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青銅ドラゴンの密室
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青銅ドラゴンの密室の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.67pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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鮎川賞作家の安萬純一が島田荘司監修のこのシリーズから出した長編。 現代のドイツが舞台である。 特に舞台がドイツである必然性はない。 青銅で作られた巨大なドラゴンの建物内での過去と現在に起きた密室殺人がメインだ。 これだけ大掛かりな舞台装置なのでトリックは島田荘司氏の2作目のあれ系の物理トリックであろうとは殆どの人が予想つくため、ややトリックが明かされても驚きには欠ける感があるが、島田荘司氏直系の大掛かり物理トリックを今やろうとして意欲は感じられる作品である。 | ||||
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ドラゴンの塔が庭に聳える伝統ある旧家、そこに近代建築家と称する人物が訪れ、殺人事件が発生。その異様な殺害方法は、何と百年前に殺された旅芸人2人と同じだった。 全編にわたり、本格ミステリーの雰囲気がたっぷり漂い、要素も存分に織り込まれていますので、そのファンの方にとっては楽しめますのでお奨めです。その実現性はともかく、肝心の密室の謎と異様な殺害方法の真相は、やや腑に落ちないところもありますが、エンターテイメント性は充分です。 ただ、怪しげな旧家当主一家や過去の旅芸人惨殺事件の謎などの折角の舞台設定を活かしきれず、本筋との深耕度も浅く、やや不完全燃焼でした。 | ||||
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