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ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめ
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ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全101件 41~60 3/6ページ
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ビブリアシリーズの6作目。 いよいよ、母親との全面対決か?と思いきや、 全く異なる展開へ。 本作は、栞子の祖父のことや、 祖父が働いていた店やその店の家族が登場する。 内容的には、全て「太宰治」の作品に関するもの。 確かに知らないことが多く、興味は引かれた。 初めて、「ビブリア」の意味を知れたのは良かった。 しかし、謎的には凡庸で盛り上がりに欠けた。 悪役の人物も、悪に徹し切れておらず中途半端。 それこそ、警察に捕まった際のリスクを考えていないことは、 現実味を薄れさせてしまった。 母親が、ほとんど出てこないのも、 これまでのストーリーを考えると肩すかしを 食らった感じであった。 ただの延命のための内容かと思っていたが、 「あとがき」を読んで作者の意図を理解できた。 次作は、母親との対決を期待している。 | ||||
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今回も、ドキドキとときめきでとっても楽しませてもらいました。 | ||||
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出てくる人物があまりに裏側があるというか、いい人ぶった悪人ばかりというか・・・。 ネタバレになりますが特に久我山尚大。さすがに閉口します。商売のためとはいえ、私はこんな人間とはつき合いたくないですね。更に自分の孫を使って自分勝手な思いを達成しようとするその妻の真里。孫の寛子は下手したら猟期殺人すら犯しそうな危うさがある。この一族は何なの?という感じ。田中敏雄はスタンガンまで用意しているのに五浦大輔を従兄弟だから殴れないという。 栞子の母、智恵子は五浦大輔を小馬鹿にしているような態度は鼻持ちならないし、子を捨ててもなんとも思っていないような振る舞いは相変わらずだ。 それぞれが目的はあるが何かしらの弱みがあって行動が煮え切らない。だからどうしても話がモヤモヤしてしまう。 設定も、何百万もする本を常に持ち歩くのも普通に考えて状態は悪化の一途では?と思うし、汗だくになるような蔵もどうなの?と思う。 今までがいい流れだっただけに残念な気持ちが強い。なんだかんだで次も読むと思いますが、智恵子がらみのドロドロだったら読むのが大変そう。唯一いい人そうな聖司や栞子のお父さんも裏があったらどうしようと思う。 | ||||
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すみません、まだ冒頭しか読んでいません。 のっけからの主人公達の無鉄砲というか、配慮の無い行動にげんなりしてしまい、読み進むのを中断してしまいました。 テレビのサスペンス劇場で、主人公がどう考えても危険で無謀な行動をとることで場を盛り上げるという手法がありますが、まさにあんな感じです。 読み進めれば面白くなるのかも知れませんが、取りあえず、しばらくは積み本にしておこうと思います。 ライトノベルと言うよりは、サスペンス劇場の脚本という感じです。 最後まで読んでいないので、評価は真ん中にさせて頂きました。 | ||||
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読書家ってほどじゃなくても、このシリーズは楽しめます。(読書家の人はもっと深く読み込めるんでしょうけど...) | ||||
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このシリーズは大好きです。お出掛けのお供に持参してをります。内容もそれほど肩の力を必要としないので、楽しめます。 | ||||
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古書に纏わる謎も、謎を解き明かしていく過程も、 古書を巡って現代を生きる2人にも関わる過去からの繋がりや奇妙な縁も、全て面白く描かれていました。 | ||||
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第一巻から全部読んでいます、次回あたりでこのシリーズが終わるとのことで、とても残念です。 | ||||
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淡々と、でも、確実に真相をつかんでいく展開は、今回もしっかりと見られました。続刊が楽しみです。 | ||||
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近頃はビブリアシリーズの情報を追っていなかったので、新刊が出ることなど露知らず。 年末に本屋で平積みされているのを偶然見つけ、購入しました。正直前巻や前々巻の内容は記憶の彼方にありましたが、 第1巻で起こったことを何となく把握していれば読み進められます。 太宰治を主題に据え、「晩年」を巡る物語であることから、個人的には1巻の続編だと思っています。 最初から構想していたかは分かりませんが、1巻での伏線もよく活かされていて、三上先生の構成力が光ります。 ミスリードの巧みさは見習いたいばかり・・・。 前巻で復活の狼煙をあげた田中敏雄はやはりとんでもない野郎で、即刻収監したいところですが、 何故か憎めないキャラクターで今後の大輔との関係性も気になります・・・。 大輔と栞子さんの恋愛模様ですが、この二人前巻から付き合いはじめたにもかかわらず、今巻でも大して進展せず。 栞子さんは未だに中学生並のリアクションで、どれだけウブなんだとツッコミせざるを得ません。 あと1・2巻で終わるらしいので、二人が急接近するイベントがあるのでしょうか。大輔は結婚する気満々のようですが・・・? | ||||
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ビブリア古書堂で働く五浦大輔は無事手術を終えて病室で目を覚ました。目の前には古書堂のオーナー篠川栞子の母・智恵子がいる。ここ数日に起こった一連の出来事、つまり自分が負傷した妖しい顛末を、大輔は智恵子に語り始める…。 ------- 人気シリーズもいよいよ第六弾です。太宰治の『晩年』や『駆込み訴へ』といった著作の希覯書をめぐって、新たな事件が300頁に渡って展開していきます。 かつて栞子に大けがをさせた田中敏夫が仮釈放の身で再び登場し、大いなる緊迫感を伴う、なかなか読みごたえのある書となっています。 書を愛するが故に自らと他人の人生を狂わす、まさに愛書狂と呼ぶべき人々のいびつな情熱がうずまく物語を堪能できます。 あわせて、不器用な大輔と栞子の恋愛物語もサイドストーリーとして物語に彩りを添え、これまで6巻に渡って伴走してきた読者のファン心理を巧みにくすぐってくれます。 作者のあとがきによればビブリア古書堂シリーズは「次か、その次の巻で」大団円を迎えるようです。その日が来るのは少しでも先延ばしにしてほしいところですから、ぜひとも「次の次の巻」まで書き継いでもらいたいものです。 ------- *誤植が一箇所ありました。「祖父の『晩年』は安く書い叩かれた」(212頁)は、正しくは「祖父の『晩年』は安く買い叩かれた」です。ワープロの変換ミスが校閲をすり抜けてしまったようです。 | ||||
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これまで通りの安定した面白さ。 難しい作品ですが、刊行ペースが上がってくれると、もっと嬉しいですね。 それはさておき、ミステリーとしての面白さは勿論ですが、大輔くんと栞子さんの関係も注目の1つだと思っています。 が、個人的には今回、一気に進展しすぎかな…という感が否めません。 栞子さんにとってみれば、こういうものかもと思う反面、なんとなくシリーズ的な都合にも感じてしまう自分がいます。 その辺り、イメージと内容が合っていれば満点なのですが、勝手ながら1つ減らさせて頂きます。 | ||||
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冒頭からまたしても太宰治「晩年」の珍本で始まる 何も考えずに読んでいた本に新しい発見を教えてくれるビブリア古書堂の事件手帖 話は楽しくわくわくさせてくれなおかつ読み進めやすい最近では最高の本です!!! | ||||
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二人の初々しいお付き合いが見ていてほっくりさせる 大輔の何気ないのろけに赤面する栞子さんかわいいです 大輔君しっかりしてきましたね 考え方も行動も栞子を支えていこうという気持ちが強く表れています 今回の話は再び「太宰」の話です 正直文豪太宰の意外な面を知り、ショックでしたが興味深く大変面白かった 人間関係もより複雑になりどろどろしてきました この本を読む時は誰が犯人であってもおかしくはないと心に留めておくことにしました 栞子も成長しましたね 終盤の犯人を追いつめるシーンは時間を感じずに読み終えました | ||||
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とうとう、栞子さんと・・彼は。 今回も、太宰の物語で、終始してますが、面白い。 なぜ、終わってしまうのか? 三上さんが言うなら仕方ないけど。 | ||||
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爽やか・軽やかで始まった「ビブリア」もいよいよ佳境に入り人間関係のドロドロも交えて大変読み応えのある展開です。 個人的には脂っこいのは大好物なので非常に好みでしたが若干胃にもたれる方がいるのもむべなるかな・・・。 そんな中で少なからず??が付いたのが「夏は暑くて・・」「皆さんランニング一枚で書庫に入り・・びっしょりと汗をかいて」の描写でした。 一度でも入ったことのある人間なら明白ですが、夏の土蔵の中とゆうのは冷んやりとして実に快適なのですね。それこそエアコンなんか比べものにならないくらいに。 そもそも人間が汗だくになるような状態では当然本の保管にもよくないわけで、汗だくの人間に蔵書をいじられたら更にたまったものじゃないので、ありえないエピソードと思われます。 「何も隠せない」状況を説明するには他に方法もあったと思いますのでいささか残念です。 また、ラストにかけて二人の人間が用意した凶器がいずれも同じとゆうのも違和感がありました。 使用条件を満たす安全かつ確実な無力化手段は他にも幾つか思い当たるだけに、よりスマートな形が望ましいと思えました。 これまで?の付く展開が全くない大変よくできたシリーズだっただけに、クライマックスとも成りそうな次巻に向けて敢えて苦言を呈させていただきました。 | ||||
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最初から連作を読んでいるので、次作を楽しみにしていました。また次を期待しています。 | ||||
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今まで本の内容と事件(動機や解決の糸口など)がなにかしらリンクしていたけど、今作ではそうでもなかった。今作では太宰の本が中心となるが別にほかの希少本でも置換可能。そのへんが今一つ感につながったのかな。 本の内容はトリビア的な扱いのみだし、事件はちょっと主人公たちとの因縁を絡めてくるけ大半は新規登場人物のあれこれであまり興味がわかない。 ただし栞子さんはあいかわらずかわいい。それだけで買う価値がある。 | ||||
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このシリーズで一冊丸ごと一人の作家というのが過去にあった。栞子さんと二つの顔〈4〉がそれで江戸川乱歩だったが、今回は一冊丸ごと太宰治である。乱歩、太宰とこの選択肢が心憎い。 50年近く前、稀覯本「駆込み訴へ」が土蔵の書庫から盗まれ、やがて出てくるのだが、その経緯を調べる事になった栞子さんと大輔は、当時の事情を知っている人たちを訪ね歩く。この辺り、丁寧に書きすぎたので、肝心の推理の披露まで、けっこうなページ数を踏むことになった。 書庫の主、富沢博が頑なに会うことを拒み、あまつさえ書庫への立入も禁止していたのに、第三章でいとも簡単にそれが解かれる疑問は残るが、推理の展開は面白く、太宰治の稀覯本が、遠い因縁で栞子さんと大輔に繋がっているのに驚く。 自家用(自殺用)「晩年」、アンカットの「晩年」、和綴じの「駆込み訴へ」、探偵小説の「断崖の錯覚」等々、太宰治に纏わる丸ごと一冊は、とても興味深く、最後の謎解きも納得させられ、会心の作になっている。 | ||||
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太宰に興味が無いので、面白くないなあと思いつつ、せっかく今まで読み続けてきたのだからと、飛ばし読みで無理して読み終えた。長編で興味のない題材を読むのはつらい。次回はまた、短編集にしてほしいのだが。 | ||||
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