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ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめ
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ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 61~80 4/6ページ
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あいかわらず、いいテンポでお話は進んでいきます。 今回は全編「太宰治」の著書をめぐってのミステリー。 栞子さんをつきおとした犯人「田中」が、あつかましくも太宰治の「晩年」を探してくれと 依頼してくるところから今回のお話が始まります。 最初の事件のラストにでてきた「アンカット」の「晩年」ではなく、一部カットされている「晩年」!!! 関係者をあたるうちに出てきた中には、栞子さんの亡きお父さんの名前も。 五浦くんと栞子さんの、じれった~い恋はさておき・・・ 作者のあとがきによれば、このシリーズもあと1巻か2巻で終わるそうです。 どのようなラストになるのか?楽しみでもあり、栞子さんの物語が終わってしまうのが残念でもあり・・ | ||||
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ビブリア古書堂の6巻目です。 今回は太宰治の本です。 1巻の話が繋がっていてかなり面白いです。 次の巻もたのしみです。 | ||||
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母上殿が出現したあたりからストーリー展開が???。このまま行くと読者として付いて行けなくなるかも、という疑念が。でも6巻まで来てしまったからには最終巻まで作者にお伴するつもりです。 | ||||
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毎回期待を裏切らず、今回も栞子さんの洞察力と最後のどんでん返しは期待通りでした。 長編で複雑な設定にもかかわらず、一気に読んでしまいました。 次回作も期待しています。 | ||||
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累計600万部を超えて販売されている最近のライトノベルとしてはかなりのヒット。 2013年1~3月期に剛力彩芽さんを栞子役でテレビドラマ化して、以降、珈琲やら和菓子やらなんやかんやと「○○+日常の謎系ミステリ」が粗造、乱造されたという、良い意味でも悪い意味でも影響力の強い作品の最新刊です。 テレビドラマ版は剛力彩芽さんが栞子のイメージと違いすぎるとかなり賛否両論でしたが、個人的にはそれよりも栞子と母親の歪な関係性を描かなかった結果、ラストがホンマに訳分からんようになったかと……って、テレビドラマ版は別にいいか。 最近は連作物はあまり買わないようにしているのですが、最初の2巻まで読んで、ちょっとやめられなくなって6巻まで付き合うことに。 第1巻のメインストーリーになった太宰治『晩年』の初版本を巡るやり取りの中で、栞子を階段から突き落とした「田中」が保釈され、改めて別の『晩年』の初版本を探すことを五浦に依頼してくる。 その申し出を受けた栞子は、五浦と二人で探す中で、栞子の両親、五浦の祖母、田中の父等が関わる因縁話に巻き込まれていく。 当初は一冊の古書を題材に、その古書に関わる人物の「謎」を栞子が解き明かすという短編に、栞子の母との因縁、愛憎を全体に一本串を通すような構成だったのですが、江戸川乱歩の書いた作品を題材にした第4巻辺りから取り上げる古書は結構置き去りになってきた気がします。 栞子と五浦の恋模様や母親との争いをメインストーリーに持ってくるのは良いのですが、取り上げた作品の蘊蓄などが少なくなってきてちょっと寂しいなぁという感じ。 全般的には第6巻まで付き合った読者には十分満足出来るだけの謎が提供され、しかもミステリらしいどんでん返しや次巻への強烈な引きもあるので、巧いなぁというところ。おそらく、ウチも最後の巻までお付き合いさせられそうです。 | ||||
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全体に唐突感の否めない場面展開が多く、また、太宰の巻といっていいこの巻の作者の太宰に関する言及も巻末の参考文献の域を超えた独自なものは見当たらない、というより参考文献の記述の方がずっと優れている。もちろん、読者は作者に太宰治論を望んでいるわけではないが、太宰をダシに使う以上、もう少し丁寧な〈読み〉が欲しかった。また、第1巻からの登場人物を運命と因縁の糸でつなぎ合わせようとする作者の意図は明白であるが性急なあまり破綻を来さないことを願うのみである。 | ||||
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久我山がよそに産ませた子どもは、多分、あの人だろう。 だから、あの一家は…。 その他、『駆け込み訴へ』を盗み出した手口、犯人、動悸、『晩年』がアンカットでは無かった事、SNSで田中に情報を流した後退会した人物、全てが何となくわかってしまう作りだったと思います なので、ワクワク感がなくなってしまいました。 何だか、あんまり練られていないな、というのが率直な感想です。 一巻丸ごと、一つの事件(と言いますか、一つの作品)を追う形にしているのも、大きな原因かと思います。 また、いきなり五浦大輔の入院、栞子の母との会話から始まっていて、あれ?前の巻で大輔はケガしたっけ?間に5.5巻とかあった?と思ってしまった書き出しも、ちょっとゲンナリです。 他の巻では、全くそんな書き方をしていなかったため、戸惑いました。 奇をてらったのだとしたら、裏目だと思います。 あと1冊か2冊で終わりとの事。 それまではお付き合いいたします。 | ||||
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今回は、太宰で話が進む。 話が1冊で終盤を迎えるよう書かれた書き下ろしなので、じっくりと味わうことができた。 栞子さんというより、今回は大輔君の成長譚としても楽しめた。 大輔くん、かなり、大人になってきたんだなあ。 次作あたりで結婚か? なんて勘ぐるのも楽しみのひとつかも。 それはそれとして、太宰治、もう一度読み返してみようかなという気分でいる。 | ||||
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この物語の発端となった太宰の「晩年」。 この作品に再び焦点が当てられ、 栞子を怪我させたかつての加害者も登場する第6弾。 栞子と大輔の関係は、ゆっくりながらも着々と進む一方で、 ビブリアを巡る人間関係の謎は早いスピードで深まる。 新たに出てきた謎に対する答えは次回以降に持ち越し。 残念ではあるが、その時を楽しみにしたい。 | ||||
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そろそろ話が佳境に入ってきた感じ。 先が楽しみ。早く次の巻が出てほしい。 | ||||
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とにかくいらない登場人物が多すぎる。別に本格推理小説を読みたいわけじゃない。半分くらいでまとめた方がすっきりしてよかったかもしれない。ワクワク感や快活さがなくて説明や整理ばかりでなかなか進まずだらだらして同じような言い回しばかりだった。乱歩の時はスピード感があったのでそう感じなかったので長編だからダメということではないだろうが。ラストは期待しています。 | ||||
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6巻は新たな登場人物が多く、 過去のいきさつがたくさん挿入されるため、 結構難しい話になっていました。 しかし、それでもやはり面白い。 実際の古書のうんちくをここまで劇的に ストーリーに落とし込み、なおかつ 登場人物たちに絡めていく構成力。 1巻と6巻がここまで深くつながる話も珍しい。 事件の意外な犯人像も鮮やかで、 栞子さんと大輔の絆が日に日に強くなっているのも たのもしい。人気に胡坐をかいて無理に 話を引き延ばそうとしない作者の潔さもすがすがしい。 あとはもう、一気にドラマチックに盛り上がって うまく決着してほしいと願うばかりです。 | ||||
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一言で言えば、古書に取り憑かれた人々の業と情が織りなす人間模様、という事になるのだろうか。それは作中取り上げられる太宰治の作品と重なり合い、時を超えて登場人物達を重層的に浮かび上がらせる。 栞子さんと大輔くんの関係は表面的には大きな進展はないのだが、今回の事件を通して大輔くんの気持ちは大きな一歩を踏み出したようだ。いよいよ物語は完結に近づいたと思われる。あの人の謎も含めて。 それにしても、太宰治は本当に『自殺用』なんて書いた自著を持ち歩いてのか。 | ||||
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今巻で特筆すべきなのは、五浦君と栞子さんの関係の進展(読んでいて、中学生か!!とヤキモキしますが、そういう所もまた微笑ましかったりw)と、栞子さんの母親である篠川智恵子の素性が明らかになっていく(今巻ではまだ憶測ですが)所ですね。読み進めていくと、篠川智恵子ってもしかして?と気付き始めるドキドキ感を味わえます。古書が好き同士の母子なのに、どうして栞子さんとは正反対であそこまで冷酷になれるのか?その辺の謎が少しずつ解き明かされていく過程が秀逸で、とても面白い作品になっています。私は面白くて一気読みしてしまいました。次巻(もしくは次々巻)で完結との作者のコメントがあとがきに載っていましたので、今後は五浦君と栞子さんの関係をもっと親密にしていって欲しいと願っています。キスどまりではなく、男と女の関係になっても全然違和感ない年齢ですし。むしろ遅過ぎるくらいですしwwwそこが可愛い点でもあるんですが。とにかく早く7巻を読みたいです!! | ||||
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今回は五浦大輔の男前が上がりまくる。前作でも大いに株を上げたが本作はそれ以上だ。大輔と篠川智恵子の会話から今回は物語が始まる。プロローグが回想なのでエピローグもこの二人の会話で終わる。 本文では大輔と栞子の距離が縮まっていくのと並行して太宰治の作品のエピソードが絡んでくる。言わずと知れた文豪だが、人間の弱さと直面していただけに作品の幅は広く、それが今回の小道具になっている。 ただ、推理劇としてのツボを押さえており楽しめる。今まで以上に多くの登場人物がいるが、発言は最小限で、そのすべてが推理のカギとなるよう配置してある。それぞれの発言がいつ、誰が、どこで、何を、誰との要素に分解してメモしてみよう。すると謎解きの前にちゃんと大輔と栞子の推理が予測できる。できない部分が本作のエッセンスというべき「巡るさだめ」なのだ。それは篠川智恵子と栞子の異常ともいえる古本への嗅覚のルーツをあきらかにするもので、次作への引きとなっている。 さて、古書店の師弟の子孫たちはどこに着地するのだろうか。残りは一作が二作とのこと。続けてほしいが二人のハッピーエンドが読むことができるなら良しとすべきだろう。 | ||||
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鎌倉の古書店を題材にした作品 最初のうちはラノベのような不要な記述もあったのですが さすがに6巻に進むにつれ、読みやすくなりました五浦くんも単なる デカいでくの坊でなくなってきましたし。 古書を題材としたミステリー仕立てのシリーズの六巻目です。 以前の巻では、貴重な太宰治の「晩年」の初版本をつけねらう田中から 目をくらますためレプリカを燃やし田中を警察に渡したはずだった。 しかし、ビブリア古書堂に、レプリカにすり替えたとの脅しが入り、 しかもその脅しをしかけたと思われる田中が太宰治の古書を 探してほしいという依頼を受ける。。。という流れです。 1巻まるまる太宰治の内容で、しかも最後に謎の多い栞子の母親につながってゆく さまは、とても読んでいて面白かったです。しかも太宰治の色々なことが 絡んできて古書のおもしろさをうまく生かした作品になっているかと思います。 次かその次くらいでこのシリーズは終わるそうです。かなり知識と推理力が ついた五浦くんが栞子さんと謎を解くさまをさらに読みたいです。 | ||||
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太宰治の「晩年」をめぐって,47年前と現在を半ば超えるように多くの人物が登場し,複雑に絡みあう。そのため若干の読みにくさがあってスラスラとは先に進まない。 ストーリーも全体的に重たいので,従来のような爽やかな読後感はあまり感じられない。その点ではシリーズの中でも異色の巻かも。あまりにも都合よく物語が展開するところや,登場人物たちの「そこまでやるか」的なつながりには正直やりすぎな感じもしなくはない。 著者によれば「次か,その次の巻で」シリーズは終わりとのこと。願わくば「テンポの良さ」と「爽やかさ」という初期の魅力をたたえたまま終わりますように。 | ||||
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鎌倉の古書店を題材にした作品 最初のうちはラノベのような不要な記述もあったのですが さすがに6巻に進むにつれ、読みやすくなりました。五浦くんも単なる デカい、でくの坊でなくなってきましたし。 古書を題材としたミステリー仕立てのシリーズの六巻目です。 以前の巻では、貴重な太宰治の「晩年」の初版本をつけねらう田中から 目をくらますためレプリカを燃やし田中を警察に渡したはずだった。 しかし、ビブリア古書堂に、レプリカにすり替えたとの脅しが入り、 しかもその脅しをしかけたと思われる田中が太宰治の古書を 探してほしいという依頼を受ける。。。という流れです。 1巻まるまる太宰治の内容で、しかも最後に謎の多い栞子の母親に繋がってゆく さまは、とても読んでいて面白かったです。しかも太宰治の色々なことが 絡んできて古書のおもしろさをうまく生かした作品になっているかと思います。 次かその次くらいでこのシリーズは終わるそうです。かなり知識と推理力が ついた五浦くんが栞子さんと謎を解くさまを、さらに読みたいです。 | ||||
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古書を通じて人々の行きかう人生を巡るミステリシリーズ、第6弾。前巻から一年近く経っての 刊行という事で、まずは前巻までの流れを覚えているかな?と不安になりながら拝読 物語はビブリア古書堂に「『晩年』をすり替えたお前の猿芝居を知っている」という脅迫めいた 手紙が投げ込まれた事で、かつて栞子に重傷を負わせ、現在は保釈中の古書マニア・田中敏雄に 会いに大輔が長谷の寺に祖父・田中嘉雄の墓参に来た田中敏夫と対峙している場面から始まる 意外な事に田中敏雄は大輔に「ある古書を探してほしい」と依頼を持ち掛ける。栞子が持っていた 「晩年」が祖父が持っていたものとは別物であるという情報を匿名の人物からSNSを通じて 知らされた田中敏雄は祖父の所持していた稀覯本を何があろうと手に入れたいと言う 調査を始めた栞子と大輔は50年近く前の太宰治愛好家のグループに絡む盗難事件に辿り着くが… 今回は一冊まるごと太宰治の回で長編構成。前回は栞子と付き合う事になった大輔がプロローグで 何故か重症を負った状態で入院して栞子の母・智恵子と話している場面から始まるので 「あれ?ひょっとして前巻との間にもう一冊あるのを読み飛ばしていたか?」と大いに困惑した 三ヶ月ぐらいで刊行されるならともかく、一年近く空いたシリーズでこれは勘弁願いたい (一応、作者も色々気を使っているのか「論理学入門」の坂口しのぶとか過去の登場人物を やたらと出したりしているけど) さて、話の方は太宰治の二つの作品「晩年」と「駆け込み訴へ」の古書を巡って、田中敏雄の祖父 田中嘉雄を含めた太宰治マニアの青年たちと、彼らを自宅に招いていた老研究者からなる 「ロマネスクの会」が解散に至った盗難事件とその本を取り戻した栞子の祖父・篠川聖司、 聖司の古書業の師匠筋に当たる男・久我山尚大、更に大輔の活字拒否症の原因となった祖母 五浦絹子が絡み合いながら展開される 「晩年」や五浦絹子が絡んで来る辺りからも分かるようにシリーズ第一巻にまで遡る要素が 多く含まれ、「あ、シリーズを巻きにかかっているな」という事が伝わってくる(実際に あとがきでは次かその次でシリーズ終了と作者が述べている)。ビブリア古書堂が始めた 「古書に関する相談」がどの様に始まったか、という過程も含めて大輔、栞子、田中敏雄の 関係が次第に明かされる流れは中々面白い。特に終盤では田中敏雄と大輔の関係が重要な 意味を持つあたり、作者がこのシリーズのどこでこの展開を考えたのか興味深かった ただ、過去の流れを描く方に力が入り過ぎたのか、サブキャラの描き方にいささかぞんざい な物を感じた。「ロマネスクの会」関連の人物は良いのだけど、その因縁を現在に繋げる 現在の久我山家の人物はどうにも薄っぺらい。特に栞子に対する嫉妬めいた感情で動く 「実行犯」には俗っぽさしか感じず、作中に出てくる文芸作品との絡みも感じられなかった 作者としては現在進行形の事件を起承転結きっちり付けて書こうとしたのかも知れないが、 過去に関する部分で尺を使いすぎて、現在の部分で登場するキャラクターを掘り下げるための 尺を十分に残せなかった為、登場人物が事件を描く為の「駒」にしかなってない様な印象を受けた 思うに、ビブリア堂シリーズは短編の方がその回のゲストキャラと栞子、大輔に登場人物を絞れる分、 このシリーズ自体の持ち味である「古書にまつわる人間模様」という部分を活かせるんじゃないだろうか? どうも長編だとミステリ自体が大仕掛けになり過ぎて人間ドラマが弱くなってしまう気がする また、冒頭で田中敏雄にSNSで「晩年」に関する情報を流した人物も、このシリーズの ラスボスが誰か読者が既に知っている状況ではあからさま過ぎていささか引っ張り過ぎたし、 終盤でその正体が明かされても「いや、だいたい分かってたし」と盛り上がりを欠いた (古書キチガイであるラスボスと久我山尚大との関係は面白かったけど) 全体的に見れば、次かその次の最終巻の展開を盛り上げる為の「繋ぎ」に徹した事で やや登場人物間の過去に関して説明過多な割りには個々のサブキャラの掘り下げが浅くなった印象 「繋ぎ」は必要かもしれないけど、丸ごと一冊「繋ぎ」に使う、というやり方には多少の疑問を 感じずにはいられない一冊だった | ||||
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4時間ほどで読めたが、最後まで「面白さ」には欠けた一冊でした。 話の展開が無理すぎです。 作者の作りこみが甘かったのでしょうか? ワクワクしなかった原因は、このシリーズへの期待値が高すぎたからでしょうか。 太宰治も好きな作家ではないことも影響していると思います。 行動が破滅的すぎます。 自殺に逃げるのは共感できません。 心中なんてもっての外。 ましてや、自分だけ助かるなんて。 文学性の前に、「人間」としてどうなの。 まあ、これは私の個人的な考え方です。 最終巻も買うとは思いますが、もう少し登場人物のの内面をしっかり描いてほしいですね。 | ||||
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