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噂
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噂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全126件 101~120 6/7ページ
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最後の衝撃がすごいと聞いていただけに、そこまでの衝撃は感じなかった。 そのような先入観なしで読んだらもっと楽しめたかもしれない。ただ、他の荻原作品同様、登場人物が個性的で、随所に笑える箇所もあるのであっという間に読めた。 | ||||
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この本が刊行されたあと東京で本の内容のとおりの香水(名前はミリエルじゃないけ)の噂が流れてその商品がバカ売れした話がけっこう前にニュースでやっていてそれで興味を持ち購入しました。 あまり怖い描写などはないので安心して読むことができました 読み終わった後の感想なんですけど本の解説どおり切れ味の鋭い「カミソリ」が最後の最後に仕込んでありました。 今でも一番好きなミステリーです。 | ||||
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ラストは何度も読み返してしまった。 えっ??ということは????? 荻原作品の中でも、これはめちゃめちゃサスペンスです。 でも、ユーモアのテイストもちゃんと忘れずに混ぜてくれてるので、 長時間の通勤電車の立ちっぱなしも苦にならずに読みふけることが出来ました。 人の口コミ情報は、こうやって伝わっていくんだあ。怖い! 荻原浩にどっぷり漬かってしまっている今日この頃、ページをめくるのももどかしく読みまくりですねん! | ||||
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主人公を取り巻くそれぞれの細かな人間像がなかなかおもしろい設定でした。 推理に留まらず、渋谷を舞台にした若者の生態という題材を中心に一気に読み進められました。作中に、何度も出てくる主人公“小暮”とその娘の“菜摘”の会話部分は、 人間ドラマを盛り上げる意図として織り込まれているとばかり思っていましたが、 話題の“最後の1行”で謎が解けます。 謎が解けてしまうと、その後は・・・。人それぞれですね。 | ||||
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無名衣の香水「ミリエル」の販売戦略で流した都市伝説。「ミリエルのローズをつけていると3ヵ月以内に恋がかなう」「女の子をさらって足首を切り落とす、ニューヨークのレイプ魔が渋谷に出没。でも、ミリエルをつけている子は狙われない」商品は大ヒットするが、伝説が現実に。 事件を追う、中年刑事 小暮とコンビを組む女性警部補 名島とのコンビネーションや、高一の娘・菜摘との日常のやり取りが、ストーリーに幅を持たせ、単なるミステリーでは、終わらせません。 | ||||
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都市伝説と猟奇殺人の謎にスリリングに迫ります。 複数の一人称視点(地の文はほぼ客観視点ですが)による多層的なトリック。 叙述トリックで一発ひっくり返すような作品とは、ひと味違います。 何回読み返したくなるかは人それぞれだと思いますが、私は2回でした。 観客にリアリティを感じさせるには遠景から描写すると良い、と平田オリザの本に書いてありましたが、 この『噂』では場面変わる度にいちいち遠景から入るので誰の場面なのか把握しづらく、 章ごとに10行ほど自分で話の腰を折ってるのが惜しいです。 | ||||
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感情移入すると救われないミステリー。エンターテイメントとして読むと面白い。 殺人シーンや犯人の行動描写には戦慄が走り、最初から最後まで一気に読めた。 ただ、あまりに汚い広告代理店の戦略や、犯人の異常な性格が、現実に近くて遠い、もう少し練ってほしかった気がする。 | ||||
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荻原さんの作品とは「神様からひと言」で出会いました。 「神様から〜」はユーモアあふれる作品で、 楽しみながら読ませてもらいました。 そして私が接する初めての荻原ミステリーであるこの作品の売りは、 「衝撃のラスト1行に瞠目!」です。 いったいどんなことかと期待しながら読み進めていきました。 都市伝説と絡んだ事件の展開も、登場人物の描写も見事で、 一気に読んでしまいました。 そして最後に事件が解決して一件落着かと思いきや…。 一瞬何事か気付かなかったのですが、ちょっと考えてみると…。 「おお〜」と思わずうなってしまいました。 確かに「衝撃のラスト一行」でしたね。 ぜひ皆さんも体験してみてください! | ||||
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同じ新潮社の「コールドゲーム」系の作品。個人的にはコールドゲームの方が面白かったが、なになにこちら十分も楽しめた。皆様がご指摘の様に「最後の一行」は確かに驚きですが、その前にレインマンの名前を明かすのが少し早すぎたのが非常に残念。最後をいかす構成上仕方ない様に思うが、逮捕の瞬間まで明かすのを待てばより一層最後が引き立ったのでは--?。あの時点で犯人を明かす事により、大抵の読者に最後が予想できてしまうのではないだろうか?帯に「衝撃のラスト一行に瞠目!」などと入れなかった方が作品をより楽しめた気がする。(そんなコピー無しでも売れたと思うが----)そんなこんなで傑作には違いないが色々と残念でした。 | ||||
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俺個人としては萩原浩作品の中で一番好きです。 とにかく読んでみることをお勧めします。仕事中だろうが彼女(彼氏)とデート中だろうが身動き取れない満員電車ん中だろうがなんだろうが一度読み始めたら続きを読みたくて尿意も減った腹から響く虫の声も眠気すらも忘れてしょうがなくなることを予言します。 ただ、本格ミステリーを希望の方には注意を。社会派ミステリーに楽しみを見出すわけじゃなく、広告代理店のあの手この手とか、意外と楽しめる中年主人公の恋とか、親子の距離みたいなものからラストの一行までを楽しんでもらいたい。 元広告代理店、コピーライターの作家さんはこういった文章構成とかユーモア作品を書くのがうまいんだろうなぁー…奥田英朗さんの作品と読み比べても面白いですよ。二人の見てる方向はたぶんちょっとちがうとこにある気はしますが。 文章の構成のテンポが良くてとにかく読んでて楽しい作品なのでだまされたと思って一度読んでみてください、お勧めです。 噂…社会心理学の専門です、これほどくだらないくせに怖いものもない。特に不安がはびこった時のその力は想像もできない、それだけに大学で卒論にしようと思ったぐらい魅力もあるものです。都市伝説とかはたぶん誰でも知ってるものが何個かあるんじゃないでしょうか。 | ||||
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荻原さんの書く小説は、何を伝えたいのかがちゃんと伝わってくる。 この作品については、なんだか事象しか伝わってこなくて。 ・・・?ん? それを狙っていたのかな? | ||||
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『衝撃のラスト一行に瞠目!』 というオビに従い、ラスト一行までギラギラと神経を尖らせていたのですが・・・。 さすがです。荻原さん。 すぐには理解できなくて呆然としてしまいました。 そうか・・・・そうだったのか・・・・ なんだか読んだ後からグッときます。 | ||||
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人のコミュニケーション、噂の力。 噂の捕らえ方は様々、どんどんと姿を変え獰猛な生物となり、 そして実際に影響力を持ってしまう。 話自体はよく話題になる話。 最後の一行と帯にありましたが、それを忘れて読んでました。 衝撃受けました。読んで面白かったです。 | ||||
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何か面白い本はないかと本屋をぶらついていたら気になる帯を発見!!「衝撃のラスト一行に瞠目!」ラスト一行に何が起こるんだ!?と思いながら心のどっかであまり期待していませんでした。 【どうせ過剰表現だろう・・・】 でも、読むうちに続きが気になり、一気に読み進めました。 そして、とうとうラストまで読みました。 衝撃でした。まさか、ラストにあんなことが・・・ 萩原浩さんの作品は初めて読みましたが、すごく読みやすく、本の中に入り込め面白く最後まで読めました。 友達にも勧めたいと思う一冊です。 | ||||
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「女の子をさらい、足首を切り落とす殺人鬼、レインマン。 でもミリエルの香水をつけていると、さらわれずに済む」 広告企画会社は、香水を売り込むビジネス手法として このような口コミを流したのだが、実際に女子高生がさらわれ、 足首が切断された死体が発見された・・。 主人公の小暮や、小暮とコンビを組むことになる名島をはじめ、 登場人物に魅力がある。また、純粋に読みやすく、 荻原浩さんの作品に多く見られるユーモアも随所にあり、楽しめた。 そして最後の一行。 この一行が含まれた、最後の会話の場面が無くとも、 小説としては充分に楽しめる話にはなっていると思うが、 この最後の部分が作品にもたらした付加価値は、かなり大きい。 | ||||
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一気に読んだ。都市伝説といえば「口裂け女」や「人面犬」などが思い浮かぶが、それを販売戦略に利用しようという企画が持ち上がる。ターゲットは女子高生。しかも渋谷を中心とした流行に敏感な女子高生限定というのがネックだ。 しかし噂通りに殺人事件が起き、世の中を震撼とさせる。果たして犯人は誰?そしてその目的は?最後の一行を読むまではありきたりな結末でちょっとがっかりだったが、不意打ちを喰らった感じ。よくよくページを戻ってみれば、あちこちに伏線が・・。やられた! 仲間とのつながりが濃いようで薄くて、大人を気取っていても中身はまだ子供。そんな女子高生が企業の販売戦略とも知らずに都市伝説に翻弄されていくさまが面白い。同じ年頃の娘を持つ中年刑事と女性刑事のコンビ、このやりとりが読ませる。 | ||||
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本の帯に「最後の一行が!!」などと書いてあるのを見ていたためか、途中でオチが読めてしまいました・・・残念。最初はあまり期待してなかったんだけど、ぐいぐい引き込まれてあっという間に読了しました。面白かった。 若者の生態や、しゃべり方等、よく取材されていると思います。しかも中年の男性が(ごめんなさい)こんなに若者言葉を上手に扱えるとは。 かなり下調べをされたのではないでしょうか。 サスペンスはあまり書かれない方だそうですが、楽しめました。 | ||||
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元本庁勤務,所轄のベテラン刑事・小暮と,本庁勤務の若手女性警部補・名島のコンビが秀逸。小暮が男手ひとつで育てる一人娘・菜摘とのやりとりや,二十代そこそこに見えながら実は五歳の子持ちで,激辛料理大好きという名島のキャラが,物語に色をつける。荻原定番のブットビ会話は,小暮が女子高生に聞き込みするシーンでたっぷり登場。 その一方で,「踊る」にも匹敵する警察組織の内情もしっかり表現。本庁と所轄,指揮官と下働き,捜査班相互間の情報隠しに出し抜け。出世階段を上った先には何があるのか。家庭の事情で不本意ながら出世レースを降りざるを得なかった小暮が,昇進試験に挑もうとする同僚にその意義を問う。 確かに最後の最後は「それってアリ?」という感はありますが,それを抜きにしても十分ミステリとして成立する作品だと思います。 | ||||
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いい意味で、最後に裏切られました。私的にはこういう「オチ」 ありかなーと思いました。「やられたー!」って感じです。 昔から「都市伝説」には興味がありましたが。それをストーリーの 中で上手く使い、盛り上げていく様はさすが。 いっきに読んでしまうストーリー展開でした。 | ||||
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ミステリーとしては、犯人の意外性が少なく少々物足りなさを感じましたが、魅力的な主人公コンビと、先にグイグイ引っ張られる文章で一気に読まされました。 でもやはりこの本の白眉は、ラスト一行の衝撃にあるでしょう! 途中、わずかに感じた違和感がこのラストに実を結び、突然頭をぶん殴られた様な衝撃を受けました。 他の方も書かれている通り後味の悪さが残る結末ですが、それまでの本編に漂うほんわかしたムードが、このラストの恐ろしさを際立たせる為の伏線だとしたら…まさしくやられた!って感じですよ。 ここ最近読んだ本の中で、一番怖い話です。 | ||||
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