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噂
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噂の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全129件 81~100 5/7ページ
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| 最近、どんでん返しミステリーにハマっていて 帯の「ラストの1行…」という箇所に引かれた。 書評を見ると、評価もまぁまあの割に賛否両論。 さて、自分はどっちか…。 結果的に、個人的には「否」でした。 何とも言えない、後味の悪さが残ってしまいます。 けれども、公平に物語として見れば 十分に面白く、読んでる最中に噴出しそうになる可笑しみは この作者独特のものなのでしょう。 父娘の会話が凄く楽しく、微笑ましく。 男やもめの刑事の家庭が見えて、サイコミステリーを読んでいる というのを忘れさせてくれるような感じ。 コンビを組んだ名島刑事との、最初の戸惑いが 次第に”チーム”意識が高まって、お互いに認め合うようになる 下りも、わかり易くて読んでいて楽しかった。 ストーリー的には、サイコ野郎が誰なのかなど 全く予想がつかない展開では無かったけれど、やはりこの本は 最後に1行に瞠目すべきことがキーなのだとしたら そういう意味では成功だと思います。 読んでいても、主人公である小暮刑事の姿が目に浮かぶようで、 応援しながら読んでました。 登場人物に、感情移入して読むことが出来るのは やはり魅力があるからだと思います。 こんな風に書ける作者の他の本も、是非読んでみたい。 | ||||
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| この最後の一言によって読後感が変わる典型的な作品。 お約束と言えるのは、最後まで読んで、しかも叙述ミステリー に慣れている人の科白。 それでも、このラストは、「やるせなさ」が漂ってて秀逸。 女子高生の描き方がストレートすぎて、現実感が ないのは仕方ないとしても、真相やそれに至る 過程なども十分及第点だろう。 放置された伏線もなく、イイ感じが最後でひっくり返される のがお好みな方にはご満足いただけるはず。 グロ表現も、「ハサミ」「殺戮」よりはマイルドだし。 どんでん返しを気軽に楽しめる入門書ですよ。 | ||||
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| 新ブランドの香水のプロモーションとして意図的に流された口コミによる不吉な噂。 プロモーション会社によって作られたその噂をまさになぞるかのような猟奇殺人が 東京都内で発生した。妻に先立たれた巡査部長の小暮は、警視庁から出向して き女性警部補の名島とのデコボココンビで捜査に乗り出すのだったが・・・。 本作は、実在するマーケティング手法のworld of mouth、口コミを題材にしたミステ リーだ。いったい誰から、そしてどこから流れ始めたかわからないのが噂というもの の不気味さだが、この小説はそれをうまく作品として表出している。 帯にもあり、また多くの評者が書いているとおり、本作は最後の一行まで気が抜け ない。いや、最後の一行によって今まで読んできた状況が、信じてきた景色が、いっ きに不気味な様相を呈するそれに代わるという仕組みになっている。 そのように、本作は映画でいうとM・ナイトシャマランの作品群に通ずるところがある。 がしかし、その最後の大どんでん返しが「活きる」のも、それまでに構築してきた物語 が豊穣であったからこそ。解説にて茶木則雄も書いているが、仕事に追われながらも 一人娘のことを思ってやまない小暮や、おっさん読者の心をズキュンと射抜くことうけ あいの名島といった魅力的な人物描写によって、500ページ近くあろうと読者のペー ジをめくるスピードを増進させることは間違いない。けして、単なるシャマラン的「終わり よければ」の作品ではないのだ。 そのラストにびくついてもらうために、思わずすすめたくなる一冊だ。 | ||||
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| 新製品ミリエルを売り出すためには、企画会社がある噂を流す。その噂は、「レインマンが出没して、女のコの足首を切っちゃうんだ。でもね。ミリエルをつけてると狙われないんだって」というものだ。やがて、その噂が現実に起こる。その事件を小暮と名島のコンビが解決する。 ホラーミステリーみたいなものかなと思います。事件自体の犯人はそんなに難しくないかなと思う。事件自体は解決してほっとするかと思ったら、最後の一行は衝撃的でしたね。すぐにどういうことか理解できずに、もう一度周辺を読み直してこういうことかと合点した。小暮と名島のコンビの苦労が報われないのではないかという感じだ。 | ||||
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| フィクションだけれど、口コミの影響力の大きさを改めて感じる。 友達からの情報が最先端だと感じる人。 口コミが広がるスピードは速いわけではないけれど、 ティッピングポイントを超えたら誰も止められない。 この影響力は無視できない。 話がずれましたが、ラスト一行はホントに瞠目です。 | ||||
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| 噂をテーマにした本格サスペンス。 舞台は2000年初頭の渋谷。 作中では最先端の流行の発信地ではあるが、今見ると・・・ちょっと懐かしい感じ。 派手なギャルJKが頻繁に登場し、堅物刑事の捜査に協力したりします。 そこが意外なほどテンポがよく、読者を惹きつけます。 一見、両極端な両者の間に立ち、バランスを取る相棒の女警部。 とにかく登場人物の描写が心地よいのです。 「ラスト一行」は確かに驚きますが、全体として良く出来た面白い小説です。 | ||||
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| 明日の記憶の作者の作品だということで興味を持って読んだ。ミステリーまたはサスペンスものというジャンルになるのだろうか。文庫本としては分厚い部類だが、一気に読んでしまった。最後の最後で犯人がわかるのだが、予想外だった。最初に出てくる話の導入のためだけの人物だと思っていた広告マンが真犯人とは! しかし、最後の一行で新たな犯人として刑事の娘を匂わせて終わるのは余りに飛躍しすぎだし、白けさせると思った。犯人の意外性だけで十分だったのではないだろうか。父子家庭で、自分の父親である刑事が担当する事件の犯人になるような行動を娘がするとは思えない。 | ||||
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| オビにある「衝撃のラスト1行」のコピーは伊達じゃない! 凍りつくような切れ味の4文字。 恐ろしく静かなどんでん返しです。 ミステリーの醍醐味は「意外性」。 いかに読者の予想を裏切るかがポイントだと思うのですが、 この作品はそれがあまりに唐突に、静かに訪れます。 ある香水の販促戦略をまかされた代理店。 口コミを使ったその戦略は、ある都市伝説を生み出します。 「レインマンが足を切る」 そして、その通りの死体が発見されてしまうのです。 女子高生の遺体からは足首が切り取られてしまっておりました。 事件を担当する、今は所轄の刑事小暮さん。 若き女性警部補、名島さんとの異色コンビに当初はギクシャク。 この動機にも手口にも形のない犯罪の糸口をたぐりよせます。 それは「噂」。あまりにも不確実な情報に遠回りを重ねるも、 しっかりと解決への道を歩んでいく二人。 ここで小暮・名島の距離が「ぐぐっ」と近づいていくのがポイントです。 3つ目の死体(実は1番最初の死体)に残されたペディキュアの不明点から事件は解決に急加速! 後味の悪い犯人逮捕、解決となります。 その後、名島親子と小暮の未来の見えそうな食事風景。 素朴で暖かなその終わりが、最後の一行で「ガン!」っと冷え込みます。 瞬間的に自分が薄氷になって割れてしまうかのような衝撃度。 あまりにも唐突で、静か過ぎるこのインパクト。 読後の衝撃度は、人生でトップ3に入ります! すごすぎる作者の天才的な作品。 傑作です! | ||||
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| ラスト1行を読んで驚愕し、しばらく呆然とした後、 もう一度最初から読み返してみましょう。 この作品がいかに恐ろしいかがよくわかります。 | ||||
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| これはなかなか怖い話でした。 サイコサスペンスであり、また結構残酷な犯罪シーンにも出くわすのですが、それ以上に「怖い」と思ったのは、人のいい加減な噂、と言うモノ。 特に、いいことは余り広がらないけど、悪いこと、怖いこと、怪しいこと、に限って人の口から口の伝搬し、また話が拡大する様子は実に怖い。 自分という人間に対しても、きっといい話ではなく、悪い話が尾ひれがついているかと思うと、いやぁ、怖い怖い。 おまけに、それが意図的にやられては、たまったもんではありません。 話は意外な展開を見せ、予想外の犯人が出現し、いやいや、推理モノ、サスペンスとしても、なかなか読ませる小説でした。 ただ、生来がちょっと怖がり、それもサイコこわ、ですので、☆一個減じさせてもらいました。 | ||||
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| 本書は色々な要素を取り入れた作品でとても面白く読む事ができた。主人公である刑事と似たような境遇にある相棒の女性刑事とのコンビを楽しめて、また現代の若者の背景をよく取り入れていて面白い。また、2段階にも3段階にもトリッキーなからくりが施されていて、帯にあるように最後の一行には圧巻の一言に尽きる。オススメの作品です。 | ||||
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| 「衝撃のラスト一行に瞠目!」がウリのこの作品。 私にとっては初の荻原さんのミステリーでした。 お馴染みのユーモア小説とは一変し、 荻原さんってこういうのも書けるんだ〜とちょっと意外な感じも。 しかしやっぱり"読ませる力"はどのジャンルにも不変。 ちょっと不気味で恐怖を感じる犯罪が次々と起こりますが、 登場人物のキャラや会話が相変わらず楽しいので、 読みながら暗い気持ちに押しつぶされることはありませんでした。 あくまで"荻原流"ですね。 言い換えればミステリーとしての読み応えとか、深さとか、 そういうのを期待して読むと外れてしまうかもしれません。 トリックや推理を重視した本格ものではなく、サイコ・サスペンス。 が、決して内容が軽いとか薄いとかいうわけではなく、 「噂」(都市伝説)の怖さ、現代の親子のコミュニケーションの薄さなど、 随所で訴えられている社会問題の数々が、犯人の異常心理同様に興味を引きました。 | ||||
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| 娘を心配する時の焦りがしっかり伝わってきます。 犯人も意外な人物だったし、話も結末には目を見張るものがありました。 | ||||
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| 読み手を引き込ませるテクニックが素晴らしいです。普段あまり小説を読まない私ですが、通学時間だけで一気に読むことができました。登場人物の人物像、やりとりの巧妙さ、作品全体のテンポ、ストーリー、どれをとっても素晴らしいのですが、そのすべてを最後の一行で打ち壊しています。最後の一行がなくても完成された素晴らしい作品になることを荻原さんは分かっていた、その上で最後の一行を加え作品を打ち壊し、読み手にモヤッとした気持ちを与えることを楽しんでいるような気がしてなりません。ある種、芸術ですね。 | ||||
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| 僕が買った本には、「衝撃のラスト1行に瞠目!」という帯はなかったので、最後読み終えたときは、なぜか笑ってしまうほど、驚きました。 今考えると、僕の中では、犯人の意外性よりラスト1行の意外性のほうが勝ってしまったような感じがします。 作品としても、読みやすく、コンビを組んだ2人の刑事の存在感も十分あったし、父子家庭の親子関係も描かれていて、単純に面白かったと思います。 一読の価値は、ある!! と思います。 | ||||
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| 香水を広めるための噂話が連続殺人事件に発展。事件の手がかりや被害者の共通点を見つけられない中、唯一の共通点として被害者が同じ香水を使用していたことを足がかりに、渋谷周辺の噂好きの高校生たちの協力の元、事件解決の糸口を見つけ出していくという、とても手の込んだ作品だった。また、頼りない警部補の名島と、巡査部長で迫力のある小暮、やもめ同士の息のあったコンビネーションも読んでいて和んだ。最後の一行に注目ということだったが、最初は気付かずあっさり読み飛ばしてしまった。ただ、読み直してみると、最後の殺人には1つの真実が隠されていたことに気付き、最後まで楽しませてくれる作品だった。 | ||||
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| 『衝撃のラスト一行に瞠目!』というオビは然りでした。 あの一行が無くとも、十分楽しめますが… あれが、あるか無いかでは、物語の重みが違います。 | ||||
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| 噂、つまり、風評をテーマにしたミステリー。 展開が大変面白く、まる一日ぶっ通しで読み上げた。 作品のポイントは二つあり、噂というものの質と、犯人の推理だ。 この二つの比重が五分五分という印象で、読者側としても、得をした感覚だ。 真犯人の推理に関しては、かなり迷走させられ、加えて、ラストで、もう一展開ある。 それにしても、風評とは、こんなものだとも思うが、これを専門に扱う会社があるというのが傑作。 風評を、マーケティングの武器にするのは、有効な手段であるが、倫理的には感心しないという、印象を持つ。 著者はミステリー作家ではないが、こんな人間味あふれるミステリーは、味がある。 休日一日全部を費やして、読み切って、微塵の後悔も無い。 | ||||
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| 香水の新ブランドを売り出すために、渋谷の女子高生の口コミを利用して、ある噂をひろめる。 その噂が現実になってしまい…衝撃の1行で結ばれるのが本書である。 主人公コンビ(この場合はチームか)やその娘の広大な交友関係。事件の根幹に関わる企画会社の社長と黒子。女性の視点や一昔前(?)の渋谷。 少し分厚いが、読むのに難儀することはないだろう。 ほかのレビューにも書かれているが、最後の1行はなんともいえない読後感をもたらす。が読み返すとなるほど道理がつく。 女子高生は髪の色でがらりと変わるものだ。 | ||||
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| 初めての荻原さんである。 まあたいした思慮もなく適当に時間つぶしのつもりで買った本だ。「噂」。 こんなことを言ってしまってはなんだが、まー売れなさそうなタイトルをつけたものだ。 こんなことでは、巷のケータイ小説のタイトルになっていても、あながち不自然ではない。 という気持ちで読み始めた「噂」。 はじめは荻原さんの軽妙な軽口に少し違和感を覚えつつも、とある刑事がある事件を追う形で展開される。 『ニューヨークからレインマンという殺人鬼がやってきて、若い女性の足首を切って持っていくらしい。 しかし、ミリエルの香水をつけていればねらってこない。』というのが噂なのである。 たしかにこの事件の中心的な役割を担っているのだが、しかしこれだけではないのだ。 練りに練ったという感じのプロットでは、この噂はほんとうに序盤に登場し、以降読者および刑事を惑わすものとして存在する。 つまり、この「噂」がカギになっているのではなく、この「噂」を知ってはじめてこの小説を読むことができる、ということだ。 そこがなんとはなしにナゾを深めている気がする。 読後感はなかなかのもので、個人的にはかなり推すところなのだが、とある人のレビューを見ると刑事モノとして不完全な点が多いとの指摘があった。 たしかによく考えると不自然な点が多い。 しかし、そういうのを差し引くとなかなかリアルではないか。 | ||||
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