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人間の顔は食べづらい
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人間の顔は食べづらいの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.19pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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タイトル以上に内容のグロさ…があると思っていた。 けどそれ以上にミステリーに特化した作品だったので思った以上に楽しめた。 クローンの培養や食人・首切りが許されたモラルの変容してしまった世界で起こる奇怪な事件の裏には壮大な展望が隠されていました。 すべてがムダのない伏線になっていて、それらがひとつずつ丁寧に回収されていくのは気持ちがいい。 しかし、目ん玉が飛び出したり、首をノコギリで切り落としたりと、 この世界で起こる日常が現実とはマッチングしていなくて気持ちが悪い。 だけどそういうのありきでこの推理が成り立っているという点はすごいと思います。 | ||||
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奇抜な設定とデビュー作故の文章の荒さに不安を覚えましたが、それは杞憂でした。 深まる謎に推理に続く推理、まさかの偽の手掛り登場に夢中となり一気読みしてしまいました。 中盤から本作の特殊な設定が推理のための設定となっているがバレバレで興が削がれましたが、作者の次回作が楽しみなので星を一つ余分に進呈します。 最後に横溝正史ミステリ大賞を受賞できなかったのは、主要登場人物が軒並みアウトレイジでインモラルな人物に設定されているせいだと思います。このせいもあって感情移入がしにくく、読み手を選ぶ気がします。 | ||||
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設定は、オリジナリティーたっぷり。と思いきや、エラリー・クイーン張りの推理が、展開されると、推理のための設定だったことがわかり、既視感。要するに、今までの新本格と変わらず。グロさが過激になっただけ。かなり頭のよい作者なのだろう、一生懸命、緻密に書いているが、これも、悪い意味で新本格。「そんなに頑張るなよ、読者はそんな細かいところ、どうでもいいんだよ」って感じ。でも、236ページ当たりの推理は、クイーン的に良かった。 | ||||
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読者を引っかけるためにだけ、無茶な設定を積み重ねたみたいな印象。 あらすじからしてホラー・ダークファンタジーよりかなと思えば、まるでそんなことは無くただのつまらないミステリー。 思えばあらすじからして疑うべきだった。我々は豚肉・牛肉を食べるが、豚や牛の首なし死体を購入するか? その他にもつっこみどころ満載。星なんか付けたくないけどそうしないと送信できない。金と時間を返せ。 | ||||
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有栖川、道尾、両選考委員に絶賛されながらなぜ次点となったのか。 読めばわかるぞ、こんなの受賞したら、来年から応募作全体がとんでもないことになる。 でもなぜ、出版されたのか。 読めばわかるぞ、もうありきたりの本格ミステリじゃ満足しない変態読者への角川からのプレゼント。 | ||||
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登場人物が個性的すぎるので、感情移入できないし途中でよく分からなくなった。 舞台設定が十分インパクトありすぎるので、 主人公を普通に一人の視点で展開した方がスッキリしたのかも。 意外性は多かったけど、途中の過激な性表現も含めて なんか肌に合わない感じだった あと、小説なのに(見取り図参照)って表記は無いと思う…というか、はじめて見た…… 読者に想像をさせるのが小説なのに見取り図参照って何?何の学術書だよ?! この値段で出版するなら、それだけの表現力はあって欲しかった | ||||
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個人的には今年一番面白かった。 SFホラーかと思ったがオビで道尾氏、有栖川氏のコメントがあるから本格ミステリだろうと期待して購入。 ヒトの成人クローンを短期間に作れる技術・工場があり反対派の市民団体もいるが、それ以外は現代の日本と同じような設定。 デビュー作特有の荒さもあるがすんなりと一気読み出来た、ストーリーも尻上がりに加速していきスケールも広がり推理の乱れうちも楽しかった。今後の活躍が期待できそう。 ☆を二つ減らした理由は読後に感じた不満。 未来の日本でなく描かれてるのはどー考えてもコテコテの現代日本だろうに(作品では20××年ですが)ヒトクーロンの製造は技術的に無理でしょう。導入するにしても倫理的責任等で日本にそんな決断できる政治家はいない。国民性でも無理。…が頭に最後まであった。 また記述が複数の登場人物の視点に分かれて構成されており話の展開的にも感情移入が出来なかった。主人公が誰かを見失う。あとはタイトルはこれで良かったか…などなど。 しかしストーリーや展開の面白さ、読みやすい文章、個性的な登場人物はすごく楽しめました。秋の夜長に一気読みでした。 | ||||
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