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噂
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噂の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.82pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全37件 1~20 1/2ページ
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読み進めていく中で、どうもこいつが怪しいなぁと思っていた人物が、まったくのシロでした(笑)。 警察小説として、実際の捜査や会議の様子などがよくわかり、本格ミステリというよりはサイコサスペンスな感じが強かったです。ラスト1行の衝撃、どんでん返しは良くも悪くも「えーっ・・・」というイヤミス感で、そう来たか、と。探偵役(今作の場合は刑事)が推理を披露してロジックで謎を解き明かすタイプではないので、伏線回収というかその説明がどうしても不十分になってしまい、振り返り・答え合わせがないので、読者によっては「あれは結局なんだったんだろう」とか「あの会話はどういうことだったのだろう」という混乱が生じることもあるのではないかと思います。そこは惜しかったと思います。ただ物語全体のテーマや問題提起は、ネット社会の今現在はこれが書かれた20年以上前の時代よりももっと深刻になっているように思います。 | ||||
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「衝撃のラスト一行」を謳ったミステリーです。 「ラスト一行」と聞くと、大がかりなトリックを使ったどんでん返しのミステリーを連想しがちです。最後まで読んだ後で、もう一度初めから読み直したくなるようなものです。 しかしこの小説はそういうタイプのものではありません。 個人的には「どんでん返し」と言うほどの構成ではないと思います。 ただし「衝撃のラスト一行」の謳い文句から「大どんでん返し」を期待するのでなければ、読みやすいライトミステリーです。 | ||||
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かなり良いこと書いてあったので、作者ファンだから 購入したけど読んでも、なかなか先に進まない、 てことは、おもしろくなかったな | ||||
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どんでん返しのミステリ、などで検索するとよく目にする作品だったので、読んでみた。確かに、広い意味ではどんでん返しなのかもしれないが、ちょっと唐突間、あるいは蛇足感あり。この設定、不要じゃない?なくても、物語は完全に成立する。広告業界の胡散臭い面に触れているんだが、登場事物の造形が、やや掘り下げ不足の感あり。ムリヤリなどんでん返しなどヤメて、大人と女子高生たちのコミュニケーションの壁、とか、広告業界の胡散臭さ、などにフォーカスしたほうが、より面白くなったんじゃないかな。主人公が死別のシングルファザー、その捜査パートナーとなる若い女性警部補も死別のシングルマザー、という設定も、あまり生かされてないような気がする。 | ||||
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衝撃のラスト一行に瞠目!と書かれた帯を見てフラフラ〜…と購入。読み終わりましたが、確かに衝撃はあるものの前情報なしに読んでいたらもっとびっくりしただろうなぁと思います。そう考えると惜しい気もしますね。帯でドカンとハードルが上がってしまいました。でもこの帯がなければこの本は手に取っていなかっただろうし難しい部分ですね。 足首が切り取られた女子高生連続殺人事件が発生。視点はくるくる変わりますが基本的に男やもめの刑事が主人公。猟奇的な匂いのする事件を女刑事と二人で捜査していく…というストーリーです。 タイトルにもある通り本作は噂がテーマになっており、足首を切り取るという手口は女子高生の間から発生した口コミが元となってます。噂の発生源をひたすら辿っていく地道な捜査描写が本作の大半を占めますが、軽快な文章と展開の進め方が上手いのでさほど中だるみはしません。 犯人については予想外ではありましたがそんなに衝撃はなかったかな…。犯人を突き止められる描写が少ないのでぶっちゃけ誰が犯人でも納得できたような気がします。 ラストから衝撃の一文まで持っていく展開は上手いですね。あーーーそういうこと!?ってなりました。最後の一文がウリということがわかっていてもびっくりできます。ただ初見の衝撃が過ぎると後味の悪さが際立つというか、やるせない…。いわゆるメリーバッドエンドに属する締め方だと思います。 帯でハードルが上がったぶんパンチは足りないですが、全体的に優秀なミステリーです。キャラもいいし読んで損はありません。☆3.5。 | ||||
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読後、自分はそのように感じました。 最後のあれは著者の茶目っ気で突っ込んでこの物語の可能性を垣間見せてくれただけであって、 この小説自体は「どんでん返し系」に入らないと思いますよ。 なので、どんでん返し系ミステリを求めて購入を考えてる人はちょっと待って下さい。 この小説はそういうのではなく、サスペンス系だと思ったほうがいいです。 読んでいる間は熱中できたけど、一回読んだら再読する意義を見出せないという点を考えて、 星3つの評価とします。 暇つぶしの読書としては極上ですよ。でも、ずっと大事に本棚に置いておくようなタイプの本では無いですね。 そこが減点ポイント。 | ||||
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商品を売るためのイメージ戦略の一つとして、意図的に噂を広めるというやり方をある広告会社が行った。しかし、その噂通りの殺人事件が起きてしまう。それを追う所轄と警視庁の男女の刑事コンビの恋愛感情を横糸に物語は進んでいく。男性は妻を、女性は夫を亡くしていてそれぞれ子供がいる。事件の犯人探しもだが、この二人がどうなるのかなという興味も魅かれて、面白かった。 | ||||
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「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね、ミリエルをつけてると狙われないんだって」。香水の新ブランドを売り出すため、渋谷でモニターの女子高生がスカウトされた。口コミを利用し、噂を広めるのが狙いだった。販売戦略どおり、噂は都市伝説化し、香水は大ヒットするが、やがて噂は現実となり、足首のない少女の遺体が発見された。衝撃の結末を迎えるサイコ・サスペンス。 | ||||
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ラスト一行というか、ラスト三ページに 「ん?え?おー。。」とはなりました。 刑事もので良くあるキャラ設定。 早々に犯人はそれとなく解りますし、トリックは無いサスペンス劇場という印象です。 ミステリー小説を読むとなると、登場人物の把握に慎重になりながら読むのですが、とにかくパラパラと登場する無駄?な人物が多く、途中で疲れました。 読み終えて更に思ったのは、必要あったのかなーという登場人物達との絡みの場面の描写にページを増やしてる気がしました。 堕胎や、SMや、性癖に関する描写も個人的には嫌悪感。 何がメインテーマなのか、散らかってる感が否めませんが、刑事ものストーリーが好きな方には娯楽として楽しめる小説なのかなと思います。個人的には軽く読むには長ったらしかったです。。 | ||||
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現代は、SNS、インターネットにて、情報は拡散し、真実でない情報、噂も大量に 垂れ流しとなる。情報の取捨選択が求めれれる時代だ。この作品は、その情報(噂) の拡がりとその中に、犯人がいるという設定で、犯人像を追い詰めてゆくのだが、、、。 一番、納得出来ない点は、犯人レインマンが、足フェチという事で事件が成立している が、そうであれば、レインマンの犯行は、香水キャンペーンの以前にもあってよいはず である。その点が、ややご都合主義的かなあ~。 ふたりの死別独身刑事同士に、happyな香りがするラストは、やはり読者の気持ちを 押さえての展開で、上手いと思う。 ラストのブラック的な終わり方も、いかにも、噂的支配であり面白い。 | ||||
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登場人物や会話、設定がステレオタイプですが、洋書の翻訳本や設定が詰め込まれている物、専門知識が詰まっている系のサスペンスから離れてライトな刑事物を読みたい人にはいいと思います。登場人物もいい意味でお約束ですし。 やはり古い本なので時代や世相などが読んでいて気になるタイプの人には向かないですが、そういう世界観の物語として読めれば問題ありません。 また、ストーリー自体にもそれほど期待しない方がいいです。つまらないのではなく古い本なので、今のサスペンスを読んでいる人には物足りなさがあるという意味です。あれ?これだけ?みたいな感じです。 よく言われる最後の1行についてですが、あまりにそこを宣伝しているせいで現代的な視点で期待していると肩透かしになります。 あまりその部分にフォーカスせず、ライトな古き良きサスペンス刑事物をサラッと読みたい人には満足いくと思います。 | ||||
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ほんとに推理小説というのは、読者の好み、というか、評価が分かれるものです。 ここのレビューで、「衝撃の最後の1行」、とかあるが、そんなものは存在しません。 ここに書いてある、レビューを信じた私がバカでした。 最後の1行から読んでも、何の問題もありません。 | ||||
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自分は古い人間なので、今時の女子高生の言葉遣いに馴染めなく、特に前半は読むのがしんどかったのですが、読みやすい文章ではあるので後半にいくにつれどんどん読めるようになってきました。 登場人物も、主人公が実は警察官で、相棒が美人女性警察官で、恋愛に発展しそうで…というお馴染みのおもしろ要素たっぷりなので、またそれかぁと思いつつも、やっぱり面白さが保証されたような安心感がありました。 自分の場合、帯の「衝撃のラスト一行・・・」を見ていなかったので、叙述という先入観なしで読んだのですが、それでも2人怪しい人物がいて、1人はやっぱり犯人。もう一人は・・・。敢えて書きませんが、ミステリ好きには分かり易いと思います。確かに最後の一行は面白かったので、帯を捨てておいてよかったです。 全体的に、登場人物の魅力もあり、緻密な構成が施されたよい作品だったとは思います。 | ||||
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軽いタッチのミステリーです。 女子高生の間で広まった噂が現実となり事件が起きる。 読んでる途中、刑事たちに、早く”噂”に気づけよ!って教えたい衝動にかられます(笑)。 だって若者達はみんな知ってるのに、オジサン達は知らずに血まなこで捜査してるんだもん。 ラスト1行の衝撃!というのが本書の売りですが、まあ、軽くジョブが顎にかすったくらいの衝撃ですかね。 というか、最後のほう、もうちょっと分かりやすくしてほしかったです。 そのほうがインパクト強くなって衝撃度も強くなったんじゃないかと。 | ||||
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黒いコートのレインマンの、登場には、少しだけ、まさかと思ったけど、レインマンに出会うと、足首を切られるという、 物語でした、ラストは、自分的には、少し気持ち悪かった、そこそこの、本だと思います、 結構、読み応えありました、 | ||||
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とても面白かったです。登場人物も個性的で展開も引き込まれるものがありました。 ただ、最後のオチだけは何かとって付けたような感(この作品の売りをドンデン返しにするため)があり、少し残念でした | ||||
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刑事ものの凸凹コンビの組み合わせがなかなかよかった。 ちょっと出来すぎの感があるくらい、どちらも魅力的で欠点がないけれど、だからといって現実離れしているわけでもなく、シンパシーを覚えられる。 でも、構成にはやや不満あり。 帯に「衝撃のラスト一行」と書いちゃうのもどうかと思うよ。 | ||||
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まずまず面白い作品でした。なぜか全体的に漢字の羅列が多く若干読みにくい気はしましたが構成にムダもなく、テンポもよく退屈せずにイッキに読むことができました。 メインストーリーは猟奇的殺人ものの典型のような内容です。ストロベリーナイトとかああいう感じですかね。あるいはハリウッドのサスペンス映画っぽい雰囲気。ボーンコレクターとかそういう感じです。ただ、起こってる事件に対して雰囲気の描写がイマイチかなと。季節感とか空気感とかをもっと書き込んであればもっと不気味で読者をひきつけることができたと思います。 最後の1行たしかにゾクリと来るものがありました。しかし実はあの人の娘さんじゃなくって別の解釈もできるのかな、という気はします。 まずまずおすすめです。 | ||||
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全体的に見れば都市伝説をベースにした良質なサイコホラーとして悪くない ただ最後のオチだけはいただけない どうせああいうネタをやるのなら、全ての犯行において仕掛けを作っておいて、 実は殺人犯と足持ち逃げは別とかで最後にひっくり返すのが最低限のミステリ的な工夫だろう 後出番を散々引っ張っておいて特に本編とは関係ない普通の子だった シンノスケもやや肩透かし感があった | ||||
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テンポ良く一気に読めました。登場人物の背景が作り込まれていておもしろかったけどちょっとクドい気もしました。 犯人像が見えないまま物語が進んでいくのでどうまとめるの?と気になってたら残念ながら取って付けたような犯人。周りに潜む異常な狂気を最後まで隠してたのだろうけど、隠し過ぎて唐突さが気になりました。 ただそれももう一度読み返すと犯人が女性と一緒に生活していたような振る舞い全てが脳内再生によるものだったのかという怖さがありちょっとおもしろかったです。 最後のオチに関しては他の方のレビューを見ると犯人を特定したように捉えていますが私の解釈は違います。 「きもさぶ」を使っていたあのコが犯人だといっているのではなく、噂や口コミの不確かさ、いつの間にか伝わってる不気味さを演出したかったような気がします。 あのコは「きもさぶ」を流行らせようとしていましたがなかなか流行らないと嘆いてました。 しかし最後の殺人の犯人(あのコとはほとんど接点がないであろう)が使うくらいに「きもさぶ」が広まっていた。そこに噂、口コミの不確かさや不気味さがある。そんなふわふわした怖さが残るラストだったように感じます。 ちなみにあのコが殺人犯だと思いたくないという私の願望も含んでいます。もしそうなら後味悪すぎです。 | ||||
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