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白夜行
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白夜行の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全711件 61~80 4/36ページ
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長い!無駄に長い作品。いよいよページも終わりに近づき、最後に悪女が破滅するのか?と思えば、しないままで完結。途中の登場人物も、中途半端なままで、話のまとめに出て来ない。連載の打ちきり並みの強引な幕引き。東野圭吾にしては珍しい駄作 | ||||
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古本屋さんで買うのと違い、とても綺麗。古本の匂いもないしありがたかった。また見つけたら買いたい | ||||
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読者を泣かせようと必死な内容だが、結局は東野氏の東野節だ。 安直に同乗をとろうとしたり、人生を安易に語ろうとするのが見え見えな作品。 重さが全くなく軽い。 | ||||
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最高 | ||||
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二つの別々に見える話が点と線を繋がるように重なってゆく。伏線もあり時代や事件を重ね合わせて緻密なミステリに仕上げる力量はさすが。ただ、事件沢山起きるけど必然性が感じられないものが多いしやっぱり亮司と雪穂、二人の直接的な関わりも書かれていないのでどこか読者は置いてけぼりで消化不良を起こす。あくまで最後のは笹崎の想像だしね。 随所に性的な描写が多いのだが、話の殆どが2人がしかける性的なエッセンス(性衝動も性暴力も妊娠も含め)でコントロールされている。 ゆえに亮司も雪穂も決して性的な喜びが無いように描写され去勢されてる感が2人の孤独(または2人きり感)を浮き彫りにしてるようにも思う。 | ||||
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小学生の頃に抱いた感情を思い起こさせられ、そういう道に進むのも分かるなと思った。 | ||||
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主人の入院で暇つぶしに読書として購入しました。主人曰く、すごく面白くて一気に読んでしまったそうです。 その代わり一気に読んでしまったので、暇つぶしにならなかったそうです。 それほど面白かったそうなので、購入したものとしてはうれしかったです。 | ||||
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大変満足しております | ||||
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受け入難い幼年期を乗り越えて唯一の心の支えだったお互いへの思いは全く表現されていないまま亮二が死んで物語は終わる亮二を失った雪穂の絶望しかない未来、良い思い出なども一切なかったような二人の人生で救いがなさすぎるし共感も全くできなかったのでまた読みたくなることはないだろうと感じた 救いを求めてドラマ版でも見ようかなと考えている 登場人物がどんどん出てくるがたくさん出すぎていて読み終わってみれば無駄に長くしているよう 文章は読みやすくて好感が持てたので別の作品を読もうと思います。 | ||||
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東野圭吾さんの本のなかでも特に好きな作品の一つです。長編ですが、あっという間に読めます。これから読む人が羨ましいです。 | ||||
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貧しい家に生まれた美貌の少女が、養女になったり、良家の男性と結婚して、出自ロンダリングしてのし上がっていく話。しかしその為には自分以外に男性の注目を集める女性を貶め、利用できる人間は利用し、邪魔な人間は排除していく。その面倒な役割をこなしていたのが桐原。 桐原の遺体を前にして「知らない人です」と言って去った時点で、雪穂は実家の庭から白骨死体が発見されていることを知らない。 桐原が雪穂の店で変死を遂げ、雪穂の養母の庭からでた白骨死体が質きりはらで働いていた人間。 その白骨死体の手に握られていた髪の毛は誰のものだっただろう。 データを全て消去する桐原でも、雪穂からかつてもらったRKのイニシャル入りの小物入れだけはずっと肌身離さず持っていたのではないか。甘いだろうか。 雪穂が本当に好きだったのは篠塚一成だったのだろうか。だとしたら桐原こそ雪穂にずっと利用されるだけの存在だったのか。しかし店の名がR&Yだからな。 今枝、発見されてほしいな。 これで全てが終わって、明らかになったのだと思いたい。 | ||||
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ストーリーは面白いのかもしれませんが、何しろ増長過ぎて、途中で飽き飽きしました。 | ||||
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不思議な小説。文庫本で850ページほどもある大作。半分くらいまでは、””なんという傑作” と思いながら、感心しつつ読み進めていたが、最後がしりすぼみで、読後感として最低。 主人公の亮司が虫けらのように死ぬ。馳星周のタイを舞台にした『マンゴーレイン』も、 感情移入できない低レベルの主人公が最後に女に頭を撃ち抜かれ「全部吹っ飛んだ」 という文章で終わる。これもひどい話だなと腹立たしく思ったが、それに近い。 *以下、ネタバレあります。 女優のような、女王のような美貌の主人公(雪穂)と亮司は、密接な関係なのに、 一切彼らの直接的なやりとりついて描写されない。二人の内面の感情も描かれない。 だから最後の亮司の死も、それに背を向けて自分を守る雪穂についても、なんの感動も 得られない。犯罪というものは動機が重要なので、それについて語らないというのは、 ミステリー小説としては致命的な欠陥になる。 冒頭、ごく普通のことを、簡易な語彙で書いているだけなのに、東野圭吾の文章には 独特の味わいがある。ミステリー作家でも直木賞をとる人の文章はちがう。大阪の昭和の街で 事件が起きるが、貧民街のような場所で、事件自体も地味なので、第1章はひたすら パッとしない低空飛行なのだが、作者の筆致はよどみがなく、自然と引き込まれていく。 それと各章に、時代の変化を負いながら、必ず具体的な昭和の風物(松本清張、公害、 『ロッキー』、1眼レフカメラ、ゴダイゴ、NECコンピューター、スーパーマリオなど)が 書き込まれるので、読者はいちいち小説世界に繋ぎとめられる事になる。 亮司と雪穂の一切交わることのない関係は、徐々に動かし難いものになっていく。 雪穂の方も、第4章で母親の死亡に関わっていたことが、部屋の鍵を持っていたこと (チリンチリンと音がする)で確定し、真っ黒な女としての姿があらわになる。 この「音」の描写は、第1章(81ページ)で伏線が張られている。 いちばん盛り上がるのは、第11章で探偵が現れ、調査をしていくところだろう。 それまで一方的に、完全犯罪のように、巧妙に悪事が重ねられていたのに、 はじめてその裏事情をあぶり出し、真相に迫っていく。と同時に、雪穂と亮司が 闇のタッグを組み、雪歩が望む全てのものを手に入れてきたのに、彼女が望んだ 男性(の心)だけが手に入らないことが示される。しかしこの優秀な探偵も、 亮司の狡知の方が勝ってしまい、後一歩のところで姿を消す。 7割ほど読んでくると、大きなクエッション・マークが浮かぶ。これほどなんの 見返りもなく、相手(雪穂)のために尽くしぬくというは、どれほどの純愛なのか。 愛とか、好きということくらいでは、これほど長期間、徹底した犯行を積み重ねる ことはできない。それほど強い雪穂との心理的結びつきが、亮司の中で持続するのは なぜか。そこが語られないので、後半、物語は失速する。リアリティをなくす。 アクション映画でも、敵の悪役の力量によって、物語の仕上がりの上下が決まる。 敵の悪役が最後まで、巧妙さと力とカリスマ性を失わない場合、その映画は名作に近づく。 そうでないと、B級以下に落ちていく。『白夜行』も、亮司という人物の、悪の実体としての 現実味を作り出せなかった点で、結果的にスケールの小さな失敗作となってしまった。 | ||||
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著者が好きなので前作に続けて買いましたがやはりよかったです。 | ||||
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あらすじ ある町で発生した殺傷事件。その事件の調査をしていた笹ヶ木刑事は、容疑者をリストアップしたが、容疑者にはこじつけの動機はあるが、アリバイがあったりとで、結局解決には至らなかった。そんな中、被害者の息子と、容疑者の娘それぞれに違和感を感じていた...。 以下ネタバレあり。 あらすじ(主観含む) 章を重ねるごとに、二人の周辺で様々な事件が発生していく。その事件でも、二人についての直接的な描写はなく、他者の目線を通しての描写ばかり。なんとも言えない違和感に駆られながら、読み進めていた。 最終章になって、1章で出てきた刑事が約20年越しになって再登場し、当時の事件を元に時系列に遡りながら、二人の関係性を導き出そうとする。が、結局その刑事の状況証拠による推測のみに終わり、二人のうち、男性の方が死んでしまって、物語が終わった。 初めて、『語彙を身につけよう』『自分なりの感想をもとう』という目的をもって読んだ小説であったが、イレギュラーなものから手をつけてしまったなと思った。笑 というのも、先ほどのあらすじにも書いた通り、物語の軸となる二人の直接的な描写は一切ないまま物語が終了した。 事件の犯人・動機が明確に述べられないまま終わるため、『あ、この事件はこうなんじゃないか』という想像で読み進められ、想像力が鍛えられるという意味では、非常に良い一冊だったと思う。 ただ、結局、ことあるごとに発生した事件は本の中で解決はしないため、読む人によってはもやもやした気分にさせられる作品であることは間違いないと思う。 | ||||
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長編小説2冊分ほどのボリューミーなものでしたが展開が面白く次々と読んでいける文章力はさすがでした。残念だったのはタバコ関連の記述が多く毎回刑事の風貌を説明されるのはページ数を稼ぐためか?と少し間延び感はありました。またホテルで心停止した女性からAB型の精液が…実は亮司は遅漏だった、あれ?と腑に落ちない点や、今枝と絵里・友彦と弘恵・誠と千都留・美佳の事件のその後を全て放ったらかしにしていたりと不完全燃焼的なところも多く解説で絶賛されているほどには感銘を受けませんでした。これらの人物は使い捨て的で主人公を盛り上げるためだけのキャストですよねぇ。あと最後の終わり方にしても、どこまでも用意周到な人物がそんな鈍臭いことするかなぁ、と思ってちょっとしらけた感もありました。そうきたか!というようなもう一捻り、どんでん返しが欲しかったですね。 | ||||
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正直なところ非常に読後感が悪い作品です。他の方々のレビューでは、雪穂と亮司の心理描写がないという批判や、作者は周囲からの目を通して二人の姿を浮き上がらせることを主眼としているという擁護が見られますが…。 ①その割には伏線となる記述が露骨で多すぎる。 ②露骨すぎるゆえ、非常に思わせぶりで稚拙と感じる。 ③そのため読者に推測する余裕を与えない。 種明かしをしないのなら、作者は読者が想像を楽しむ自由をもっと与えて欲しいと思います。 物語の構想はよくできていると思いますが、登場人物をその構想に無理やり当てはめようとして、作者の想定した人物像の枠にはめ込みすぎだと思います。そして枠に嵌めすぎたために主要人物像が非現実的になり、徐々に作者の自己満足を感じてしまいました。 物語の構成や文章には作家の力を感じましたので、星2つにしておきます。 この作者の作品を読むことはもうないでしょう。 | ||||
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二人の接点がないままに延々と語り続ける設計図の緻密さに感心していたら、いったん真相が語られ始めると妙にあっけない感じがした。これは作者自身も不思議だったんじゃないだろうか。もっとも、高宮と結婚する時の妙な偶然と、高宮と別れることの雪穂側のメリットがよく分からなかった。しかし東野圭吾、あくまで少女が好きだなあ。 | ||||
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Kindleで6章が抜けているのは、何か理由があるのでしょうか? | ||||
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100ページほどまで読み進めると、事件の犯人や動機が気になって、読み進まずにはいられなかったです。 結局、読み終えるまで寝れず、夜更かししていました。 とにかくよく練られた構成であり、矛盾を感じる点がありません。 緻密であるがゆえ予想を立てやすく、自分の予想が正しいか気になり、読み進めたくなります。 また伏線がわかりやすく、納得できる場面が多いです。 伏線の量が多いことも、この小説の評価の高い理由ではないかと思います。 伏線の量が多いことで、すべての伏線に気づけなくとも、いくつかには気づき、納得感や感動が得られます。 読破後も楽しめます。 作中で明かされない部分(謎)がいくつかあり、他の人がどう考えているかをネットで検索して読むことにも没頭してしまいました。 | ||||
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