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ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめ



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ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめの評価: 7.67/10点 レビュー 6件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.67pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(8pt)

意外とメロドラマ

だんだんとドロドロ展開になってきた。
キャラクター造形や表紙のせいでラノベっぽい印象を受ける作品だが、よく読むとメロドラマ並みの人間模様。

ヘッポコ屋敷嬢
XG82ACXM
No.5:
(8pt)

ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめの感想

北鎌倉で栞子と五浦がひっそり営む「ビブリア古書堂」。
以前、田中敏雄は太宰治『晩年』の初版版をめぐり、栞子を階段から突き落とした。
田中の執念を危惧した栞子は、偽物を本物に見立てて燃やすことで田中を出し抜き、本物を死守した。
その田中が仮出所した途端、栞子に田中名義の脅迫状が届く。
しかし、田中に会うと脅迫状など知らず、そのうえ奇妙な依頼まで。
依頼は栞子のものとは別の、祖父・田中嘉雄が所有していた『晩年』の捜索。
署名がないにも関わらず、太宰のものとわかる書き込みがある珍本らしい。
本を追ううち、二人は四七年前の稀覯本盗難事件に辿り着く。
そこには田中の祖父・嘉雄だけでなく、五浦の祖母・絹子、そして栞子の祖父・聖司まで関わっていた。
これは何かの因縁なのか。
はたして四七年前の真相は。
そして今回の事件の真相は―・・・

今回は長編古書ミステリです。
メインは太宰治『晩年』。
一巻の田中敏雄の事件の延長になります。
一巻は五浦絹子サイドが明らかになりましたが、今回は田中嘉雄サイドが明らかになります。
五浦家と田村家の繋がりはともかく、今回はそこに篠川家も関わり、巡り合わせというか、因縁めいたものを感じます。
これまでシリーズ通して五浦くん、栞子さん、そして周りの人々の過去や謎が判明してきました。
今回は嘉雄だけではなく、篠川聖司、そして「ビブリア古書堂」の過去が少し判明します。
さらに、四七年前の事件の因縁が、どうやら智恵子の過去に繋がりそうな気配です。

五浦くんと敏雄はやはり気が合うようですが、それはどちらも嘉雄の孫だからなのでしょうか。
それとも絹子と嘉雄の気が合ったからなのか。
五浦くんは栞子さんしかり、敏雄しかり、業が深い本の虫と気が合う気質なんでしょうか。

栞子さんと五浦くんがお付き合いして、文香ちゃんとしては嬉しかったんでしょう。
それにしても口が軽すぎですが(笑)
まさかの昴くん登場に、五浦くんが来てからの「ビブリア古書堂」の人の輪の広がりを改めて感じます。

各々の家の過去や因縁、智恵子の真意もですが、何といっても二人の行く末が楽しみです。

▼以下、ネタバレ感想

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あんみつ
QVSFG7MB
No.4:
(7pt)

ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめの感想

もう少し栞子と大輔の愛の形をみたかった~

マグル
ZH9M7YFR
No.3:
(7pt)

ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめの感想

太宰治「晩年」...
一度使ったテーマを再登場させるのはいかがなものか…というのはあった。
個人的なことではあるが、このシリーズで、古書に関する薀蓄を数多く知りたいというのがあり、前巻まででも楽しませてもらったが、
「晩年」は既出であり、再登場させたのははネタギレ!?を思わせるものが正直あった。
でも、1巻通して太宰スペシャルだし、今回はじめて「晩年」を読んでみようと思わせたのも確かである。
ストーリーとしては依然面白いです。よく考えられていると思います。
五浦くんと栞子さんのラブストーリーの行方も気になるところですが、それはほんのサイドストーリー的に扱ってもらって、
次巻以降も古書にまつわる薀蓄&ミステリ全開でお願いしたいところです。

本好き!
ZQI5NTBU
No.2:
(7pt)

ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめの感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.1:
(9pt)

ビブリア古書堂の事件手帖6 栞子さんと巡るさだめの感想

太宰治にまつわるエピソードがたくさん。
そして、太宰の「晩年」が狙われた真相と、栞子さんの家系に関する新たな真実。
これは、読むしか無い。

Hidezo
GX0TU62Y

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