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閣下のスパイ教育 チャーリー・モルデカイ2
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閣下のスパイ教育 チャーリー・モルデカイ2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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例えていえば毎日、毎食「(冷めた)フィッシュ&チップス」を「(温い)ギネスビール」で食べ続けた感じ。「お調子者」が「悪ふざけ」「悪ノリ」を繰り返しながらかなり際どい窮地をなんとなく脱出してしまう過程がたいへん面白いが、シェイクスピアや聖書、神話、女王陛下、人種などなど英国人としては当たり前のバックボーンがないので、かなり「和食」が恋しくなる微妙な読後感が残った。 「モンティー・パイソン」「ミスター・ビーン」系の映像ギャグは大好物なのだが、活字になると「注釈」が多く、なかなかストレートには伝わらず歯がゆい。もちろん「ディック・フランシス」の重厚なストイック系ミステリーともまったく違い、英国貴族の別の面を覗き見る良さもあるが・・・。 ただし、第1巻は「これのどこがオチだったのか?」と考え込ませられたが、この第2巻のオチは秀逸。「お調子者」を「誰が、どうこき使ったのか?」という、すごく新鮮で息を飲む結末が待っていた。ぜひ2巻目まで続けて読むことをオススメします。(ただし、ちょっと疲れた感じもあるので、すぐには第3巻、4巻にはいかず、ここで別の本にいったん退避します) | ||||
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