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白夜行
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白夜行の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全711件 261~280 14/36ページ
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| これが理系出身の作家さんなの?って感想です。 人と人との関わりがこんなにリンクしてんのって感じで厚みも気にならず夢中で読んでしまいました。 | ||||
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| TV版のキャッチコピー「愛することが罪だった。会えないことが罰だった。」 というのは個人的には違うと感じた。 映画版の「殺したのは、心。」の方がより原作に近いと思う。 私は最後の結末も、そもそも最初の事件すらラスボスの計算通りだと 想像しながら読み終えた。実行犯は頭も切れて行動力のある策士だ。 しかしラスボスの手にかかれば、いとも簡単に手の上で転がされるのである。 悪党を白夜行の暗黒面に落とし込めていたのはラスボスである。 最後のシーンでそれははっきりしたと思う。 作者は敢えて詳細を書かなかったのだと思う。 単行本で500ページ。 100ページを過ぎたあたりで主犯の当たりはついてくる。 しかしプロットが多すぎて、物語全体の構成を「掴みきれないな」 と感じながら読み進めた。 だからと言って、興味が薄れるわけでもなく、おそらく終焉を迎えるであろう 犯人たちの結末への興味はむしろ高まる。 読み応えはあったが、やはり最後はラスボスが一人称で語るべきだと思った。 この本で出された答えは全て想像である。何一つ紐解かれていないから。 | ||||
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| よくもここまで悪意に満ちたストーリーを書けるものだと、とりあえずは感心したが、読後感は最悪である。最低の主人公たちだ。なかでも雪穂という女は、まさに生まれついての邪悪そのもので、生かしておく価値はない。この女が誰かに惨殺されるというような結末だったら、まだいくらか救いがあったのに。それが何より残念。 | ||||
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| 中古でやすいのに特に目立つキズなどなくて、結構満足。あえて言うなら、少し古いとは感じる。 | ||||
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| 映画とは全く違う、奥行きのある内容で、通勤のお供にぴったり。圧巻のページ数もあっという間で、最終ページがさしかかるにつれ「終わらないで」と思いながら読みました。 | ||||
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| 東野氏の作品は、これまでも数作読んでいますが、どれも読後感が暗いです。 関連作、と言われている「幻夜」の方を先に読みましたが、「白夜行」の方がまだ主人公の生き様に必然性が理解できる分、気が楽には読むことができます。 しかし・・なぜ、こんなに暗い気分になるのか。 それは、誰もが持っている自分の小さな「弱さ」が、ふとした弾みで重大な事件に発展してしまう、発展させてしまう危険性を、東野氏の作品の登場人物が読み手に突きつけてくるからなのではないかと思います。 主人公の暗い生い立ちには、同情を禁じ得ませんが、彼女に共感は全くできません。これは「幻夜」でも同様でした。 この点、「さまよう刃」とは違います。 考えてみれば、これまで読んだ東野氏の作品の中で、主人公の気持ちに共感できたのは、「さまよう刃」のみでした。 「幻夜」と「白夜行」。 初めて読むなら、「幻夜」の方から読まれることを私は推薦いたします。 「幻夜」があってこそ「白夜行」の重みが伝わってくるような気がするからです。 | ||||
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| 対応も早く、商品も説明通りでした。良かったです。有難うございました。 | ||||
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| 原作を何度も読み返し、映像も何度か見ても飽きずに、保存用に購入しました。 | ||||
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| この作品を読んでほとんどの人が暗い気持ちになり、 時には非社会的な内容に怒りすら感じるかもしれない。 しかし、これは決して反社会的な売れたいだけの作品ではない。 亮司と雪穂の間に、確実につながっている痕跡が残されている。 なぜ最後は、あのような結末になったか。 私は一つの愛の形だと確信している。 もっとも、それは大変に悲劇的ではあるのだが。 人生経験の少ない読者には、まったく共感できないだろう。 相当に、読者の器の大きさが試される作品であり、 そこに自信がないなら読む必要はない。 私はこのノワールの傑作に、最高に感動した。 | ||||
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| 読み始めたから仕方なく最後まで読みましたが、とても長くつらい読書でした。 その理由はメインの二人に共感出来ないどころか不快感しか感じなかったからです。 まぁここまで不快にさせる文章力はスゴイと思いますし、映画やドラマは曲解されてるので更に気持ち悪いです。 | ||||
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| 購入して2週間で2周読破。 完全に物語に引き込まれました。 1周目には1周目の面白さ、 また2周目には2周目の面白さがあります。 | ||||
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| 近くの本屋でさがしてもなかったので、こちらを利用しました。 きれいな状態で、安く手に入れる事ができてよかったと思ってます。 ありがとうございました。 | ||||
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| 評判で良さそうだったのでと、長編に挑戦。 読後に、amazonの本の内容紹介欄に「叙事詩」と書いてあったのを見て、 「叙事詩:物事、出来事を記述する形・語り伝える価値のある事件を出来事の物語として語り伝えるものをさす(一部略)」という意味から、 ああそうか、普通の物語ではないんだなという事がうかがえた。 確かに、出来事を淡々と整然に並べていった繋ぎの様。最初、誰が主人公もしくは何処に着眼を持てばいいのかは、わからない。これは一体、誰の物語なのか――それはタイトルとともに、読んでいけば分かりますし、それを知りたいが為に読む、って事で、気になってどんどこと引きこまれます。 2人の男と女、ある忌まわしい事件が同じ出発点。そこから2人の人生が狂っていくという、そのさまが淡々と綴られる。それを「俺の人生は、白夜の中を歩いているようなものやからな」――男は言った。これだけの描写ですが、かなりの印象でした。 男と女の心情は一切明確には分からず、ほぼ読む側の想像になるのですが、 「何故、彼(彼女)は、その様な行動に出たのか?」 これを考えながら読む楽しみ。ミステリであり、事件がスッキリと解決する様なミステリではない、 ある一方で読者任せの放置とも言えなくもないのですが、 結構な想像力がないと、次々と出てくる登場人物や場面の展開に置いて行かれてしまう事でしょう(まぁ長編ですので)。 いやぁしかし、内容が真っ黒だった。 大阪人が嫌いな人は、やめておきましょう。 インパクトはあります。情事など、大人の話でもあります。 余韻で溜息は必須かと思いますが、それより500ページ以上もあるので「読み切った…!」っていう達成感の方が、私は勝っちゃいます(笑)。 | ||||
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| 最初にドラマを観ていたので、大きく印象が異なりました。 しかしながら、後半になっていよいよ人間関係がつながってくる展開はとても新鮮で良かったです。 ネタバレしない程度の記載にしておきたいと思いますが、一方でこれほど有名になった小説でその内容について記載内容を気にしなくても良いのかもしれないと考えたりしています。 一言いうなら、ドラマが当時の風潮と言うか、純愛テイストなのだとしたら、こちらは純粋に推理小説らしいテイストでした。 | ||||
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| ストレスを溜めたり性格が歪んでいる人には受けるかもしれませんね、古本屋に売りに行くか暖炉にいれますよ | ||||
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| 幻夜を最初に読み、白夜行を始めに読んだ方が良いというのを後から知ったので、手に取りました。幻夜を読んであまりに気持ち悪い読後感があったので、その関連作を読むのは気が進まなかったんですが…やはり気持ち悪さはあまり変わりませんでした。 東野作品は沢山読み、どれも先がどんどん読みたくなる、止まらなくなる面白さという点でこちらも例外ではないのですが、どうしても主人公二人に魅力を感じません。 確かに彼女らは身勝手な大人のせいで魂を奪われ、犯罪に手を染めなければ生きていけなかったのかもしれないが、何の罪も関係もない人々が騙され苦しんだり、真実を追うものは殺されて、二人にだけ何もかも都合良く事が進んでいくのがどうしても理解できない。 ドラマと違って笹垣刑事が死なない所が唯一の救いでしたが、読まなくても良かったかなとすら思う。 | ||||
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| 探偵が言う、雪穂が篠塚一成を好きになったのではないか?この視点がひきつけられた。一成の存在は他と違い、金の為の策略ではないのは間違いない。 ドラマや映画はサイトを見る限りでは、主人公の二人が心がつながっているとしているが、 断じて言う!!原作はそんな単純な恋愛ミステリーではない!!! 白夜を生きるような、すさまじき人生の中で、一成に対しての想い。ここに雪穂のわずかながらの人間味がうかがえる。 しかし、いまわしい過去を共有する亮司の姿(つまり、あの過去に一生縛られ続ける自分の姿)を消し去りたいが消し去れないまま生きて行く運命に絶望を見た・・。 やはり、どんな名作も映像化はやめてほしい。どうせ出演者のほとんどは、原作なんて読んでないんだから、演じるなんて無理。 脚本や台本じゃ、原作者の行間にある想いやバックボーンの表現を演じ切るなんて、どんな名優でも無理です。 特にこんなノワール作品は、読んだ人の心に、読んだ人それぞれの、答えにならない答えが残るだけでいいのです。「わかりやすく映像で!」など全く不要!! | ||||
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| 今まで読んだ作者問わずすべての本の中で一番おもしろかったと思います。 | ||||
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| 雪穂と亮司の行動理念に全く共感できなかった。この一言に尽きる。 彼らがまだ幼い頃に抱えてしまった、あまりに重すぎる闇。 彼らの人生はまさに、夜が明けることのない世界の中で、互いを小さな明かりにして 歩むしかない、残酷極まりないものであったろう。 しかし、彼らの苦しみがどれだけ大きなものであったとしても、それは彼らが犯した罪を正当化するものにはなりえない。 端的に言ってしまえば、二人は人間の屑以外の何者でもないだろう。 多くの人を傷つけ、利用し、時に命さえ奪っておきながら、何が「陽の当たらない人生を歩んできた」か。 世界に絶望した人間が、罪のない人を巻き込みながら「世間」という形のないものに復讐し、 それでいて自分自身のことはいつまでも「悲劇のヒロイン」であると思って自己憐憫に浸り続ける。 現実にはよくありそうな心理だが、実に身勝手かつはた迷惑な話だ。 この小説は心を失った人間の悲劇とうたわれているが、この作品における真の被害者は、 雪穂と亮司の「悲劇の人生」に関わってしまった善良な人々ではないか。 読解力不足のためであろうが、私は本書を読み終えたあと、これ以上の感想を持てなかった。 | ||||
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| 読後、余韻が数日間続きました。 二人に何があったのかは、、読者の想像にお任せという形で描かれているので、 東野さんの思惑にも圧倒されます。 人それぞれ様々な想像を抱いた事でしょう。そこには、正解も間違いもない。 謎であり、作者が決めつけていない。 他の方が二人をどう描いたのか聞きたくなるし、知りたくなります(笑) コミュニケーションの1つのツール、、それを伴う本は素晴らしいと思います。 読者に考えさせる想像力を与える東野さんに脱帽です。 雪穂と亮司の二人だけの秘密を守り抜く、敵は潰す。 その目的達成の為に人を殺める。 個人的に思った事は(ネタばれあり)、 白夜行は、殺人や暴行など非常に非情な悪行を描いていますが、 結局は、人間の究極欲望、愛や道徳も描いてくれているのではないだろうか、と思いました。 人としての生き方を考えさせられました。 欲望は、麻薬や万引きのようにクセになる。 悪行は止める事も隠し続ける事も、非情に難しい。欲望もどんどん強くなる。 愛は、相手を守り抜く事、相手を幸せにする事であるが、 目的が一致する同士は、愛以上の強固な絆が生まれる、という事。 しかし、周りを不幸にする人間には、決して幸せは訪れない、、。 お互いにとって、究極に不幸すぎる結末で終わっている。 雪穂は1番不幸を背負い生き抜く役目なのでしょう。 悪女というか、不幸のどん底女です。どこまでも。。 雪穂を守り抜く亮司の死にざまも雪穂をさらに不幸にさせてますね。 亮司との悪行を無駄にする事は出来ない、 最後まで真実は守り抜く、自分が負けるわけにはいかないという選択をする雪穂が、、 余りに憐れ過ぎます。どん底でも逞しく生きざるを得ない、、不幸すぎます。 非常に残酷であり、悪行が題材でも、 色々な感情・想いを与えてくれる東野圭吾さんは凄いです。 | ||||
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