評ばかりなので、レビューをみて読むのを辞めようと思った方は本の裏に書いてあるあらすじを読んで決めてください。 正直、話の中身はありきたりかもしれませんが自分はあらすじを見て、読んでみたいと思って読みましたが面白かったです。 面白いという表現は変ですが、気になるなら読んでいいと思います。 以下、ネタバレします。 約500ページあるので、次第に主人公に感情移入して行きます。個人差はあるでしょうが。。 なので、ぜひとも復讐をして欲しい、成功して欲しいと自分は強く願っていました。 なのですがまぁこれはバッドエンドに近いんじゃないでしょうか? 思わず結末には、ため息が出ました。 でもこの本に出会えて良かったです。 | ||||
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一人娘を未成年に強姦されたうえで殺害された父親が苦悩の末に復讐に動き出す。警察はそんな父親を追い、そして物語は展開していく。 「もし、自分がこの父親の立場なら、自分はどうするだろう…?」 終始この問いが突き付けられる物語。簡単にエンタメ小説とは言い切れない作品です。扱われているテーマがとても重いのです。読みながら自らを被害者の父親に重ねずには、いられません。 文章は読みやすく、物語はわかりやすく進んでいく。 そして、さりげなく、一つの「仕掛け」が物語に入っていて、ああなるほど、これがヒットメーカーの東野圭吾さんのストーリーテリング…と最後には思わされるのですが。 数年前に読んで、深い印象が残り、現実の未成年の犯罪の報道などを目にしたあとで思い出して再読しました。被害者の父親と、それを取り巻く様々な人の葛藤。この物語は日本の法律が抱える課題を浮き彫りにしている気がしました。また時を置いて、読み返す気がしています。 | ||||
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法律というのはいかに未完成であるかを考えさせられました。現実でも同じような事件は多々起こっているでしょう。 加害者が未成年だった場合、プライバシーも守られ数年経てば普通に世に出て過ごしている。 しかし被害者側、残された遺族は? 表面上では「復讐はダメだ」と皆言うでしょうが、心の中では我が子が残忍な殺され方をすれば復讐もやむを得ないと思うのでは無いでしょうか。 警察の、自分達のしていることが本当の正義なのか、正義の刃をどこに向ければいいのか彷徨っている心境がとてもリアルでした。 重いテーマで最後も辛い終わり方でした。 少年法が変わらなければこの小説のような復讐劇は今後も起きるだろうし、誰も救われない気がします。 | ||||
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東野圭吾さんの作品は大好きでたくさん読みましたが、さまよう刃はテーマが重いのでずっと避けていました。おすすめされたので読んでみました。 小説を読み終えた後、WOWOWのドラマを観たこともあり長峰さんに感情移入しています。小説のラストを電車で読んでしまい堪えてはいましたが、急いで家に帰りドアを閉めた瞬間、涙が止まりませんでした。「こんなの間違ってる」やり場のない感情をどう整理すれば良いのか分かりませんでした。 私は一度だって長峰さんを犯人だと思ったことはありません。長峰さんは絵摩のお父さんであり、被害者の遺族です。 小説のラストの絵摩への思い。長い小説の中のたった数行でした。何回読んでも涙が溢れてきます。 私は長峰さんに生きてほしかった、だから和佳子と同じく自首してほしい気持ちと復讐を成功させてほしい気持ちが両方ありました。しかし、どちらになることもなく報われなさ過ぎると思っています。 生きる価値のない菅野は未成年だという理由だけで生かされた。誰がこんな奴の更生を望むのか。何度考えても「こんなの間違ってる」と思うのです。 さまよう刃とはどういう意味だったのか。人を裁く刃(法律)は完璧なものではなく不完全であるから、さまようのだと考えました。同じ犯罪でも許される人と、許されない人。決して許されてはならない人が生きるとはどういうことですか…罪とは、正義とは。 私は今長峰さんに感情移入していますが、現実にこんなに報われない思いを抱えながら生きていかなければならない遺族の方がいると思うと本当にやるせないです。 不運だったそんな言葉で片付けていいわけない。 白夜行よりも読後感が何とも言えず、ただひたすら悲しいため、星を一つ減らしました。小説でこんなに泣いたのは初めてです。 フィクションだと分かっていますがラストに納得できないので、長峰親子があの世で再会してもう二度と離ればなれにならないことを祈っています。 | ||||
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有料動画で映像化されていたのを観て、納得の行かない部分があったため、原作を読んでみたくなりました。 やはり大幅に脚色されていました。さまよう刃が犯人側のことではなく、犯人を追う側のことなのだと原作を読んで分かりました。 主人公を匿う女性の背景も原作の方が自然でした。 大変面白い作品でした。 | ||||
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デザインが気に入った | ||||
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心が吸い込まれて一気に読めました。親の気持ちに法律は通用しないと思います。大切な息子や娘の命を無惨に奪われたら…なので終わりが納得いかなくて☆をひとつ削りました。本当は、☆5つの作品です。 | ||||
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東野圭吾の小説は今までに10冊以上は読みましたが、この作品はわたし的にはその中でもかなり面白かった何冊かに入ります。なので多少ひっかかる点もありますが、一応☆5としました。 事件の内容を推理する小説というより、ストーリー展開がどうなるのかが楽しみでハラハラさせられるような作品です。 レビューを見ると作品の結末に不満の意見もかなり見受けられますが、私はそう悪くはなかったと思いました。 結末がどうなるのかはこの小説の最大の興味をひかれる点だと思うので、その内容については書かないでおきますが、報復の機会がまったく来ないのも、長峰重樹の身は無事で単純に娘の報復に大成功するのも、おそらくないなと思いながら読んでいました(実際そうでしたが)。 この小説を読んだ多くの人が、長峰が娘絵摩に対するレイプ殺人の主犯である菅野快児を殺そうとする、長峰の報復を成功させたいと感じると思うのですが、といって二人目の殺人を成立させてしまうことが本当に長峰にとって幸せなことだとも思えないし、そういう意味では妥当な結末かなと思います。 ☆5を付けながらなんですが、多少疑問に思った点を2点挙げると、まず長峰が15歳の娘絵摩のレイプシーンを自分のパソコンにまでコピーして繰り返し見ている点にちょっと異常性を感じました。それが性的な興味で見ているわけでないことはわかるのですが、絵摩にしてみれば性器がアップで映っているような映像を、一番見られたくない相手が父親なのではないでしょうか? この点は、この小説を読んだ絵摩に近い年代の女性がどう感じるのか、聞いてみたい気がしました。 あと細かい点ですが、菅野快児が高峰高原のペンションに潜伏していた時に一緒にいた優佳という少女の描き方が、どうなのかと思いました。と言うのは、菅野快児は十数人の女性をレイプしており、中にはそれが理由で自殺までした女性もいますが、優佳はレイプ被害者の中の一人で、そういう女性を(脅されたにしても)快児に誘われて、またのこのこついていくようなおバカな女性に描くと、レイプ犯罪の重みが薄れてしまい、ひいてはレイプされた女性の父親のどうしょうもない怒りを描くこの作品にとって、水を差すことになりかねない気がしました。 | ||||
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先をどんどん知りたくて読むことを辞められなかった 現実はきっとこれよりも残酷な事件が続ていると思う | ||||
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読み終わってから、テレビも観たいと思いました。途中で止められなくて、先が気になって。 | ||||
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東野圭吾さんの小説は面白いです。 | ||||
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初めて読んだとき、つらくてもう二度と読むものかと思った。友人が読みたいというので本をあげてしまった。その後、映画化になった。映画も見てしまった。でも、原作のほうがずっといいと思った。また文庫を買って読んでしまった。この原作が住んでいる地域なので、臨場感を増す。ただ、銃は飾ったりしては、法律違反です。サイドボードや、暖炉の上に飾ってよかったのは60年くらい前の話です。年に何回か銃弾を消費していないと、銃弾は買えなくなりますし、返還をもとめられる。それだけは調査不足。 今回好きな俳優さんでまた映像化されるので、新しい文庫を買い直してまた読んでしまった。読み終わった後も、あれで長峰さんは幸せだろうか?と、本当にあったことのように数日考えてしまいます。それは毎回同じ。 だから名作のひとつなのだろうけれど。ひかり市の殺人も含めて、少年法はどこまで正しいのかを考えてしまいます。もし私が被害者だったらと思います。一度父に尋ねたら、法廷で犯人を殺してやると言っていました。 感情移入しすぎる女性は、読むのは要注意です。読んでほしいけれど・・・ | ||||
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法治国家なので復讐殺人をOKしてしまったら治安は保たれません。ですが個人的には復讐して欲しかった。少年法は甘いです。「快児」なんて名前にするから「快楽殺人」を繰り返し反省もしない!とんでもない悪魔! | ||||
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ラストはとにかく胸糞が悪く、言葉の通り「正義とは何か」を考えさせられた。 法の中には「こういう場合は、倫理的にどうなんだ?」というケースもある。 まさに、「こういうケースをどう思うか?」と作者に突きつけられているような、 法律の、重箱のすみをつつくような話だった。 卑劣な事件を起こしたが、少年法で守られていて、さらにその悪質さから更生するのか疑わしい。 さらに、被害者にとっては、加害者が更生したところで、みじんも嬉しくない。 そんな少年であっても、法に則って警察は守らなければいけない。 人間の心の奥から湧いてくる「怒り」と「憎しみ」に、法は適応されない。 それが生きづらさであり、どうすることもできない悲しさだ。 作者も、少年法について疑問を感じているのではないか? 強いメッセージ性を感じた。 | ||||
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