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ピルグリム
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ピルグリムの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 21~40 2/5ページ
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第1巻はなんだろう 最後の章から第2巻を読んで状況が イメージ」され3巻を今読んでいます | ||||
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9.11テロによるWTC破壊直後、マンハッタンで惨殺事件が起きる。この事件を追う黒人刑事ブラッドリーと「私」。そして、時間は遡るが、サウジアラビアで愛する父を 公開処刑で失う失意の少年が目指したもの。その少年がやがて全世界を恐怖のどん底に陥れることになるテロリスト「サラセン」になり、それを諜報員である 「私」が追うことになる。著者のテリー・ヘイズは元々映画などの脚本を手がけただけに、一流のエンターテインメントとして読者をどんどん引きずり込む。スケールも 大きく、展開も早い。著者は英国人らしいが、明らかに米国で映画化されることを意識してこの作品を書いたのであろうと思わせる。事実映画化権を 取った会社があるとのこと。ただ、文末訳者による解説にあるように、著者はこの作品(文庫で3巻ゆえ1200ページの大作)を完結させてはいない。 キーキャラクターの女性イングリッドは最後まで逃亡しているし、「私」も文字通りのピルグリムのように、ヨットで海に出るところは新たなストーリーが待ち受けているかの ごとく示唆的だ。作品のデーテイルにおいて、インテリジェンスを感じる構成と仕掛けを入れているが、主人公があまりにも007的な活躍をする場面も多く、 そこら辺はもっと抑えてくれる方が作品としての重厚感はあったように思うのは、ちょっと言い過ぎかな。 | ||||
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非の打ちどころがありませんでした。理屈抜きに大傑作です! 勧善懲悪の大団円。サラセンとの対決はハラハラしっぱなしでしたが危機を脱します。 ラストは、頭脳明晰な女性犯罪者の逃亡と、ピルグリムの放浪の旅の始まりが 次回作の伏線となるのでしょうね。 全米を救ったピルグリム、新たな諜報界のヒーローの誕生です。 斜に構えたスタンスが憎たらしいほど颯爽としていて格好がいいじゃないですか。 こりゃあ、今年読んだ傑作の「火星の人」を凌ぐ大傑作です。 解説によるとピルグリム3作は、第1部とのこと。 第2部、第3部をやがて読むことができると思うとワクワクしてたまりませんね。 そして朗報なのか?映画化が決まっているようなのですが、監督は「マシュー・ボーン」だそうです(-_-;) スナッチ、ロック・ストック、キックアスの監督がなんでだ!( ̄ヘ ̄)/ と言わずにいられません。 どう考えてもマイケル・マンしかいないだろ!( ̄  ̄メ)/ という私の考えは少数派かもしれませんね。 で、ピルグリムは誰やんの?( ̄ー ̄;) ということなんですが、私はユアン・マクレガーを一押しです! 間違っても、T・クルーズ、M・デイモン、B・ピット、J・クルーニーとか止めてほしいですねえ。 ところで、こういう大傑作を読んでしまうと、後に何読んでも面白くなくなってしまうんですね(-_-;) 枕元には「深夜プラス」「高い砦」「解錠師」「鷲は舞い降りた」「ファントム」が鎮座している。 はあ、次は何から読もうかな? | ||||
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忌み嫌う諜報世界に引き戻された「わたし」は、ついに「ピルグリム」に変身します。 そして「サラセン」と対峙する運命を辿りはじめる。ゆっくりゆっくりと。 米国史上最高の諜報員として活躍した「わたし」は、決して完全無欠ではありません。 あくまで頭脳派であって武闘派ではないのです。 かといって戦闘訓練を受けていない訳でもないのですが。 それは「サラセン」も同じで、ミスを犯し窮地に陥ったりします。 その過程が、とてもリアルでいいのですね。 ド派手な戦闘もなくスリルと危機がバランス良くお話が進みます。 やはりT・ヘイズさんは、肝をしっかりと押さえています。 時間軸も決して急に展開させず、慌てずじっくりと推理を進めていく。 荒唐無稽な原因や根拠や目的、そういった演出もなく、かといって凡庸でもない。 このバランスってとても重要な要素だと思います。 2作目にして、ようやく点と点が繋がりはじめます。 そして線となりやがて、読者を唸らせるおおきな絵が出来上がるのでしょうね。 期待大です。 | ||||
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今更ながらに手に取った本書。 2日間で一気読みでした。 背景、登場人物、事件、スピード感、サイドストーリー、台詞、文章 etc 全てが巧いんです。 無駄が全くなく読者の興味をくすぐるのです。 お話にどんどん引き込まれて時間を忘れ、寝るのが勿体ない。 気が付けば東の空が白み始めた。 ぐ、ぐぬぬ( ̄ヘ ̄;)/ テリー・ヘイズさん!あなた相当な達人ですぞ! 諜報謀略のハードボイルド調の本書は久々の骨太の大作。 ★5個では足りません。 | ||||
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久しぶりのオーソドックスなエンタテイメント。とにかく飽きさせる事無くおもしろい。僕は社会派国際政治系サスペンスはフレデリック・フォーサイスさん位しか読んだ事がなかったのだが、信頼できる友人の紹介でこの作品にも手を出した。始めは全三巻で「重たいかな~?」という印象をうけていたがそれはあっさり裏切られた。 だが、残念ながら難点もある。処女作のせいかどうも完成度がこなれていないところがある。台詞内に繰り返される改行。特にその為に小説の完成度として全体がパッチワークを綺麗に編み上げたような形をなしておらず、ごつごつした印象を受けた。だが、著者のテリー・ヘイズさんはもう60歳になっているというのにこれが処女作なのだから、そのような欠点は次回作、その後と改善されていくだろう。何事も経験だ。それとともに作品全体の展開が大きすぎ、どこがどう繋がっていくのかが今一つ判別しにくい所があった。だが、それは僕の頭が悪いせいだろう。 色々書いてしまったが幸運な読書であったし著者の次回作にも期待したい印象を受けた。 | ||||
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読み終わるのが寂しく感じるストーリーでした。 続編が待ち遠しい! | ||||
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回想録的に書かれているので、臨場感にやや欠けるが、プロットは面白いと思う。 | ||||
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はまってます!はやく3を買おう!素晴らしい展開が想像を掻き立てますよ! | ||||
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1.一人称の語り口に若干ムリがある 2.名前あるじゃん 3.結局、子供で断念? 4.NYとトルコの事件、本線と関係なくない? 5.うっかりが多過ぎる凄腕諜報員 とちょっとケチつけてしまいます。 映画か連続ドラマにしたら絶対面白い…というか意識してるでしょ。 残虐描写が気になるけど。 | ||||
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3巻までノンストップで読んでしまった。 ただ、NYとボルドムの事件はなくして、 テロ事件だけにして2巻くらいに収めたほうが好みかも。 | ||||
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自分にとって初めての作家だが素直に面白かった。 構成に雑なところがあるが、骨太だから細かいことが気にならない。 襟首を掴まれて引きずられるがごとく、最後まで読まされてしまった。 何より発想が面白いし、突っ込みどころ満載だとしても、何だか本当にありそうと思わせるところが凄い! 筋とは関係ないが、この本は主人公の一人称で語られているにもかかわらず、主人公が知りえない犯人の過去や現在を、まるで見たかのように語っていくという、まことに手のこんだ手法を使っているところに妙に感心した。 ただ、その手法がこの本に古臭さを与えている。 まあ骨太だからあまり気にならないか。 | ||||
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1巻を図書館で借りて、2巻以降が返却待ちですぐ借りられなくてキンドル版を購入。 自分にとって初めての作家だが素直に面白かった。 構成に雑なところがあるが、骨太だから細かいことが気にならない。 襟首を掴まれて引きずられるがごとく、最後まで読まされてしまった。 何より発想が面白いし、突っ込みどころ満載だとしても、何だか本当にありそうと思わせるところが凄い! 筋とは関係ないが、この本は主人公の一人称で語られているにもかかわらず、主人公が知りえない犯人の過去や現在を、まるで見たかのように語っていくという、まことに手のこんだ手法を使っているところに妙に感心した。 ただ、その手法がこの本に古臭さを与えている。まあ骨太だからあまり気にはならないか。 | ||||
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話の内容が面白いです。 読み終わってから知りましたが、作者はマッドマックス2の脚本家です。 マックスの人物造形とピルグリム主人公の人物造形には共通点があります。 人生を生き抜くための強さを持ち続けようとする姿勢に共通点があります。 私はこの本を読んで、自分の生き方について考え直すきっかけを得ました。 読む価値のある娯楽作品です。 | ||||
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昨年後半に出版されたミステリーの中で好評だったのがこの小説全3巻。 満を持して、期待をして読んだのだが、評価は厳しくせざるを得ない内容…。 「アメリカの諜報組織に属する十万人以上の諜報員を日夜監視する極秘機関。 この機関に採用された私…」が主人公である。 当然ながら、エリートを取り締まる、超エリートである。 それなのに! 自他とも認める超エリートなのに! なんでこんなにミスが多いのだ! 基本的に観察力が不足しているし、情報を得ていながらそれを活かせない乏しい分析能力、そして自分の感情を表に出してしまう体たらく…。 これでは、本来であればあっと言う間に本人が抹殺されているはず。合衆国のみならず、人類に対する最大のテロ行為を防ぐために、ただ一人派遣された超エリートにしては余りにお粗末である。 それに最後の場面で、主人公が拷問を受ける必然性が良くわからない。 悪役の大事な人を人質に取っているのだから、わざわざ拷問を受ける必要がない。 それにテロが成功すれば、その人質も亡くなる可能性が高いのに、人質を助けるために全てを吐いてしまうとは…。 超エリート諜報員の話を読みたいのであれば、「暗殺者グレイマン」シリーズ4作を読むべし。 超エリート諜報員とはかくあるべきである。 | ||||
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物語が進むにつれて点と線が繋がり、全体像が 見えてくるのだが、かなり強引な伏線の拾い方で そこまで繋げるのか!と突っ込みたくなる。 エンターテインメントなので、楽しく読めればそれで いいのだが、あまりにもご都合主義的な展開で途 中からだれるだれる。 最後の展開もありえないくらい両者共にカッコ悪い。 映画化されるそうだが、途中、バッサリ切られるだろ うなあ。 | ||||
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卓越したストーリー、的確な情景描写で、一巻を一気に読んでしまった。しかし続編を読む気にはならなかった。「こいつがどんな運命をたどろうと知ったこっちゃ無い」そんな感想が一巻を読み終えて浮かんできたから。つまり主人公に全く感情移入できなかったのだ。しかし、これはあくまで個人的な感想。本作の作品レベルなら、続編も期待を裏切らないできだろうと思う。 | ||||
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ご都合主義とはひと味違う、手に汗握る展開。途中で意味のなさそうな振り返りがあるが、絶対に必要な布石だったりする。 | ||||
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久々に面白かったです。 広義の宗教、各々の民族間の戦いをテーマに狭義の人間関係、親子・友人・兄弟等(出会いに少し無理はあるが)を交差させて 読者を飽きさせない工夫をしてます。3シリーズ一気に読みました。 | ||||
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久々に面白かったです。 広義の宗教、各々の民族間の戦いをテーマに狭義の人間関係、親子・友人・兄弟等(出会いに少し無理はあるが)を交差させて 読者を飽きさせない工夫をしてます。3シリーズ一気に読みました。 | ||||
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