青銅ドラゴンの密室
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
青銅ドラゴンの密室の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鮎川賞作家の安萬純一が島田荘司監修のこのシリーズから出した長編。 現代のドイツが舞台である。 特に舞台がドイツである必然性はない。 青銅で作られた巨大なドラゴンの建物内での過去と現在に起きた密室殺人がメインだ。 これだけ大掛かりな舞台装置なのでトリックは島田荘司氏の2作目のあれ系の物理トリックであろうとは殆どの人が予想つくため、ややトリックが明かされても驚きには欠ける感があるが、島田荘司氏直系の大掛かり物理トリックを今やろうとして意欲は感じられる作品である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ドラゴンの塔が庭に聳える伝統ある旧家、そこに近代建築家と称する人物が訪れ、殺人事件が発生。その異様な殺害方法は、何と百年前に殺された旅芸人2人と同じだった。 全編にわたり、本格ミステリーの雰囲気がたっぷり漂い、要素も存分に織り込まれていますので、そのファンの方にとっては楽しめますのでお奨めです。その実現性はともかく、肝心の密室の謎と異様な殺害方法の真相は、やや腑に落ちないところもありますが、エンターテイメント性は充分です。 ただ、怪しげな旧家当主一家や過去の旅芸人惨殺事件の謎などの折角の舞台設定を活かしきれず、本筋との深耕度も浅く、やや不完全燃焼でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いかにも欧州ファンタジー風味なタイトルの本格ミステリであります。 あらすじなどから中近世〜せいぜい20世紀初頭が舞台なのかと思いきや、建物が古いだけで、現代ドイツが舞台でした。 大仕掛けのトリック一本勝負! という潔い内容。 幻想的な雰囲気は魅力たっぷりなのですが、事件が起こるまで100ページ以上かかったり、旧家の複雑怪奇な内情が本筋にほとんどからんでこなかったり、時間の経過が分かりづらかったり、何となく先の展開が読めてしまったりと、全体に構成に難ありというのが正直な印象でしていろいろ惜しい。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 3件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|