ポケットに地球儀
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島田荘司系の十項かつ大がかりな重厚な本格ミステリー作品でお馴染みの鮎川賞作家の安萬 純一 氏による、ギャグ路線の連作短編本格ミステリーだ。 音楽ネタがちりばめられ、毎回事件とは関係なく妙な密室に閉じ込められて脱出して、依頼人の日常の謎を解き明かすというフォーマットになっている。 本格志向は変わらないが、バカバカしさも加わり、著者の新機軸と言えるだろう。 おふざけもありのミステリーのため、賛否両論となりそうだが、個人的には従来の著者の作品同様楽しめた。 | ||||
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5篇のミステリが収められた短編集。 各篇は2つのパートから構成されており、第一が探偵作家アマンのもとにもちこまれる事件。 第二がアマンと担当編集がまきこまれる密室事件。 まあ、前者は日常の謎系であったり、集団失踪事件であったりと、そこそこ真っ当な内容だ。 しかし、密室事件のほうがあまりに異常なのである。 睡眠薬を盛られた二人が目を覚ますと、密室に閉じこめられており、なんとか知恵を絞って脱出するという展開なのだ(しかも、毎回)。 工夫はあるし、登場人物たちの会話なども気が利いていて楽しいのだが、あまりにもなんだかなあ。 どうしても高くは評価できない。 | ||||
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ほとんど頭の体操なノリの密室脱出劇と、その間にアマンとも密室魔とも無関係に解かれている謎。マジメに読むのがだんだんつらくなってくるのですが、アマンも密室魔も適当に読み流して、事件の謎だけだったら悪くないんであります。 | ||||
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密室を舞台にしたミステリの連作です。はやりの独立した物語、プラス、各作品を結びつける大きな物語が根底にあるという構成です。 し・か・し、なぜか毎回密室に閉じ込められる探偵、誰が?何の目的で?といったことが大きな物語となっているように、個々の作品はかなり導入から謎解きまで万遍なく無理のあるので、その無理さを含めて笑える人でないと、楽しめないかもしれません。 最後に明かされるタイトルの意味はかなりばかばかしいですが、この辺りを楽しめる人とそうでない人に差が出てくると思います。 個人的には楽しめましたが、勧める人を選ぶ作品かもしれません。 | ||||
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