■スポンサードリンク
ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめ
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全78件 1~20 1/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ビブリアシリーズ第6弾である。なんと8年ほど積読だったのを読了。 登場人物や、彼らにまつわる事情などはおおむね記憶しているのだが、ちょっと細かい事件のあれこれをだいぶ忘れている気がしたのだが、本書の冒頭でうまいこと説明文が加えられていて助かった。もし前作を読み飛ばしてしまっていてもOK、という心遣いでしょうか。 本作では、太宰治の稀覯本が登場。どう「稀覯」なのかわからずに皆が血眼になってそれを探す、という、一種独特の世界を垣間見つつ、これまでよりさらに輪をかけてややこしくなっていく人間関係を解きほぐしたりもつれさせたりするのを、ひたすら著者の手のひらの上で流れに沿って読んでいく、というこれまで通りの展開である。 シリーズ当初はご当地もの青春ミステリなのかと思っていたのですが、ご当地はともかく、どんどんドロドロになっていくストーリ。果たしてあと1作で着地できるのでしょうか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
綺麗なおねーさんにごつい男が一緒になつたらショックなのでここから先が読めない‼️キレるおねーさんもいつも一緒にいる相手に惚れるか? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このシリーズ全7巻までkindleで読みましたが、とてもいいお話で、主人公たちを好きになれます。オススメ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白かったです。各登場人物の描き方が丁寧で 推理や、思いやりであえて言及しないなどの言動に 共感しながら読みました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
栞子さんにとって因縁の古書、太宰治「晩年」の行方を追って過去と現在が激しく交錯するサスペンス&ミステリーの完成度が今迄で一番の出来と自信を持って断言できる最高傑作の6冊目です。本書を読んでいると「五浦と栞子さんが付き合っている」という情報を北鎌倉の住人の8割以上が共有しているんじゃないかとマジで確信しましたね。と言うのはまあオーバー過ぎる冗談ですが、でも実はこれは単なる笑い話でなく伏線の一部だと後で知って正直びっくり仰天しましたし、こんなに複雑な二転三転のどんでん返しの本格ミステリーが読めて幸せでしたね! あまりの偶然の一致に愕然とさせられた個人的な体験ですが、この本の2冊前に読んだ「出版禁止」に太宰治の心中未遂事件の事が書かれていまして、読書をしているとこういう事も普通に起きるんだなあと改めて感心しましたね。さて、本書の三上さんは真剣にミステリーの神様が乗り移った様な鬼気迫る鋭い筆致で、密室状況からの盗難・意外な犯人・オマケに五浦と栞子さんのラブラブなノロケ話までも利用して手掛かりにする巧妙さで本当に心から恐れ入りましたね。そしてエピローグでの篠川智恵子の疑惑の仮説が薄気味悪くて夏なのに一瞬震えましたね。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今までシリーズ全巻読んでいたのですが、本書籍のみ未読だったので気になって買いました。 いつも通りのテンポの良い内容で読んでいて楽しかったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
最後まで面白く読ませたストーリー・テリングは見事。最後はいよいよ「血」の問題か、第7巻も大変楽しみである。 一方で、稀覯本をショルダーバッグに無造作に入れて恥じない五浦大輔の行動(本が傷むだろ、本が! バカかお前は!)や真犯人の動機(215頁の記述をみるとアンカット版は他にもあるだろうに、どうして篠川栞子のものでなければならなかったのか、論理的にも必然性に欠ける)など、正直、設定にかなり疑問を感じるところがあった。 前者の点だけをとってみても、五浦が栞子さんの伴侶に相応しくないことは明らか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小説の柱の一角に古書を持ってきたのはとても楽しかった。話の展開が練られていて盛り上がったところで大きな一話が終わったけれど、スターウオーズの映画のように同じスタッフによる数年後の物語などが期待される。著者には古書の引き出しがたくさんあると思うが如何であろうか。 初めてビブリアを手にした時は私のような高齢者が読むとは思っていないのかなと思いつつ全巻を待った気持ちは途中で読めなくなるかなと、全く違った世界のハラハラ時計を握らされた気分でした。第二のビブリアものが出されるのなら品位のあるビブリアメンバーが継続して活躍するものを渇望しています。メディアワークス文庫と著者にこんな気持ちが伝われば良いのにと思いながらもう身が持たないかもと若やいだローソクの火を消さないように頑張っているんですよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
今回は太宰治についてのトリビアが多い作品となっている。太宰治について研究している人たちが多いであろうことを想像させるストーリーになっている。 主人公たちのルーツも徐々に明らかになってきているが、古書への想いは血縁と関係があるのだろうか? そろそろシリーズが完結に向かっているらしい。丁度良い頃合いかもしれない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本の1巻を息子が読んで、とても面白かったらしいので、購入しました。とても面白くて、一気に読んだようです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とても読みやすいけど、夜中に読むと怖くてトイレに行けません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ビブリア古書堂の事件手帖6 なんとなくほのかな小説です。 よく考えられたスト-リでよかったです。 又 神様の代理人も良かったですがシリ-ズその後なくて残念です。 長く続けてほしいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
栞子さんが大怪我をさせられた因縁の古書マニアと太宰治の稀覯本を巡っての書かれた長編でとても本格ミステリっぽく、今シリーズ一番の出来だと思う。恐らく作者はここまで考えておらず、シリーズを書き続けながら以前の話の続きを書いたようなきらいはあるが、だとしてもずっと前の話を伏線にして大団円的解決を図ろうとするのは長編ミステリの王道で、読んでいて伏線が回収される醍醐味を覚えた。ようやく恋人になった五浦に対する栞子さんらしい困った反応も萌え要素満載で好感。又、私がずっと指摘して来た探偵役としての栞子さんの弱点である、母親と自分の関係になると冷静な推理が出来ないと言う難点も、母親が登場するラスト直前まで大丈夫なので個人的に良かったと思う。 しかしながら、そのラスト直前の急展開については意見が分かれるだろうと思う。このシリーズでは珍しい謀略アクションで、さすがに乱暴な感じもするが、エンタテインメント的には悪くなかったと思う。何よりラストで母親が登場し全ての糸を操っていた黒幕としてラスボスらしさを見せるのが良い。読後感は良いとは言えないが、栞子さんが母親を克服して乗り越えるのは今巻以後に期待、でいいだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
太宰の晩年をめぐっての真相が明かされます 二人は付き合い始めたことがうわさになって広がります | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1巻で話の根幹となった、太宰治の話題が再び。 調査の最中に出会った新たな謎(47年前のものですが)を解く過程で 本命の謎が明かされていきます。 コレクターの執念って本当に恐ろしいですね。 スリルとサスペンスではシリーズ中一番でしょう。 愛しい人を守るために盗みまで犯した犯人、 愛しい人の名誉のためにその謎を語ることを躊躇したヒロイン。 前者は心が弱く、後者は心が強かったという差はありますが、 動機にさほどの差はありません。 このような類似性は他の場面でも数多く描かれ、 人間関係の多重相関が物語としての厚みをもたらしています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この作品は非常にレベルが高いです。シリーズの今後の早い発刊を望みます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ほんま古畑以来やわ、こんなおもろいサスペンス、大人買い推奨やで、ほんま | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第7作目の発売が近く、それも完結とのこと。そこで期待と哀愁を込めてこの6作目を読んだ頃の感想を記す(注ネタバレあり)。 ・・・これまで読み続けているシリーズ 6 作目。また栞子さんと五浦の恋愛をメインとしたほのぼのとした内容かなぁ・・・と読んでみると、話は、例の太宰 治の「晩年」を中心に過去それに関った田中 嘉雄やロマネスクの会、栞子の祖父である篠川 聖司や、以前彼が働いていた古書店の久我山家の人々、さらには五浦の祖母とまで話がつながる。後半の見せ場ではシリーズ 1 の犯人である田中 敏雄との再対決や、それが協力してしまい事件のもととなる久我山家との対決も。これまでのシリーズ中、人間関係や欲望、暴力などダークな面が強く、また太宰 治についての知識も豊富でストーリ展開に目が離せず、一気に読んでしまった。非常に面白かった。このシリーズはあと1~2作で終るとのこと。続きもぜひ読みたい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
図書館で借りた本を紛失して弁償のために購入しました。 少しでも安くかいたかったので。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
オムニバス形式の個別事案と、バックグラウンドのメインストーリーが織りなす複層性がある物語は、本格っぽくて自分で推理する楽しさがある。シリーズで読んできたファンには関係性の変化なども含め楽しめる内容ではないかと思う。最近のはプロローグとエピローグがマスターシーンになってるので、さらに「考えながら読む」という事を最大限引き出している。今作は割と暴力的なパートがあり、ミステリーだけではなくスリラーのような緊迫感も楽しめる。 一方で、世界が閉じているため人物が限られ、主要人物皆不倫の親子になるとか、シリーズ通しても黒幕に意外性がなく、描写的に「こいつ怪しい」というのをやると推理の必要がなくなるため、人物描写がわざと省かれているというか温い。また、今作は推理が消去法であり、どこかスッキリしない物が残る。題材にした本との内容的な関係を作るためだろうが、ダメ男のダメっぷりなど読んでいて爽やかな読了感はないかな。 次作か次の次で終わるという事で、まあテーマからすると親の罪とか親子の相克の話だろうし、漱石の「こころ」か、聖書繋がりで三浦綾子の「氷点」あたりが臭いなぁと思って期待しています。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!